2004年09月10日(金) |
『幻水4』1周目クリアして。 |
最初に行っておきます。 幻水4、あたしは好きですよ。 戦闘システムは一番やりやすいし、話のネタ自体は興味ありましたしね。 前作よりポリゴンの操作性もよい気がしました。船は慣れるしかないんだけどね。 キャラの話をすれば、今までのもの含めてもっと話をできるくらい好きですよ。 また、それはそれで、どこかでちゃっかり書いてるかもしれないな。
その上で、今回いろいろ思ったことをば。 たいしたネタバレは書いてないけど、ゲーム未プレイの方で見たくない人は ここから下はすっとばしておいてくださいまし。 下の文章は、またそのうち加筆したり、修正したりもするかもしれませんが、 現在思うところは以下の通りです。
今回のつっこみどころは、もっぱらシナリオでした。 話をどう進めていいのか、目的があやふやな感が否めませんでしたもの。 1度目のエンディングにしても解説が欲しいです。もしかしたらあれが グッドエンディングだったりしたらどうしよう……と思うほど。 バッドエンディングでもいいから他のものも観ておくつもりです……
まず、目的ですが。 クールークとガイエンからの独立、そして群島諸国連合の成立ってのを 打ち出していれば幾分シナリオも充実してきたのではないかしら。 実際オベル脱出後のどこか辺りでその目的を話の筋に作れたと思いますよ。
そうすると、ネイ島やナ・ナル島やらトップクラスの人間がもっと話の本筋に きちっと絡むようになってきて、話の厚みも増すってものでしょうしね。 今回では本筋にたいした影響与えてるようには思えませんでしたよ。 リノも大好きなのになあ。他にもおいしいキャラはもっと多いはずだし、 もっと活かせたはずだと思うからこそ、ほんまにもったいないですよ。 それに、主人公が、大切な人たちを護りたいと思ったであろう気持ちや スノウと関係等、いろんなことが不完全燃焼になっていませんか。 ぶっちゃけ半年とか遅れたってかまわなかったから、そこのところを存分に 練って欲しかったなと思います。一、二作目に匹敵するネタ元になり得るんだと 思うのになあ。ああ、ほんまにもったいないー。
このゲーム、許しと贖いがテーマらしいって聴いた気がするけど、簡単そうで奥深い 概念ですよね。甘ければいいってもんでもないし、厳しいだけってのも論外だし。
クリア特典ひっさげての二周目は、自分の脳内設定で補足しながら、 解放・独立を掲げながら、全てを許そうという心持ちで臨み、 贖いとは何かを考えながら進めようと思います。 そんな風に自分流に設定してプレイしてみたら、また違った角度からも楽しめるのかしら。
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