| 2002年04月21日(日) |
小林信彦「物情騒然。(人生は五十一から)」(文藝春秋2002/04/15)購入。 |
小林信彦「物情騒然。(人生は五十一から)」(文藝春秋2002/04/15)購入。 大きな本屋に出かける時間だけでなく付随する用事もなく手にとることができず、いつになったら状態が続いていた。やっと今日買うことができた。 大量に売れそうな新しい本しか置いていない本屋は近くにある。この本も売りようでは売れるはずなにのに、散歩の範囲の書店では見かけなかった。 今日例のところを参拝した総理大臣が「二度と戦争を起こしてならない。」などとしゃべった。どこかと戦争するための準備が着々と進んでいることを逆説的に証明したように聞こえた。 まさにこの本の題名の通り。さまざまな「物情騒然」状態がやむことのない今の状況であとしてはならないことは「戦争」しか残っていないことを首相は示唆してのけた。 本来ユーモア・エッセイの一種のはずがシビアなエッセイに変わってきているのは作家が実に正直だからなのだろう。 ものが見えすぎる作家が去年一年間を今年のために見事にまとめたエッセイ集。 ただごとではない。
|