Written by いずみ
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2002年09月22日(日) |
ちょっと(いや、かなり…苦笑)熱く語ってみた。 |
たっけを連れて、お勉強会というものは無謀だということを身にしみつつ帰ってまいりました。医大で「よいお産を考える会」というものがあったのです。 参加者は主に、助産婦さんがメインで、その他に一般のお母さんがワタクシ含め5名。子連れはワタクシ含め2組。 ……。たっけの子守りをしにいってきたようなもんで、何のお話があったのかさっぱり〜〜(涙) 自ら「参加させてくださいっ」と首を突っ込んでいったのに。500円払ったのに……。 当の本人は、そんなことは知ったこっちゃない顔で、勉強会終了後に看護学生さんたちのアイドルとなって帰ってきたのでありました。 11月10日の「よいお産の日」シンポで、この分取り返すじょ〜…。
でも正直、福島県内の一部の病院では、こうやって勉強会を開いて“本当の意味での母と子のためのお産”について考えてくれてるんだということを知ることが出来ただけでも収穫だったような気もします。
お腹のチビさんを授かって、情報のないままタウンページで産婦人科を探した限りでは、福島市内はまだまだのようだなぁと感じたのだけど。。 (盛岡も、正直まだまだの感がありますけどねー…) もっともっと、“事務的で工場式なお産”ではなく、↑の会に参加されて、一生懸命勉強されている現場の方が増えることで、妊婦(特に初産の方)にもお産のホントの大切な部分が伝わるようになればいいなーと思いましたー。
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過去・現在受診している病院を含め、お見舞いなどで訪れたことのある数件では、当たり前のように病院の表や受付の周りにミルク業者のポスターが張ってあったり、ミルクの缶がディスプレイされてるところまであったり。 分娩後は「母子同室」としながらも、24時間以上同室になれず、分娩後間もない初乳は飲ませられないところは当たり前、夜間も母親が希望してしまえば新生児室に引き取られちゃったり。 中でもびっくりしたのが、新生児室なんかは哺乳瓶をタオルで支えられ、たった一人でミルクを飲んでいる生まれて間もない赤ちゃんが並んでたりして。 そんなのをガラス越しに見た新米お母さんは、どんな感想を持つんだろう。
「んま、かわいそう、一人でミルク飲んでるの!?抱いてあげたい!」
と、思ってくれるだろうか。それとも、
「あらなんだ。家事で手が空かないときや疲れた時は、こうやって勝手に飲んでもらえばいいんだ♪」
と、思ってしまうだろうか。。。 後者だったら、それがどんなにその後の母子間の絆に影響があるか、考えるだけでゾゾゾ。
『母乳育児への誘い(いざない)』の岡村先生の著書『母性を育む(はぐくむ)』を、帰省中に読んでいたんだけど(まだ完全読破してないので…)、自分の子が可愛いと思えない、さわれない、という衝撃的な相談が思いのほか多いらしいです。添い寝なんてとんでもない、ベビーベッドで離れて寝ないと自分が眠れないとか、ベビーケージに赤ちゃんを入れたまま、一日の中でほとんど触れ合うことがないなんていう人もいるとか。
抱かないでミルクを飲ませるという方法で、徐々にエスカレートし、“必要以上の手抜き”の味を占めてしまったら、いずれこういう悩みを抱くようになる人が出てくるのではないかと、ちょっと心配です。…杞憂なのかなぁ。。
でも、某育児コミュニティーBBSで
「入院時は母子別室。退院してからも、赤ちゃんとは寝室は別。センサーを付けてるから安心。同じ部屋では気になって一睡も出来ない。私って変でしょうか」
という、私に言わせてもらえば「明らかに変(だって、別室のほうが心配で、センサーなんて必ずしもあてにならないような気しません??)」な方も実在するようで、スタートがいかに肝心か、実感せざるを得ないような気もします……。
実際、初産の妊婦さんは、その辺“何がベスト”なのか“何が自分の望むお産”なのか、情報が十分でないままお産に望む人が多いと思う(当時の私含め)んです。 例えば、「無痛分娩は痛みがないから楽」と病院側で勧められれば、そうなんだ♪と思っちゃうでしょう。 「分娩後は、母体の回復のために24時間以上別室で預かります、もしくは入院中は赤ちゃんの経過を常に観察するために、完全別室です」と言われれば、そうなのかなぁ、それが重要なのかぁ、と思うでしょう。 ほとんど、お産について勉強する機会がなければ鵜呑み状態なのではないでしょうか。
病院側の皆様、是非真剣に「母子のためのお産」について、もっともっと、今一度考えていただきたいですぅ〜〜。
(…はい。王子は今、腕の中ですやすや眠っておりますわ。疲れたんでしょ。ハハ…)
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