読書日記

2002年03月19日(火) 夕刊フジ特別取材班『こんな人が「解雇」になる−リストラされた78人の教訓』(角川書店2001.2.10)を少し読む。

夕刊フジ特別取材班『こんな人が「解雇」になる−リストラされた78人の教訓』(角川書店2001.2.10)を少し読む。
進んで読みたいテーマの本ではない。読んでおかないといけないかな、とか人ごとではないなとか思いながら手にとった。
夕刊フジの600回に迫る長期連載「同時進行ルポ 大リストラ時代を生きる」から78人分を選び出し世代別に構成し直して作った本である。
読んだのは、20代から30代前半までの生の声を集めた「不安と心の痛手が襲いかかる」の章の10人分。
「結婚式の翌日に会社が倒産」「体をこわしても辞めるに辞められず」一昔前ならこんな話を聞いたら怒り心頭に発したことだろうが、今はこういう恐ろしい事態も常識化して当たり前のことになっている。
前任者とイメージの異なる首相にその都度「世直し」を期待して裏切られ続けて何十年という国民性にはやはりどんなひどいことでもすぐに慣れてしまう傾向が含まれている。
こういう本を読んで怒りを口にしながらも同時に自分はまだましと思い込まされるいう具合にひそかに教育されているのかもしれない。


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