カウントシープ
index|past|will
| 2005年06月22日(水) |
お人形遊び ユノア・クルス3 |
続いてシストさん。
どちらが好みかといわれたら少年っぽいシストだけれど、思い切ってルシスも迎えておいてよかった。二人一緒ならべると凄く雰囲気がでる。
人形って、人間じゃないから人形なんだけれど、顔があって目があって、口もあって、人の形をしていると、もうそこには意思が存在しているような錯覚を覚える。きっと、ボクの中にある部分の何かがそこに流れ込んでいて、自分を反映しているのだろうけれど、まるで別人格として存在しているようで不思議。ちょっと狂うと危ない世界に行ってしまいそうだ。
映画「イノセンス」の中に出てくる少女人形は、凄く怖かったけれど、あれはもう意思を持って動き出しているから怖いんだよね。人形が動かないで、されるがままの存在だから、安心して人間は付き合っているのであって、意思を持ったらもう人形のコンセプトから外れてしまう。
じゃあ、なんで人形に魂があるって感じるかって?それは、人形の前にいる人間が、多少なりとも分裂しているからじゃないかな。人は、人形的存在(※人形とは限らないよ)を全部取り上げられたら、まとまりが付かなくなって自我崩壊に向かっていくものね。
ロビン
|