こもれび。

2004年10月12日(火) ぐったり。

とりあえず、一回玉砕してきました。
次回に再度挑戦します。今度こそはやってやりましょうという心意気で。

フラメンコはじめてから、ちょっと考え方とかかわってきたのかな。
以前の私はそこそこできたらもういいやって思ってしまう性質でして、
できないから悔しいだなんて、実はほとんど思ったことがなかったんですよ。
思ったとしても、できない自分が情けないとか、そんな後ろ向きなことばっかり。
悔しいから見返してやる、とか、できないからこそできるようになれば楽しいだとか
そういう意見は否定はしないけど、理解できないっていうのがほんとのところでした。
考えたとしても、ココロが動かない。だから、何をやってもかわらないという具合。
ですが、最近ようやく理解できるようになりつつある気がします。

たとえば、ブエルタできないーってへこんでグズグズしてたのが、
いつのまにか、人を観察して、教えてもらったこと反芻して、考えて、練習して、
そうしてようやく糸口の一つをつかめるようになってきています。
そんな時はほんまにぱあっと明るくなるようで、とても嬉しいんですよ。
できないからってすぐにあきらめるんじゃなく、やってやろうじゃないかと
思うようになっていて、その時にとてもワクワクした気分になるのがまた楽しい。
自分で始めたことだと意欲も違うのでしょうが、逃げずに取り組もうって
思える辺り、昔の自分じゃありえないことだなあと、しみじみ思います。
コンプレックスとか弱味になるんじゃなくて、むしろ前へ進むための
原動力みたいになるんですよ。実感できた時にはちょっと感動しましたもの。
ちょっと前にも似たようなこと書いてるかもしれないけど、
今回は、フラメンコだけじゃなくて他のことにも影響及ぼしてるのを
はっきり実感しているところでして、自分のことながら面白いもんだと思ってます。

それから、
「今日という日は、これからの人生の最初の日」
という意味合いのコトバを今思い出しては感銘しています。
”今からの人生、何かを始めるなら今日が一番早い機会。
明日にのばさず、はじめてみよう。”
そんな具合のコメントもあった気がします。確かになあと思って
メモしておいて○年あまり。ようやく意味がわかったような気もします。
どこで読んだのかな。原文は英語で、中学生でもわかるような易しい文章ですが
それを何年経っても覚えてて、あらたにそのコトバに感銘するのも面白い気分です。
難しい文献とかじゃなく、何かの雑誌の一文とかそんな具合ですが、
そういう風に本から学ぶべきものは本当に多いから、読書はやめられませんね。
まあ、”千里の道も一歩から”ともいいますし、何もやらないよりは
あがいてでも何かを始めさえすれば、目的地に一歩でも近づけるはず。
くるしくったって進みたいと願えば、どんなに迂回路になったとしても
道は途絶えないんだと思います。どんな経験でも全て自分の糧にできます。
あたしも紆余曲折してる最中ですが、ようやくいくつかのものがみえてきて
そこへ到達したいと思うようになってます。ほんまにようやくですけども。
実際到達できるのか不安にならないこともありませんが、悩んでる暇が
あるなら、うだうだするよりも努力始めた方がすっきりしそうです。
何もしないで議論したって悩んだって、血にも肉にもなりやしませんしね。
最善をつくした上で、自分にはどうやっても向かないコトだというのなら
後悔もなく、次の道を探せそう。ハンパな努力が一番どうにもならないなって思います。
後からいくらでも後悔ばかり。後悔もある種の経験だけど、するよりしないほうが
ましだよなあ。
今回見事にハンパな努力で玉砕して、しかも時間さえあれば何とかできたかもと
歯噛みする思いをしているところ。悔しいので、次の機会にはクリア目指そー!!


なんか、だいぶ復活してきたっぽいですよ、自分。
今、炭酸がわりに飲んでるカク○ルバーの氷点シリーズの美味しさに
小さな幸せを感じつつ、録画しといたスペイン語講座でも見てきます。
そうそう、この勢いに乗じて、スペイン語と英語のべんきょも
復活させようと思ってます。せっかく買った西語辞書がもったいないし、
テレビ講座に大好きなジン・タイラも出ているらしいですしね。
かっこいいですし、あのノリがさらに好きなのですよー。ああ、楽しみです。


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立見皓夜 [MAIL]

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