出会ったのは、随分と昔の話 季節が変わるように、当たり前に君に出会った
僕たちは、最初、ぎこちなく そして、少しずつ打ち解けて行った 君に惹かれ始めたのは、その時だった
あなたに恋人がいる事を知った時、僕はあまり傷つかなかった 僕の気持ちをあなたに告げる事はないと思っていたし、 これは僕の心の中だけの問題だと思っていたから、
僕の胸が痛みを感じたのは、 もう君と時間を共有できなくなるという時だった いつも通りの顔で、 いつも通りの言葉で、 いつもと同じようにあなたを見送り、 そして、僕はその事にも心を引き裂かれそうになった それでも僕は何も君に告げなかった
もう嘘をつくのはやめにしました その方が上手く行くからという理由で 結論から逃げるような嘘を自分につく事をやめました あなただけを見ています あなたにだけ聞こえる声でしゃべります あなたを抱きしめる為だけに、僕の両腕はあるのです
2003年02月25日(火) |
君に約束できる事なんか一つもねぇ。 |
問題は、自分の範囲の中だけで生きている人とどうやって付き合っていくかだと思う。 彼らは、他人に思い遣る必要がないので、いつでも他人を不快にさせる。 自分の信じている事、人の為にする事が全て正しいと思っている。 親切な事、無償の行為が、正統性を持って他人に受け入れられるという思想の下、自分勝手に人を傷つけるのである。
彼らのもう一つの特徴として、目的の為に手段を選ばなくなってしまう事も挙げられる。 目的に集中するあまり、グローバルな目線から離れていき、端から見ると、かなりトンチンカンな行動に出るのだ。
どんな目標であれ、人を踏みつけない事、人の領域に無断で土足で入らない事、 そのくらいの最低限のルールが守れない方には、自分の半径5m以内には入って欲しくないですね。 どんな小さな約束も出来ないし、どんな小さな関わりも持ちたくない。 他人の善意にすがるのみの生き方を、そろそろやめにした方が良いんじゃない?
2人で並んで歩くのも好き 君が僕の上着の袖を摘まんでいたりするのを見つけると、 心の中に暖かい気持ちが溢れてくるんだ
君が少し前を歩くのも好き 君は、危なっかしいステップを踏みながら 僕の1、2m前をはしゃぎながら歩いている君 とても楽しい気分にしてくれる 時々 僕の方を振り向いて笑う 一番好きな瞬間
僕の気持ちは君にしか向いていないというのに 何で君はそんな風に僕の心を捕まえようとするのか
とはいえ、一番たいせつなものは、 君の存在なんだけど。
恐らく幸せな毎日を過ごしているせいで、 大切なものが、だんだんと増えていきます こんなに大切なものを抱えられるほど、僕の器は大きかったっけ? これから大切なものを守っていけるのかな?
大切なものがインフレを起こしてしまいそうで 何だか怖くなりました だけど、とても楽しくて 麻薬のように大切なものが増えていきます
笑いが止まらなくなり 僕はおかしなステップで踊り続ける 踊りながら前に進む ゆっくりと
デスクに散らかされた無数の資料と、書きかけの書類。 一杯になった灰皿に煙草をねじ込む。 不意に携帯が鳴る。 一瞬、君からの電話かと期待した。 同僚からだった。 急に気が重くなり、電話は放っておいた。 留守番電話に切り替わる。 「明日の打ち合わせのお時間ですが…」 背もたれに体を預ける。息を吐く。 誰もいないオフィスで君の名前を声に出して呼んでみる。
その声は君には届かない。 誰にも聞こえないのなら、言わなかったのと同じ事だ。
時々、胸に手をあてて思いをめぐらせてみる。 君の事が好きだと確認してみる
人を好きになるのは、すごく簡単なのに 人を好きでいつづけている事を確認するのは、 時々、面倒くさい。
だから、一緒にいたくなるんだ。
今、あまり心がみずみずしくないので、 少し、春が来るのが、少し怖い
休日 早朝に目覚め 街へ 歩く まっすぐ 早起きをした子供たちが跳ねまわる公園 噴水 ブランコは見当たらない 缶ジュースをさがす 軽く舌打ちをする 振りかえる犬 リード線 微かな足音
君に貰った手袋 白いシャツ 新しいセーター 雑踏の中へ
真実 気持ちを認め 君を 探す いつものこと 気持ちだけが空回りする 空虚 偶然 君の声を聞いた気がする BLTバーガー 重い朝食に 悪い気はしないよ? だけどそれだけの こと
封を切ったばかりの煙草 煙に目を細め 薄過ぎるアメリカン 魂の言葉
遥かな頭痛 昨夜の残滓 喫茶店の女の子に無理やり笑う 少し涙する もう一度、君の声を聞かせて
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