カウントシープ
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2005年07月01日(金) 春夏秋冬

梅雨が本格的に来ないまま7月を迎えたせいか、まだ夏の気持ちにはなれず、どちらかというと春の延長のように感じる。何時までが春で、何時からが夏なのか?
5月の薔薇が咲き乱れる頃を初夏というのかしら?と思っていたが、広辞苑で調べてみたら、初夏は太陰暦の4月に相当するらしい。太陰暦は一ヶ月を29ないし30日として、一年を12ヶ月としたものらしいから、太陽暦とそんなに大きな違いはなさそう。ということは、時差はそんなにないと考えて、

4月が初夏なら、ボクの中の春夏秋冬とは大分違う。

ボクの中では
春=3・4・5月
夏=6・7・8月
秋=9・10・11月
冬=12・1・2月
という具合に暦は捕らえられていて、5月に暑い日があっても、6月には寒さが戻ってきて、雨が上がると蝉が鳴くはずなのだ。

そういえば、ボクは一年のうちで一番12月が寒いと思い込んでいて、実は2月が一番冷えると知ったとき驚いたのだけれど、これは12という区切りのいい数字が一番極にあると思い込んでいたためだろう。その法則ならば一番暑い月は6月でなくてはならないし、一番暑い8月の極はやはり2月なのだ。

この法則の面白いところは、季節が大体均等に配分されている日本ならではの考えであって、例えば相方の沖縄では季節は全然違う。
沖縄では桜は1月に咲く。だから、入学式のシーズンのCMの背景に桜が入るのがどうしてか、ずっと解らなかったという。同じように山の上の桜は5月を過ぎるのだ。森山直太郎氏の歌みたいに、新年度と桜とは強く結びついたイメージだけれど、
別のときに咲いていたなら、桜にどんな意味を感じ取るのだろうか。


ロビン