xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2002年08月23日(金)

夏の造形物

 家で恋人が御飯を作って待っている.
 彼はまだ夏休み中なので,会社に行く私を見送った後,家に残って家事他,をしてくれている.主にしているのは夏休み中に晴れて購入したPS2のよう.喜々として「かまいたちの夜2」をしている.私にも勧めるが,怖い画像が出てくるのは好きではないので気分はイマイチ.
 先程のメールでは,ゲーム中の彼はどうも私に殺されたらしい(恋人はゲームの主人公とヒロインに二人の名前をつけている.微笑ましいやら以下略).おいおい.


 仕事はどうにかこうにか進めている.やり直しの憂き目にあったが,どうにかこうにか.
 でも今日はもういい.帰ることにする.



 世の中には哀しいことばかりではないと思うのに,それでも哀しいことはイヤに目につく.どうしてこんなに哀しいことばかりなのだろうと思うのは,それは私が弱いからだろうか.単に弱い方から見た世界なのだろうか.
 種の保存の本能の喪失?弱いモノは更に弱いモノを際限なく潰していく.
 どこまで?

 それをしないために,厄介なまでに大きくなった脳みそがあるのだと思っていたけれど.



 自分が,色々なことを見ないフリできるようになったことには気づいている.気づかないフリまではできなかったようだ.でもそのうちにできるようになるのだろうか.私は何も見ていなかったと,自分に言いきかせて信じ込ませるようになるのだろうか.
 そうやって,自分のコトにも気づかずに.人のことにも気づかずに.




 もう風化して土になっているような気がするのに.
 わざわざ水を加えてこねて形を作っているのだろうか.


 おろかもの.



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