今日もよくダレてます
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2007年07月06日(金)
この世の果てには何があるんだろう。

祖父が逝った場所で点滴を受けた。
クチさえ聞けずになり、母が救急の医師に代弁した。
こんな量を入れたら責任持てませんよと叱られながら。
祖父が迎えにきてくれないかなとふと思った。
医療ミスという範疇でこのままいなくなってもそれはそれでいいかと。
こんな量してたなんて、と、その医師が言う。考えられないと。
助けてくれたあの医師はもういないから、理由はわからない。

それでもやってもらえることになった。
時間がかかるから母は一度帰った。

あの古い建物の天井を見ながら祖父は何を思っただろか。
そばにいて私が声をかけたとき見せた笑顔。
生きる気力は少しでも出たんだろか。
それとも悟ったのだろうか。
すぐ楽になるからね、としかあの時言えなかった後悔。

5年も前。
やはりこうして点滴ばかりしていた。
隣にはうなだれた元夫がいて
少し離れた所に助けてくれた医師が元夫を冷たい視線で見ていた。
私はぼんやりと二人を見比べていたのを思い出した。

あの場所は切ない。

今日はもう誰もいない。
一人で無になり黙って天井を見ていた。

孤独。

周りは慌しいのに。無になる。


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