カウントシープ
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2005年09月28日(水) オーディエンス

ボクには子供のころから日記を書く習慣がなかったから、こうしてネットで書く日記しかしらない。だから、ボクの日記は、常に誰かしらオーディエンスを意識して書かれている。

そもそも、書き記すということ自体が、自分自身を含めたオーディエンスを意識したものかもしれないが、自分ひとりでひっそり書いて時に見返すものと、ネットにあげたとたんに誰かしらの目に触れるのとは、ずいぶんニュアンスが違うだろう。
現在のところ、基本的には、日記にはある程度のことは書いてもいい、というスタンスになっているようだ(中にはレスができるタイプの日記もあるけれど)。そうして部分的な自分を他者に晒すことの目的は何だろう。

突き詰めて考えていけば、最後に残るのは、自分という人間を認めて欲しい、認識して欲しいという欲だろうか?人間にあるさまざまな欲求のうち、社会的欲求の占める割合はけして少なくない。
自分で自分の鏡だけを見て満足していられるほど、ボク達は完全なるものではないのだ。


ロビン