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| 2003年11月09日(日) |
| 朝、早く目覚めた。 タバコを買いに行って、いつもやろうと思いつつそのままにしていた CDの入っている籐のカゴを整理しようと。 ほとんどがB'zのやつ。 あー、こんな曲もあったなんて聞きながら、整理開始。 と、底から出てきた真新しい光るナイフ。 頭がぐるぐる渦巻いて、過去に引き込まれ。 あの頃のわたしは、自分がいなくなれば 万事うまくいく と、信じていた。 うまくいっいないあの子とアイツも 世界を取り巻くやるせない状況も 愛する家族も 見捨てた夫も 私の命がなくなれば、すべて、うまく行く。 光るそのナイフでいつでも心臓一突きで鼓動を止めてしまえ。 その一瞬から空から光が降り注ぎ 世界のすべてのものに幸せが降り注ぐような すべて、わたしが悪いのだから。 そう思って買った新しいナイフ。 朝日に照らすと光をおびて わたしの心臓を待っている。 |
