カウントシープ
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浜松のお土産といえば、夜のお菓子うなぎパイ。
子供の頃に、浜松に転勤したおじさんが、ひょっこりこの御菓子を持って現れた。この人は母の兄で、母と顔が似ているので、すぐに身内だと解る風貌の人だったけれど、物静かであまり喋らないので、どんな人なのかさっぱり解らない。
ともかく、みんなで頂いたうなぎパイを食べたが、この御菓子、誰でもきっと思うことは、どこらへんがうなぎなのか?(ただの甘い御菓子に思える)ということと、どうして夜の御菓子なのか?ということ。
うなぎに関していうならば、うなぎの粉?みたいなものが入っているとパッケージには書いてあるし、見た目もうなぎの蒲焼風。うなぎパイを作った会社のHPに飛ぶとその誕生秘話が載っているが、子供心にはこの夜の御菓子というキャッチフレーズは気になったらしい。 親が昼間に食べようとしたとき、「夜じゃなきゃ駄目だよ」って言ったらいいのいいのと却下された。ボクは納得いかなかったので、じゃあ「夜の〜」なんて書くなよと思いながら食べた。
今じゃ、このうなぎパイもどきが全国各地にあって、当方では似たようなビジュアルと味で「きしめんパイ」なるものが売られている。きっと、きしめんの粉が入っているんじゃないかなと思うけれど、最初に出会ったのがうなぎパイだから、どうもその他はみんな「うなぎパイもどき」に見えてしまう。 うなぎパイだって、言ったらうなぎもどきみたいなものだけれどね。
ロビン
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