| 2001年09月08日(土) |
「あえて英語公用語論」(船橋洋一)を30分読み。 |
「あえて英語公用語論」(船橋洋一)を30分読み。 結局、エリートに英語を任せたのが日本の間違いということか。総合的に見ると政府の英語力がたいしたことがない。過去の戦争も貧弱な英語力が招いたともいえる。もちろん英語の力だけでなく交渉する力もお粗末。 こんな過激なことを言っているのかいないのか。 しかし、どんな内容と主張であれ、文藝春秋社から出た本なのだからこのくらいのことは書いても政府は痛くも痒くもないのだろう。 でも、妙な説得力を持っていた。そのうちじっくり読んでみたい。
デイヴイッド・ブリン原作の映画化「ポストマン」をテレビで見た。景色は壮大でいいのだが、感動したいところで感動できない作りで、残念。話が有機的に結びついてゆくとは言えないので一幅の「絵」としては様になっていても物語もしくは神話になっていない。少年の心に「物語」を残したと言えば、西部劇「シエーン」だが、近未来物では「マッドマックス2」がある。映画「ポストマン」はテレビで見た限りでは「惜しかった」と思う。相当カットのはさみが入っているようだが。 NHKの朝のドラマ「ちゅらさん」は面白い。沖縄を一面的にしか捉えていない、という批判もあるが、毎回読み切りのコント大会もしくはギャグ大会でこんなにふざけたドラマがNHKでかつてあっただろうか。(多分あった。) もう何かに毒されているとしか思えない。出演者の目つきがみんなその気なのである。 残念ながら来週はシリアスドラマに戻すという予告があったが、フジテレビの「できちゃった婚」よりもはるか上をいく笑い満載である。異色である。 またあまり本が読めなくなってきた。
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