| 2002年02月16日(土) |
有栖川有栖「紅雨荘殺人事件」(「本格ミステリ01」講談社ノベルス所収)を読む。 |
有栖川有栖「紅雨荘殺人事件」(「本格ミステリ01」講談社ノベルス所収)を読む。 冒頭の不思議な書き出しが気になって読み始めた。ある意味での遺産目当ての殺人事件を描いた本格ミステリで、チェスタトンの「ブラウン神父」ものに通じる世界を構築している。この著者については、冗長という先入観があった。今回、その予想は覆された。60ぺーほどの長さの中編を苦もなく読み通すことが出来た。 語り手の有栖川有栖と探偵役の火村英生助教授のやりとりを中心にその他の人物たちもよく描かれている。 本日購入の本。 小林信彦「オヨヨ城の秘密」(角川文庫) 川上健一「女神がくれた八秒」(集英社文庫) 五味太郎「大人問題」(講談社文庫) クライヴ・カッスラー(訳=中山善之)「アトランティスを発見せよ上・下」(新潮文庫)
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