xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2003年11月20日(木)

記憶違い

 大昔の幼い頃に読んだ本が印象的で、頭のどこかに引っかかっている、ということがよくある。ふと思い出して、面白かったようなどうなんだ、と記憶の中の本を思い浮かべる。そのぼやけた映像。最近、そのうちの一冊をふと思いだし、そうだ図書館で借りようということに。
 現在はとても便利な世の中。うろ覚えの題名と、印象的な作家名で検索してみること数十分。どうしてもその作家の著作リストに出てこない。どうしてかしら。児童文学だから?でも他の児童文学作品は載っているんだけど。なぜなぜ。
 Enterキーを押す指の動きも止まり考え込むこと数十秒。うろ覚えだった題名から、本専用検索エンジンを使用して検索開始。なんとなく記憶にある題名発見。著者名全然記憶なし。
 …記憶違いをしていたのでしょうか。すごくすごく、この作家の作品だと十数年間、思い続けていたのですけれど。


 その本は
  『ココの詩』 高楼方子・作 千葉史子・画
 読んでいて、最後で思い切り「そうなるんですか!」と驚かされた。寂しくなって、その後味の悪さ?がとても印象的。年をとった現在でも、多分その感覚は変わらないのではないかとは思う。けれど、多分かつての自分よりかは分かるようになっているのだろうとも。
 小学生の頃に読んだはずだけれど、その年頃よりもっと上になってから読む方がしっくりくるのではないかと思う一冊。でも児童文学。
 ちなみに、激しく勘違いしていた作者名は川西蘭氏でしたことですよ。どうしてそんなに激しく間違っていたのか、全くもって不明。
 何かと混同しているのか。でも川西蘭氏の児童文学は読んでいなかったと思うのだけれど。



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