古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2008年03月16日(日) まとめて日記

土曜日夜、国立音大の北海道人会に生徒が出演するとのことで、そのまえにふたつ、昼大通り、夕方からキタラと公演ものをみにいった(全部はずせなかったため)んだけど、風邪ひき、熱有り、咳とまらないでめまいがする(笑)まんまで直行。
帰り道、疲れてとうとう転んだ・・・(としよりくさい?)。

トランペットのKちゃん、管打コンで優勝されたユーフォニウムの先輩とのデュオコンチェルタンテと、ピアニストの方が新たに作曲されたらしいオリジナルの曲、両方を一気に演奏していました。
非常に華やかでアクティブな技巧に富んだバーンズの作品と、オリジナルの気品のある旋律の描きわけがとてもよかったと思います。

その場に対していちずな、一生懸命さってすごく音楽に豊かな魅力をあたえるものだなと思いました。・・・音楽は、一期一会だからです。
若いみなさんそれぞれにみえた、ひたむきな姿勢、より本物に近付きたいという心、そのためには惜しまない力、大人になってからがなおさら必要になってくるのかもしれません。

お客さまもほぼ満席で盛況、たくさんの人にきいてもらえてよかったね。

日曜日、正月から約束していた親類のでるとあるフェスティバルをみにルネサンスホテルへ。
すごかったあ。最近バンドネオンオタク化しているせいか、かかっているタンゴの音源がほとんど、誰のどのアルバムの何曲目とかわかってしまったんです。
でも、ひとつだけわかんないのがあったので聞いてみたら、まだ買ってない小松亮太のアルバムだった。ん〜、なんかそれをそろえきれてないのが、くやしかったです(笑)。

二日間でたくさんの公演ものをみてきいて来ましたが、その場にたいしてどのくらい誠意をもっているのか、ということは技術のよしあし以前の、”人の生きる姿”として、客席がわに気配として見えてしまうものだなあと思いました。こわいなあ。
とはいえ誠意というのがナニと聞かれてもうまくこたえられませんが、
『まあいいでしょ』的な薄情さじゃなくて『もっとよく』というどん欲な探究心なんじゃないかと思いました。

とはいえ、感じ方や趣味、志向は人それぞれで百人いたら百通り。
自分と同じように、みんなが感じているとまでの危険思想はもっていないつもり。
近しいフィーリングの人がそばにいるとほっとするし、逆にフィーリングが近くないからって、排他的にもなりたくないなと思います。
みんなそのときなりに一生懸命なんだから・・・。


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