カウントシープ
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普段から結構忙しい仕事をしているけれど、その忙しさの3倍くらい忙しい研修を受けに出かけた。2日セットになっていて、内容は盛りだくさん、1日目だけ終わった今もすっかりぐったり。 普段の仕事は責任が重大なので、その点研修は学ぶばかりで気が楽だったけれど、課題提示&ワークショップ&発表の繰り返しで、最後はマイクを片手に呂律が回らなくなっていた。
ただ、頭をフル稼働して情報を整理し再構築するという作業は純粋に面白い。時間と人数のプレッシャーもまたいいカンフル剤みたいなもので、これがのんびりとマイペースでやっていては、この面白さは半減するな、とはちらりと思った。
すでに獲得したもの、知っているものを想起するプロセスと、機知のものを組み立てなおし、情報を整理し、新たな理論を作り上げるプロセスは違う。新たに組み上げていくことには困難さが付き物で、キチンと再構築できるか不安だらけだけれど、出来上がったときにはゆるぎない理論として、自分の中に叩き込まれていく。それは外部に提示され取り入れただけのものとは圧倒的に存在感が違うものだと感じた。
一方、すでに答えが示されているものを取り込んでいく場合でも、自分の中で体験し、再検証することで、確固たるものとなりうることは確かだが、いずれにせよ、新しいものを発見し、自分の中で組み立て一部となっていくことはいくつになっても面白いものだ。
ロビン
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