カウントシープ
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| 2005年07月31日(日) |
お人形遊び ユノア・クルス10 |
荒木氏の面白い発想は、人形の顔を取り替えて表情をつけたことだ。
それは彼がもともとフィギィアの世界にいたこともあるだろうし、彼のとことんリアリティを追及する姿勢には、あくまでファンタジーとして扱う人形の世界を超えた、人形と人との交流のようなものを感じる。 アクションフィギィアと呼ばれる、パーツを取り替えて別のシルエットを作り出す仕組みは、合体ロボットを思い出させるし、そういうパズル的感覚、仕込まれた遊び感覚は男子ならではの発想だろう。彼はそれをお人形に転化させてみたのだ。
黙って立っていても、人形には表情があるといえばある。それは、例えば「心なしか寂しそうだ」とか「少し喜んでいるようだ」といった、此方の感情の移し鏡のような表情だ。 実際ボクも、自分の人形が時々感情を纏ったような顔をして、どうしたらいいのか困ってしまうことだってある。何せ人形は口を利けないので、どうして欲しいのかはこちらから汲み取るしかない。
いっそのこと、顔ごと取り替えてしまえという発想は、そこからは随分離れてしまい、別の遊びに発展していきそうだが、これはこれで面白い。 フィギィアの世界は、もともとあるシーンを立体的に再現するところから始まったみたいだから、もとの絵が笑顔ならば笑顔に、驚いている顔なら驚いている顔に、そうして色々な表情を作っている人にとって、いつもあまり表情がなく佇んでいる“お人形”に手を加えたくなる気持ちが湧いてきても、別に不思議はないじゃないかな。
そんな荒木氏の斬新な顔パーツを紹介。 まずはウィンク顔。ウィンクしている顔ってあんまり観察したことないなぁと思いながら塗装した。
問題作?のセクシー顔&いじめ顔。 ボクが塗ったら困り顔になっちゃった。セクシー顔は口の中のパーツまで付いてて、ちゃんと舌も歯もあった。
ロビン
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