++ Nostalgic Diary ++
Written by : Kaori.Narita

 

可愛い男の子はダメですか?

今日も元気に働きました。せこせこ動きました。ホントに疲れました……休憩時間に爆睡するくらいに動き回りました(笑)
でも、その甲斐あって、引越しの作業はほとんど終わり、部屋もきちんとした形になりました。水曜日の会議もバッチリ!のハズ。


今日はホスト兄さんの一人芝居の最終日だったので、後輩と一緒に観に行きました(ちなみに私は3回目(笑))
途中で仕入れたにくきうを差し入れに追加して(笑)、こっそりと前日の晩に書いた手紙も忍ばせて。今回の差し入れはその手紙がメインだったので、すごく喜んで貰えて嬉しかったですvv
本当に、お疲れさまでした。


その後、公演を観て“彼氏に会いたくなっちゃった”と言う後輩を、彼氏の家に送り届ける途中、男の人(たち?)に「一緒にカラオケどうですか?」と声をかけられました。
二人連れで、あっちも先輩と後輩だったらしく、声をかけてきたのは後輩でした。たぶん私よりも1つ2つは年下の子だと思うのですが。割と可愛らしい子でした。

「ごめんなさい」と愛想笑いでスルーして、数m歩いたところで、また後ろから「俺、バイト帰りだからホントに素面なんですよ(←真面目に誘ってるんだ、と言いたいらしい)。一緒にカラオケしません?」と再アタックが(笑)

「すいません。(後輩を見て)これからこの子を彼氏の家まで送っていかなきゃいけないので…本当にごめんなさい」と謝る私。
「彼氏…の家ですか…」落ち込む青年。
これで諦めてくれたか〜…と胸を撫で下ろす私。

すると、視線を後輩から私に切り替える青年。
「貴女は(彼氏)いるんですか?」とストレートに聞かれました(笑)
「えッ?」と思わぬ展開に、目を丸くする私。
後輩目当てだと思っていた分、自分に矛先が向けられるとは露ほども想像しておらず。愛想笑いも思わず消失でした。

「あ……いや、その…彼氏じゃなくて…好きな人ならいるんだけど…てか、さっきまでその人観てたんだけど…」とボソリと呟く私(笑)
「え?」聞き返す青年。

やばい。これはやばい。素直にそう言っても、たぶん揚げ足とられて、丸め込まれて、連れ込まれる!(危険)
私一人ならともかく、この子(後輩)に被害が及ぶのはヤバイ!阻止せねば!
でもどうする、華織!自力で何とかしようにも嘘はつきたくないし、勝手にあの人を彼氏って言っちゃダメだって!けど、それ以外に答えが思いつかない!!てか、他に何とか相手を傷つけずにすむ答えはないのか!?…と悩んだ末。

「ああ、いえ……まぁ、さっきまで会ってました…」と、結局嘘つきました。
「そうですか……」と目に見えて落ち込む青年の姿に、ものすごく胸が痛みました。ごめんなさい……本当にごめんなさい(懺悔)
でもね、ナンパに失敗したからってそんなに落ち込まないで?
断った私が、すごく痛い気分になっちゃうから(苦笑)


それから、落ち込む青年を置いて去ってる途中で、後輩が笑い始め。
「どしたん?」と聞くと、「あんな真剣に受け答えしなくてもいいんですよ〜?適当にはぐらかせばいいのに、最初はすっごい正直にダメな理由を言ってたじゃないですか。しかも自分の時は答えに詰まってるし。それがおかしくって!」と返されました。

だって、いろいろ考えちゃったんだもん!
なるべくなら、本当のことを話して断る方がいいじゃないか。
まぁ、結局は嘘ついちゃったけどさ。
ごめんね、青年。君の可愛さなら、きっとその内、彼女が出来るよ☆


何はともあれ、世の中には面白いナンパもあるものだと知りました。
ああいうものばかりだと可愛らしいんですけどねェ(溜息)


2005年03月05日(土)