大好きな本『夜よさよなら』をずっとひたすら読みたかったんだけど、久しぶりにようやく時間つくって読んだ。 時間といっても手塚治虫の短編なのですが正確には気がまわらなくて。 『夜にさよなら』でも売られてるけどもともとは『よ』だよ(笑)
夢の中にでてくるサボテンの妖精に『ノーチェス(夜)』という名前をつける主人公の少年。 あるときあっけなくサボテンが焼かれてしまう展開なのですが、ノーチェスにあえなくなったと知り(サボテンの妖精なので・・・)、泣き腫らしたであろう瞳が最後に、まっすぐ太陽にむかっている場面。
『ノーチェス』は本当は名付けられた通り『夜』そのものではなく、少年に自分で希望を見つける事を教えてくれた存在なのだと思います。
春の近付いてきたことを知らせてくれるような好天、あたたかい風の吹く今日この頃。
慌ただしかったけれど、春のくるのが本当にうれしい。 春の喜びを感じるために冬があるのかな。 北国に生活し、身動きいつも不便だったけど(笑)冬に感謝します。 夜ってよりは、『冬よさよなら』という気分。 あたたかい別れもあるのですね。←ちょっと詩人☆
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