カウントシープ
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夢こそは真実だ。 夢は、ボク達が体験している世界をありのままに映し出す、 そのものだ。 夢はデタラメだという。違うのだ。夢がデタラメなのじゃなくて、世界は本当はもっとデタラメのものでできているにすぎないのだ。
世界の謎を解いて、単純明快にできたらと、アルバート少年は世界の法則を追い求めたけれど、世界は物質的な触れることのできる世界だけでは無かった。
目の前にヒトツの何かがあるならば、それと同様にヒトツの得たいの知れないものがあるのだ。闇に光を照らしても、その背後に同等の闇が生まれることを意味するのだ。
光を追い求めた先にあるものは何なのだろう。それ事態が無駄な足掻きだとしても、人の知りたいという気持ちに蓋はできない。あるものをなくしてしまうことなど出来ないし、ないことにしてしまうことでできた歪みに捕らわれるだけなのだから、
知りたい気持ちと得られないもどかしさと、未知への恐れを抱いたまま、生き続けていけたらと望む。
ロビン
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