xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2001年10月28日(日)

踏みとどまれない弱さ

 友人が壊れているらしい.
 まあ,親しくつきあっていた方ではないので知人と言うべきなのかもしれないが,それにしても知人が壊れているというのはあまりいい気分ではないものだ.なんというか,元気だった頃を知っているだけに.
 壊れた,という言葉よりは「堕ちている」という言葉の方が近いのかもしれない.踏みとどまれる力が今はないらしい.きっかけを聞いて納得する.でも,そこで踏ん張れるかどうかが何かを決めるのに.
 何か,とは?
 生き様とかそんなようなモノ.


 当然,おまえは人様に何かいえるような生き様かというとそんなことはなく.
 もともと仲間内では彼女の他に危なそうな人間は私だったろうと認識している.私は危うい.不安定さが垣間見えているのではなかろうか,と思う.
 その意見は友人に納得して頂けた.

 そして現在の私の状況を話すと,彼は苦笑いをして「まあ否定はしないけどね」と言う.否定はされない.ただし賛成もされないだろう事柄.
 別に人から認められるからイイコト,とは考えない.けれど,親しく大事にしている友人から心配されなければならないような状況にいる自分が情けない.大事な人々からは「それはよかったね」と言われたいものではないか.
 もう一年以上もそんな状況だけれども.んー,反省の色なしか?


 けれど私は一応,殆どの方面では「踏み止まる」.生活や将来や大事なモノをなくさない努力はする.ぎりぎりのところで努力させるのは,おそらくプライドだろう.一面において限りなくプライドが低い分,他の面に対しては少し抑えろよというくらい高い.
 それが多分,私を踏ん張らせている.最悪の結果だけは招かないように.
 そのプライドが高くいられるのは,私が環境や人間関係や資質において恵まれているからだ.恵まれたという「運」のよさだ.

 だから私は感謝する.運の良さに,そのシアワセに.
 同時に反省し自己嫌悪する.シアワセであるにもかかわらず,ある方向性において踏ん張りがきかない自分の弱さに.



 人は弱いね.
 友人とファーストフードでお茶しつつ,そんなことを話す夜.





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カコニッキを完全に外しました.いろいろな箇所でリンクしていたので.
なんだか,外した後で来ている方もいて,どこからいらしたのだろうと不思議でした.



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 あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。

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