読書日記

2001年11月16日(金) 山田風太郎「忍法創世記」読み始める。

山田風太郎「忍法創世記」読み始める。「伊賀と柳生の結婚式」なる奇妙な題名の章から始まり、「柳生流先史時代」を経て「伊賀流創世時代」に至るところまで読み進む。ほとんどギャグにつぐギャグが甚だしく読むに値しない、とは全然ならずいったいどうなるのとページをめくるのが厭わしいほど面白い。純粋培養された忍法帖は抜群に鮮度が高く融通無碍でひときわ楽しい読み物になっている。
今日購入した本は、宇江佐真理の「幻の声(髪結い伊三次捕物余話)」(文春文庫)とピーター・モーウッド「騎馬の公子(歳月の書)」(創元推理文庫)


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