鈍色の空から落ちてくる 雨粒の一つひとつが 重い荷物を負った者の 足元で弾ける
濡れたアスファルトに 街燈を映して弾ける雨は
漆黒の空に揺れる 一粒の星のように 夏の終わりの 線香花火のように
儚くもたしかに 空を照らし道を照らす 旅人の目を照らし 夜明けへと導く
2003年01月03日(金) |
A Happy New Year |
最終の高速バス つかまえて会いにおいで そんな一言に
バッグつかんで飛び出した 40分後にはバスに乗った 8時間後にキスをした
一年前の今頃のこと あなたは覚えているかな 好きな気持ちだけで どうしようもなく泣けた
そばにいる分だけきっと 見えなくなるものもあるから
新しい年のたび 忘れずに伝えよう ありがとう 大好きだよ 自分に そして あなたに
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