武ニュースDiary

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| 2007年01月24日(水) |
小ネタいろいろ(陳昇、傷城ほか) |
ここらで、これまでに溜まった、肩のこらない小ネタをあれこれと。
先日、武の歌のお師匠さん、陳昇が記者会見で、 武のことを�狆�土台客�瓩噺世辰燭箸竜�事をちょっと紹介しましたが、 TVBSのニュースではこんなふうに伝えています。
陳昇は、このところ、1年に1度の年越しコンサートのため、 誰ともつきあいができないほど忙しかった。 でも大晦日に、弟子の金城武が電話でお祝いを述べてきたことで、相当慰められた。 「みんな、そんなに大したことと思わなくていいよ、 金城武はぼくにとってみりゃあ、台湾のあんちゃん、小僧っ子だからね。 こんなに出世したとはいっても、根っこはやっぱりそこなのさ」 (TVBSニュースより 2007.1.15)
お弟子の金城武と劉若英(レネ・リュウ)の映画が同時に公開になっていることで、 観に行って応援してやろうと陳昇は言っていましたが、 同じくTVBSのニュースで、レネの方はこんなふうに受け止めています。
長いことレネの映画を見ていない陳昇は、 弟子の金城武とレネの映画が同時に上映中というのはめったにないことだから、 今回は必ず映画館に行ってやろうと語った。 レネはこう言う。 「それなら、まず私が『傷城』のチケットを買ってあげて、 ボビーが観に行くかどうか見るわ。 そうしたら、私の『生日快楽』に行ってくれるかどうか、私も確信持てますから」 (TVBS 2007.1.17)
信用してませんネ。
27年間、音楽界にいる台湾のベテランミュージシャン、李宗盛に、 北京晩報が、今の大陸の音楽事情について、意見を聞いています。 中国のポップミュージックに関心のある人には面白い内容だと思いますが、割愛し、 記者が、大陸の音楽は台湾の歌と対抗していたが、その後模倣するようになった、 これは大陸の独自性を失わせるとの危惧されているが、と質問したのに対する、 李宗盛の答えの部分のみをピックアップします。 というのも、李宗盛が金城武をたとえに出して答えているからです。
李宗盛 それが現実で、残念だが、必然でもある。 台湾に学ぶということで言えば、 私は、大陸はまだ台湾のレベルに追いついていないと思っている。 例を1つ挙げると、台湾は、かつて金城武を生んだ。 良い種子だとみんなわかっていたのに、芽吹かせることができなかった。 彼は日本に行くとたちまちブレイクした。 これは台湾にとって非常に意気沮喪させられるできごとで、 我々に産業全体、社会全体の総合的精密さが、 まだ日本に及ばないことを身にしみてわからせた。 今、大陸の状況も、まさにこれと似ている。 (北京晩報より 2007.1.22)
よく聞くことですが、 日本は金城武の個性を勘違いして間違った使い方をしている、 壊している、というのはやはり一面的な見方だと思うんですよね。 日本での仕事が、彼の役者としての多面性を 香港台湾に気づかせるきっかけになったと思うし、 大きな転機になったのは否定できないんじゃないかしら。
金城武の俳優としての歩みを語るとき、「不夜城」の名はたいてい肯定的に出てくるし、 大陸の掲示板でも「神様、もう少しだけ」の人気は圧倒的です。 もっとも、今は、中華圏での仕事が続いているのは、当然だろうなあ。 あんなに武の年齢にちょうど合い、1作1作バラエティーに富んだ、 しかも優れた監督との仕事が日本で用意できるでしょうか。 彼の日本語の芝居が大好きだから、そういう意味では残念だけど、仕方ないと思う。
さて、以下は、ファンだから嬉しい言葉をいくつか…… ファン以外には聞いちゃいられない、かもだけど。 2006年、上向きだった(紅)俳優、下向きだった(黒)俳優ということで 大陸の新快報がコメントした記事が、昨年末にありました。 ちなみに(紅)は、コン・リー、ジョウ・シュン、リー・ビンビン、アンディ・ラウ、 アーロン・クォック、そして金城武。 (黒)は、チャン・ツーイー、セシリア・チャン、トニー・レオン、レオン・カーファイ、 チャン・チェン、それと、すみません、名前を知らない人でした。 で、金城武への評語は?
金城武
「如果・愛」で、我々は、金城武のスクリーンでの演技の素質と 貪欲さを目の当たりにした。 惜しいことに、このときはジョウ・シュンの演技の方が老練であったため、 この映画がもたらす派手な要素は多く、ヒロインのジョウ・シュンに持っていかれてしまった。
しかし、今年は状況がかなり違う。 スター集合の「傷城」で、金城武は明らかにトニー・レオンより目立っていたし、 この1年でも最も輝きを持つ役の1つになった。 さらに彼の�倏豎抬瓩任△襯圈璽拭次Ε船礇鵑痢� 彼を主役とする映画「刺馬」を考えれば、 2007年の演技には大いに期待させられるのである。 (新快報より 2006.12.26)
そして、同じく大陸の西北ネットの「2007年芸能界10大予言」なるもの。 大した予言ではないのですが、武が取り上げられているとなれば、それは別。
予言9:金城武、新世代の影帝になる可能性あり
ここ数年、金城武は中国の大作に多く出演してきた。 例えばチャン・イーモウの「LOVERS」、ピーター・チャンの「如果・愛」、 アンドリュー・ラウの「傷城」、さらに最近撮影に入った「刺馬」等々である。
また、幸運にも映画界の重鎮、トニー・レオン、 アンディ・ラウと互角の役をつとめているが、 これもまた、多くの中堅男優が夢にまで見ることだ。
香港台湾の大きな映画賞、例えば金馬奨、金像奨、映画協会奨と紫荊華奨は、 四大天王プラス、アンソニー・ウォン、ラウ・チンワン、 サイモン・ヤムが繰り返し争ってきた。 たとえ、授賞は順繰りの行事なのだとしても、 ルイス・クー、ニコラス・ツェー、金城武、ダニエル・ウーら、 新鋭たちの番になってもいいはずである。
これらの中では、金城武が一番優秀と言っていい。 容姿も演技も抜きん出ている上、人柄は控えめで、悪い習慣もない。 来年は、業界の権威ある人物に認められ、最優秀男優賞を獲得する可能性は高い。 (西北網より 2007.12.26)
さらに、「傷城」を見た観客達の賞賛の声。 その名も「賛嘆」。 ただ、出所がわからなくなってしまいました。大陸ですが。
賛嘆――金城武は成熟した
2人の主演男優の演技はどちらも非常に好きだ。 だが、私は金城武演じる丘健邦の方が、より気に入っている。 表面はぼんやりしているが、心の内面ははっきりとし、知恵と勇気に満ちていて、 彼の粘り強い努力こそが事件の真相を明らかにするのである。 (helenblue)
金城武(の役)、その明るさ、純真さは、彼が自分を閉ざしてしまってからは、 完全に退廃、憂愁、孤独に取って代わられた。 彼の「窓」に出会うまで(スー・チーの出現)。 疑いなく、彼はその傷ついた心の街から1歩踏み出すことに成功したのだ。 金城武はこの役の解釈に非常に心をくだき、かつ感動的だ。 私の彼への見方も180度変わった。 彼は真に成熟し、全身から違う息吹を発散している。 私は、彼はトニーを、少なくとも「傷城」では超えたと思う。 (雲中子俊)
金城武は本当に成熟し、非常に安定し、役柄にぴったりの演技をしている。 出番の最も多い、メインの役として、金城武はその人物の時期により異なる明るさ、 純情、苦しみ、退廃、寛容、情と義を重んじる様を、非常に感動的に演じ出している。 純情ゆえの苦しみ、愛を重んじるが故の退廃、善良ゆえの明るさ、正直ゆえの寛容。 トニー・レオンの驚くべき演技と相対しても、 金城武は全く見劣りしておらず、より光彩を放っているのだ。 (sunshine)
もちろん、トニーの方がやっぱりすごい、という意見も同じくらいあるわけですが、 当人達も質問されて言っているように、映画を見ていると、 私もやはり、2人を比べる気にはなりません。 もちろん、私は金城武のファンだから、映画でもずっと追ってるし、関心の的ですが、 相手役が優れているから、芝居が緊張感をはらんで、違和感なく見られる。 逆もそうでしょう。 演技の質や持ち味の比較はありえます、でも優劣の評価は意味ないと思います。
最後の小ネタは、「傷城」の台湾での配給元、山水娯楽。 孫文映画で名前が出た資産家、郭台銘の息子夫婦が設立した会社だそうです。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 1:44
| 2007年01月23日(火) |
「刺馬」ケンカ事件続報 |
昨日の捜狐娯楽の特ダネ記事を受けて、他のメディアが確認に動いたようです。 北京晨報は、昨日の報道の概要を紹介し、次のように続けています。
「刺馬」が�牴ヂ濃�件�瓩里燭瓠∋1謄好肇奪廚鬚靴燭箸いκ麁擦鯤垢�、 監督のピーター・チャンと武術指導のチン・シウトンは非常に不思議に思っている。 チン・シウトンは「私はずっと撮影現場にいた。 中止だなんてありえない」と言う。 ピーター・チャンは�狎椰┿�故から喧嘩に至り�� 軽傷者が出たということは既に聞いており、 具体的な状況は今はまだあまりはっきりしていないものの、 大事では全然なく、映画の撮影中断などという問題ではないと考えている。
チャンはこう語っている。 「車の接触事故からいさかいになるのはよくあることで、 交通事故で警察が間に入るのも、ごく当たり前のことだ。 また、この事件に巻き込まれたスタッフ達は、 中心的な職務に就いている者達ではないので、撮影が左右されることはない」
「刺馬」の製作会社の管氏は、撮影中断のニュースは全く事実ではないと述べた。 管氏によると、撮影班は21日の夕方、撮影地の河北易県で 地元の車の持ち主と車両が接触したことから口論となり、 喧嘩となって数名のスタッフが負傷した。 だが傷は比較的軽いもので、また重要な職務にある者達ではなかったので、 映画の撮影の進行には影響はない。 �爛�メラマンが肋骨を折られた�瓩箸いο辰蓮�完全に噂に過ぎない。 確かに警察が目下事件を調査中だが、まだ相手方の当事者 ――すなわちスタッフの車と接触事故を起こした車の主を捜し当てていないとのことである。 (北京晨報より 2007.1.23.00:27)
現代快報は監督の言葉を次のように伝えています。
「21日のその晩、出演者とスタッフの大部分は先に出発していた。 1台だけ、撮影機器とカメラマンを乗せたマイクロバスが最後に出発し、 途中で現地の車と接触事故を起こした。 何人かの若い者が血の気が多く、相手と摩擦を生じたのは本当だ、 だが、取り囲んで殴打などという事件では絶対ない。 ましてや肋骨を折った者などいない。 私が知っているのは、ある照明助手の眼鏡が壊れ、軽傷を負ったということだけだ」
このことで、撮影を1日取りやめたのだろうか? ピーター・チャンは誠実な信用できる態度で記者にこう答えた。 「ストップなんてどうしてありえますか? 私とチン・シウトンは、たった今撮影現場から帰ってきたところですよ。 責任を持って言いますが、中断は絶対にない。 今日、アンディ・ラウも金城武もジェット・リーも、みんな行きましたから」 (現代快報より 2007.1.23)
大作の大がかりなロケのときは、何かしらこういう話が出ますね。 本当にしろなんにしろ、苦労も多いのは事実でしょう。 こういうニュースのとき、製作側が混乱を避けるため、事実を軽く言うこともあるし、 ニュースの欲しいマスコミが、小さなことを大きく言ったり、 周囲の噂を検証せずそのまま載せて大ニュースにすることも両方あり得ます。 ともかく、多少のことはあっても、無事に進んでほしいですね。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 8:25
| 2007年01月22日(月) |
「刺馬」撮影隊に事故?●大陸ブログから(傷城) |
捜狐の特ダネとして、こんなニュースが伝えられています。 詳細および真偽はまだわかりませんが、大事でないといいのですが。
「刺馬」撮影班、取り囲まれ殴られる 今日の撮影は全面ストップ
[大要] 「刺馬」が北京でクランクインしてから既に多くの時間が経ったが、 今日、撮影をストップしたとのニュースが伝えられた。 捜狐娯楽が情報を独占入手したところによると、ストップの原因は、 撮影隊の車が、1月21日、仕事を終えるとき、 ロケ地である河北義県の土地の車両と接触事故を起こしたことから、 口論になったためと言われる……
1月22日、急ピッチで進行中の「刺馬」の撮影隊は、 撮影を1日、完全にストップした。
捜狐娯楽が独占で得た情報によると、ストップの原因は、 「刺馬」の撮影隊の車が、1月21日、仕事を終えて引き上げる際、 ロケ地である河北義県の地元の車両と接触事故を起こし、口論になったため。 1月22日夜、その地元の車の持ち主が人を駆り集めて 撮影車のスタッフたちと衝突し、撮影車のスタッフは、程度の差はあれ、みな怪我をした。 ただ、アンディラウ、金城武、ジェットリーら、主な出演者達は無傷である。
「刺馬」関係者は、衝突については知らないと表明
捜狐娯楽は、「刺馬」スタッフと地元民の間で衝突が起きたとの ニュースをキャッチした後、 すぐ、「刺馬」の出資会社や関係の広報担当に詳しい状況を聞くため連絡を取った。
捜狐娯楽はまず、保利博納の孫女史に電話をした。 孫女史は自分は何も知らない、関連の情報は聞いていないとの答えだった。 次に、出資会社、中華横の宣伝担当管氏に接触、 管氏はこちらの意図を知ると、「その話は聞いていない」と言い、 「今言えるのはそれだけです」と語った。
今日、「刺馬」の撮影隊が撮影を前面ストップし、 怪我をしたカメラマンが明日、治療のため、北京に帰るという。 捜狐娯楽は、引き続き、注目していく予定。 (捜狐娯楽 1月22日17:28中国時間)
さらに続報が出ています。
追跡:「刺馬」カメラマン、肋骨骨折 警察が調査に乗り出す
「刺馬」撮影班は、撮影車が現地の村民に囲まれスタッフが殴られたことから、 今日全面的に撮影をストップすることになった。 捜狐娯楽は撮影班のスタッフより、 撮影車が殴打に遭った詳しい事情をキャッチした。 それによると、目下一番重傷なのはカメラマンの肋骨の複数骨折で、 既に警察が調査に乗り出し、関係者は全員聴取を受けているため、 北京に戻れないでいるという。
これまでわかったところによれば、 1月21日の夜、「刺馬」の撮影班が撮影終了後、 全車両がロケ地から駐屯地に引き揚げ始めた。 途中、一行の中で撮影機器とカメラマンを乗せたマイクロバスが 現地の車両と接触事故を起こした。 運転手とその土地の車の運転手が口論を始め、 土地の運転手は村に戻った後、 村人全員を引き連れてマイクロバスを取り囲んだ。 そして窓ガラスを全部割っただけでなく、 車に乗っていたカメラマン全員が村民に殴られた。 カメラマンは全員、程度の差はあれ、負傷、 傷が最も重いカメラマンは肋骨を複数骨折していた。 スタッフによると、撮影機材が壊されなかったのだけが 不幸中の幸いだったという。
現在、「刺馬」撮影班は撮影を全面ストップ、 また警察も既に介入して調査中である。 (捜狐娯楽 1月22日17:54中国時間)
別の話題も。 「傷城」を見た人のブログから、ネタバレのないものを。 大陸では評判も良かったし、入りもまた尻上がりに良かったようですね。
Confession of pain
昨日の夜、風雪をついて「傷城」を観に行った。 美しく、同時に限りなく憂いを含んだタイトル、 年配のいい男に、若い、いい男、心ときめかない方が難しい。
チケットを買うのは本当に大変だった。 さきおとといで、昨日の夜9時の回しか空いてなかったのだから、人気振りがわかる。 ストーリーについては多くを言わないでおくが、 あまりに多くの苦しみがからみあった話で チャップマン・トーだけが軽い笑いを引き起こしていた。
トニー・レオンは眼鏡をかけていたが、監督の話によれば、 その電気を放つ目の魔力を封じ、演技を引き出すためだという。 だが、影帝はその名に恥じない。 たとえ感電させる目がなくとも、私たちに向かって猛烈に放電してくる。 その垢抜けた演技に感銘も受けた。
そして私を一番驚かせたのは金城武だった。 以前の金城武にはなんとも感じなかったが、しかしこの晩の彼の どの瞳も頭脳明晰で憂愁を帯び、どの身のこなしも垢抜けて退廃の香りがしていた。 いつも酔っ払った状態であるのに、私はすっかり心を奪われてしまった。 全くめちゃくちゃなくらいかっこいい! 言葉で表し難い魅力だとも思う。
Confession of painの直訳は「苦痛の告白」で、英文タイトルはとてもいいが、 直訳にしたらあまりに直接的過ぎ、「傷城」の含蓄と憂愁には及ばない。
映画館を出ると、もう10時40分を過ぎていた。 なんと空にはまた細かい雪が舞い始めていた。 バスを待った。 1本では帰れないとしても、少なくとも距離的にはかなり近くなるのだ。 ただ、不思議なことに11時過ぎても、バスはすごく混んでいて、 あやうく乗りそこなうところだった。 やっとのことで乗り込んで、終点で降りると、 すぐにあちこち探して、ようやくタクシーをつかまえ無事帰宅した。
今日は2006年最後の日だったので、物悲しい気持ちもある。 私の2007年がますますいい年になりますように、 友達もみんな、ますますいい新年でありますように! (書香歳月 2006.12.31)
BBS ネタバレDiary ★ Go! 22:00
| 2007年01月21日(日) |
時尚健康12月号�� |
これでおしまい。 最後の問答、ちょっと珍しいかも
武の日記3――
南極行く船にのるまでの飛行機が、 実際乗る時間27時間くらい、空港で待つ時間9時間くらい、 計36時間・・・?!それって、、恐ろしい、、しかもその後、 船で南極まで2日間かかる、、、はぁ?! ま、よい、考えるのやめよ。 南極いくまえに、買った大事なもの。それは、、醤油。
これだけは忘れないでしょ、 地球は”人間だけ”のじゃないって事を。
もし天使が1人の男に姿を変えるなら、それは20歳の金城武だ。 もし悪魔が1人の男に姿を変えるなら、それは30歳の金城武である。
――あなたは長い間、違うメディアから、女性の性幻想対象のトップに 何度も連続して選ばれていますけど、内心、すごく喜んでます?
武 自分のことはずっと普通の男だと思っているし、 家族だってそう思ってます。 顔は両親がくれたものだから、両親に感謝しなくちゃいけない。 でも現実には、僕より顔のいい人はいくらでもいますよ、 自慢できるようなことは何もないです。
――自分の中で一番魅力のあるのはどこだと思いますか?
武 仕事で努力している男の人が一番魅力がありますよ。 その点なら、ぼくも魅力があると思う。
――若い女の子が誕生日をこう過ごしたいという願いに2つあって、 いつも同じです。 1つは世界一周したい、2つ目は、金城武と一緒に ろうそくの灯りのもとでディナーをしたい。
武 うわあ、ぼくはすごく退屈な人間ですよ。 ぼくと食事したって面白いことなんかないですよ。
――あなたは、個人の空間を大事にする芸能人という感じがします。 芸能界の誰と仲良しかなんて、めったに聞きません。 交友関係はどんなふうなんですか? 女性が多い? それとも男性が多い? どんな人とつきあうのが好き?
武 こういう人としか付き合わない、なんてないです。 誰とでも誠心誠意つきあうし、誰でも大丈夫です。
――あなたの趣味は?
武 どちらかというと、静かなほうが好きですね、 読書とかネットとか。
――スリリングな刺激のあることで好きなのは? 例えばバンジージャンプとか。
武 ……やっぱり読書したりネットしたりがいい。
――マスコミはあなたに無口だというイメージを持っていますが、 本当はどうなんですか? 一言であなたの性格を表すとしたら、何?
武 ふだんもあまり話しません。 仕事仲間はみんな長い付き合いなので、 そんなに話さなくたってわかり合えますからね。 一言で表すと……童心がいっぱいってことかな。
――幸福な生活とは何だと思いますか? 10年後の金城武はどうなっているか、言ってみてください。
武 幸福な生活とは、家族、あるいは好きな人と一緒にいられること。 とても簡単です。 10年後も20年後も、この考えはきっと変わらないだろうし、 ぼくという人間も変わらないと思います。
何人もの女性に聞いてみた。 もし、何でも質問していいなら、何を彼に聞きたいですか? 年齢を問わず、みなたちどころにこう答えた。 どんな女性が好きか、聞いてみて! 恋人にするのはどんな女性か! ……私も聞いてみたい、が…… 武、いきますよ!
――どんな女性が一番こわい?
武 人としての風格がなくて、無礼な人。
――一番耐えられない女性の習慣は?
武 ごみをやたらに捨てること。
――集まりで、どんな女性と出会うのが一番心配?
武 やたらやかましい人。すごく煩わしい。
――女性がどんなことをするのが一番耐えられない?
武 ものを食べながら、クチャクチャ大きな音を立てること。
――女性の口から一番聞きたくない言葉は?
武 荒っぽい言葉、下品な罵倒。
――女性の服装で、一番いやなのは?
武 これは別にありません、なんでもいい。
――ハイヒールの高さはどのくらいなら受け入れられる?
武 人の足には注意していないから。
――別れた後で、元恋人に一番してほしくないことは?
武 お互いに相手の落ち度を一々責めること。すごくがっかりする。
――女性の知り合いがすごくほしいと思います?
武 男女は関係ありません。
――妻と恋人では、求める基準に何か違いがありますか?
武 ……違いがあるものじゃないの?
――セクシーだと思うのはどんな女性?
武 自分に自信をもっていればOK。
――最近読んだ本は?
武 小説と心理学の本。
――毎日外出のときに、必ず持っていくものは? 携帯や財布などの必需品の他に。
武 (笑)携帯もいつも持っていくわけじゃないです。
――クリスマスプレゼントに一番ほしいものは?
武 大切な人がくれたものなら何でも!
――大切な人とは?
武 家族、友達、好きな人。
――今年見た中で一番良かった映画は
武 (笑)「如果・愛」。きっと「傷城」もそうなると思う。
――芸能人になって、一番大きな収穫と一番大きな犠牲は、それぞれ何?
武 大勢の友達と知り合ったことと、大勢の友達を失ったこと。
――一番いいと思う女性はどなた?
武 母親。
――何か変わった趣味がある?
武 いつも考えごとをしてること。
――もし、俳優にならなかったら、何になりたい?
武 旅行家。 (完) (小八・文/時尚健康 2006年12月号)
BBS ネタバレDiary ★ Go! 22:50
| 2007年01月20日(土) |
時尚健康12月号�� |
18日の「時尚健康」の続きです。
武の日記2――
あ、そだ、そそ、ホワイトデーだったんだべ、、って、何これ?w 思ったこと: 日本人は基本的に浮気を平気でする人種です。 なぜなら、チョコでもキャンディーでも、 本命以外に義理のやつを上げる習慣がある。 礼儀なんか関係ないと思うね、これは好きな人同士の物だべ。
――シュー・ジンレイとスー・チー、どちらがお好みなのかな?
武 スー・チーに感じるのは、ぼくらは2人とも台湾出身だということ。 今は映画で台湾の俳優と一緒になることは少ないから、 共演できたのはとても嬉しかった。
――同郷人どうし出会えて、目がうるうる……
武 ぼくらはほんとによく笑ってましたよ! 彼女は自分の風格というのを持っている女性で、 あのセクシーさっていうのは、誰もまねできない、独特の美しさなんですよ。 あの魅力は、誰でもいいなあって思うよね!
――ずいぶんほめますね。 ジンレイのことも聞かせて。 ある人がジンレイにただの彩り(花瓶)になるかもしれないのでは、と聞いたら、 彼女は「私はそんな美人じゃないわ」と言ったそうですよ。
武 (笑って)彼女らしい言い方だね。 シュー・ジンレイとの出番は結構ありました。 現場では、彼女が唯一広東語が得意じゃない人だったと思う。 でも、不慣れな場所でも、すごく自然に自分のすべきことをしてました。 今までいい映画にたくさん出ているし、監督もしているけれど、 純粋な感覚をずっと保っているのが、すごくいいと思うんです。 トニー・レオンの奥さんという役にぴったりでしたよ。
――スー・チーが言ってました、あなたはとてもいい人で、 シーンの撮影が終わるたびに、ありがとうございましたと言ってたそうですね。 ラブシーンの後なんかは、もすみませんといつも謝っていたって。
武 それ、ぼくの習慣なんです。 ラブシーンの後、女性に謝るのは男ならすべきことでしょ、 みんなあまりしないのかなあ。
「母さんが言ってたけど、ハイヒールを履いたまま寝ると、足が腫れるそうだ。 彼女は一晩中歩いたようだ。 美人にはきれいな靴が似合う」
脚本家がいい言葉を書いてはいるのだが、 彼が口にすると、あのような味わいを持ったものになる。 ピーター・チャンは香港の金像奨の後のインタビューでこう言った、 「私は、金城武1人がノミネートされたほうが、まだ良かった。 この映画を理解する人が一番いいと言うのは、決まって金城武なんだ。 彼こそ、この映画の核となる人物なんだよ」
――国際的に活躍する芸能人として、 香港映画、日本映画、ハリウッド映画の違いはどこにあると思いますか?
武 観客として見るときは、どれも大きな違いはなく、 文化の違いがあるだけです。 でも、撮影のこととなると、仕事のやり方が非常に違います。 香港映画は途中での変更が一番多くて、大きくて、早い。 日本は計画が一番周到、アメリカは手はずが良くて、対応も早い。
――CNNの番組で、ハリウッドを批判したそうですが。
武 ハリウッドはアジア人俳優には制限が多いと言っただけですよ。
――あなたはデビューから今まで、 うまくイメージチェンジをしてきたと、みんな思っていますが、 その変化の中で、最も大きなターニングポイントはいつだったと思ってますか?
武 ずっと心のままにやってきましたから、 どこで何が変わったとか全然考えていません。 もし、大事なときがあったとしたら、それはウォン・カーウァイや ジョニー・トー、チャン・イーモウ監督との共演かな。 あの人たちは、ぼくに、映画の世界ってこんなに広大なものだったんだと 痛感させてくれましたから。
――あなたは誰のこともけなさないですよね。 あなたの話はいつも人を怒らせないように言いますよね。
武 本当なんですから。 以前、長いこと、自分は一体なんだろうとわからなくなっていました。 一体歌手をやるのか、俳優になるのか、あるいはテレビのショー番組に出るのか。 「恋する惑星」に出て、初めて演技をやっていこうと決めたんです。 ウォン・カーウァイが、ぼくは演技の才能がとてもあるから、 チャンスをしっかり掴まえて、もうふらふらしないようにと忠告してくれた。 それでやっと決心したんです、歌はやめて、俳優になろうと。
――10年後に一躍国際スターになっているなんて、思ってもみませんでした?
武 大げさなこと言わないでください。
――みんな、金城武はスーパーアイドルで、 演技力も非常に優れていると言っていますが、 自分の演技をどう評価しています?
武 自分の演技については、他の人が評価するのが一番いいです。 けれども、きっと1作1作進歩しているのは わかってくれてると信じています。
――魅力的な外見はあなたの演技にとって、プラスですか、 それとも障害になりますか? 演技面で一番得るものが多かったのはいつの撮影のとき?
武 外見は演技には全然影響しません。 どの作品も、全部ぼくに影響を与えたし、成長させてくれたと言うしかない。 そういうことはぼくがどうこうできることでは全然ないから。
――自分の性格と大きく違う訳を演じるのは難しいですか?
武 問題ありません、役と自分はいつだって違うんですから。
――役にのめりこむと抜けられなくて、演技が終わっても とりつかれたみたいになってしまうという俳優が多いですが。
武 ぼくは全然平気。 監督がカット、と言ったら、もう大丈夫です。
――爆発しそうになるほどプレッシャーを感じるのはどんなとき?
武 プレッシャーが一番大きいのは、何か賞にノミネートされるときと、 その後受賞発表のとき。 すごく緊張します。ほんとに。 自分では完全にどうしようもないことだから、一種の無力感がありますね。
――そうか、テレビでよくしかめっ面しているのを見ますよ。 何を考えているんですか?
武 そういうときは、何か別のことを考えちゃうんです。 例えば撮影中面白かったこととか。 緊張してるときなのに、全然関係なく。 (続く) (小八・文/時尚健康 2006年12月号)
| 2007年01月18日(木) |
時尚健康12月号�� |
「傷城」に関係してたくさんの雑誌が出ました。 香港の「JET」は、「如果・愛」のとき、ご紹介しましたが、 今回は、直接取材していないし、内容的にも他のものとの重複が多く、 わざわざご紹介するまでもないと思います。 ただし、写真は最高です。
比較的早い時期に出た大陸の「時尚健康(別冊/・クリスマス特集)」は、 けっこう他にない内容も含んでいます。 でも、ときどき挿入される、インタビュアーの冗談めかした独白が、 そんなに効果的でない上に、個人的にあまり好きになれないので、 すっぱり切りました。 後半、害のない部分はそのまま生かしましたが。 多分、3回ぐらいに分けて。

「傷城」の恋人 金城武
大S:「どうしてこんなにかっこいい人がいるのかしら。 かっこよすぎて人間じゃないみたい」 黒木瞳:「その目に恋してしまいそう」 蔡康永:「まるで宇宙人のようなかっこよさ。 彼がいると、周囲を震動させる磁場が生じるようだ。 彼はその致命的な魅力に、自分では全く注意を払わない。 木が自分の作り出す影に完全に無関心なように」 小S:「彼が控え室に入ってきたの。 言うけど、おしっこが出そうになったわ」 (一緒に番組の司会をしていた)康永は、あやうく椅子から転げ落ちそうになった ――十分だ、私が何を言うまでもあるまい。 おわかりだろう、これこそ、彼である。 金城武がやってきた。
私は以前、彼の日記の忠実な愛読者であった。 後に彼はブログを閉じてしまった。 自らの手で別れを告げた。 公式の理由は、時間がないということだった。
時が経ち、彼は30歳になった。 哲学に触れているらしい。 彼の哲学書に対する興味は強く、 マンガのアイドルを放り捨ててしまったほどだ。 私は少しばかり辛かった。 マンガ好きの男というのは彼らしかったし、 私の心にいたあの頃の彼と私たちらしかったからだ。 けれども天秤座の彼はいつも揺れているから、 彼が次の瞬間に何を考えているのかは、永遠にわからないのである。
私たち、彼を好きな女性なら、誰でも彼と恋をしたいと思っている。 しかし、彼との恋愛は、多分辛いことでもあるだろう。 なぜなら、彼はひどく寂しがりやだからだ。 彼があまりに素敵過ぎるから、女達はその彼のためなら、 養ってもらわずとも自分の面倒は自分で喜んでみるし、 1人でおしゃべりしたつもりにもなるし、 自分の将来は自分で考えてもいいと思うほどなのだが、 いかんせん、彼はなんとしてもなびかず、 何かと言えば日本にトンズラし、あなたとの間に線を引いてしまうのである。
自分に恋するなと、彼ははっきり忠告してきたし、 自分はみんなが思うような完璧な人間ではないと言っている。 街をぶらぶらするのが嫌いで、着る服は全部家族が送ってくれるもの、 その上いったん着たら3年は着続ける。 だからパンツはどんどんセクシーになる。 洗濯を繰り返して縮むのできつくなるからだが―― ひょっとして、完全に虜にするためにはまずそっけなくするものらしいが、 そのためなのか、それは誰もわからない。 いずれにしろ、女達がますます彼を好きになるのは止められないのだ。
今年、彼は33歳になった。 私たちはもはや若くはない。 彼を見ても、心の中で微笑むだけ。 すでに次の若い子達が、彼に歓声を浴びせている。 彼は、私たちとは相変わらずどっちつかず、 なのに少しも年を取らないかのように人を惑わせ続けている。 すべての愛の神話と同じように。
武の日記1――
最近はテレビを見るのを辞めました。 なんか日本も台湾もそうだけど、良い事無い。 強盗やら殺人やら強姦やら、やら、政治がどうたらこうたらとか、 ヘンな番組やら、よく分からんドラマやら、やら、 テレビ見ると、なんか胸が痛くなるのだ。 ま、だから、テレビ、見ない。 禁テレ中。
――ちょうど映画のタイトルの「傷城」、シンプルで悲しい都市のように、 誰でも悲しいことを抱えていると思いますが、 あなたの心に残っている悲しいこととはどんなもの?
武 「傷城」は傷つくことの物語です。 誰でも傷ついているでしょう。 傷ついたとき、激しくそれに反応する人もいるし、 傷つくことの中で学んで成長する人もいる。 ぼくもみんなと同じように、いやなことにぶつかったことがあるけれど、 ぼくの対処の仕方は、すぐ忘れることです。
――それは、今は悲しいことは覚えてないってことですか? 思い出せないんですか、それとも話したくない?
武 それは……悲しいことはありすぎて、どうしたってパッと思い出してしまいますね。
――では、まずお決まりの質問からいきます。 「傷城」という映画をどう評価しますか?
武 「傷城」は初めは悲しい感じがするけれど、 全体的に見れば、前向きな映画だと思います。
――仕事の報告書みたいに、なんでそんなに弁証法的な答えなんですか。 「我々の仕事は多くのこんなんにぶつかったが、 全体的には進歩した……」という感じですよ。
武 (笑って)あなたはそういう報告書を書くのにたけているようですね。 ぼくは本当に、映画全体はタイトルほど悲しいものではないと思うんです。
――「インファナル・アフェア」は超えられたでしょうか? どちらも同じ監督、同じきゃくほんか、同じ眼で殺すトニー・レオンでしょう……
武 見てごらんなさい、わかるから。
――「傷城」で演じた警官は好きですか? 自分と似てる?
武 彼は実際すごく矛盾してると思う。 現実から逃避しているのに、 同時に見たくないものを追いかけようとするんだから。 その点がぼくと少し似ているかな。 彼の現実逃避のやり方は、酒の力で自分を麻痺させることなんだけど、 それは似ていない。 (続く) (小八・文/時尚健康 2006年12月号)
BBS ネタバレDiary ★ Go! 23:50
| 2007年01月17日(水) |
South China Morning Post紙の記事(香港) |
South China Morning Postという香港の英字紙に、 クリスマスの頃、金城武の記事があったと、 レインボーママさんに教えていただき、 サイトで記事をいくつか読むことができました。 レインボーママさんが教えてくださった長めの記事が、 香港映画と武という視点が入っていて面白かったので、 訳してみました。 写真も素敵です(レインボーママさんから拝借)。

King of pain
酒に溺れる探偵という悲劇の役が、 金城武から力強い演技を引き出した
多くの人は、これは悪くない問題だと思うだろうが、 最新作の撮影現場で酒を飲んでいいと言われたとき、 金城武はちょっと心配になったという。
「セットに行ったらすぐ、飲み始める――メイクもしないうちに」 と、「傷城」でのことを、彼はこう話す。 禁酒主義者では全然ない(と、この俳優は認める)けれど、 それでも限度を超えていたようだ。 監督のアンドリュー・ラウとアラン・マックから、 ほめられたり、もっと飲むように促されたりしながら、 いくつかのシーンを酔っ払って演技したことを彼は思い出す。
「あの人たちはいつもぼくに飲めるかどうかと聞いていました」 33歳の男は言う。 「そしてこう言うんです、『大丈夫なら、もっと飲んで』。 ぼくが飲めないことをすごく心配していました」
これは金城の仕事中の話である。 彼は、恋人の死を受け入れようともがき、酒に溺れる私立探偵を演じている。 この悲しい出来事のせいで、この男は 将来を約束された警官の仕事を棒に振るのである。
「酒を飲むことは、この役の最大のチャレンジでした」 と、台北生まれの日中ハーフの俳優は語る。 「酔っぱらいを説得力を持って演じるのは大変です ――それがいつも酒びたりの人間となると、もっと難しい。 他の映画だったら、もっと嘘っぽくなったでしょうが、この映画は違いました。 深い悲しみと喪失を描くものだったからです。 理解してもらえるような演技ができるかどうか、不安でしたね」
金城が気に病む必要はなかった―― 一風変わった人間役は、明らかに彼の得手だからだ。 ひょっとして、彼のピンナップボーイとしてのルックス、 あるいはなまりの強い広東語のためなのだろうか、 監督達は金城を、衝動的で純真で混沌とした人間として描きたがる。 ウォン・カーウァイなら、そのわけを十分答えてくれるだろう。 金城を「恋する惑星」でも「天使の涙」でも、期限切れのパイナップル缶を食べたり、 アイスクリーム販売車を乗っ取るシーンが印象的な、 変わり者役に使っているのだから。
かつて、金城は、(少なくとも香港では)ぼうっとした変人を当たり役とし、 一風変わった、どうしようもなくロマンティックな役を生き生きと演じて ヒットを飛ばすスターだった。 その情熱をセンティメンタルな空想小説に紡ぎ出す、 「アンナ・マデリーナ」のシャイな、眼鏡をかけたピアノ調律師。 あるいはまた、靴をコレクションしながら地上で暮らす、「ラベンダー」の堕天使。
酔っ払うことはさておいて、「傷城」での金城の役は、 彼がここ数年、香港以外で演じてきた役に近い。 香港以外の監督と仕事をするときは、夢見がちな青年役に縛られない。 日本では、エイズになった恋人の面倒をみる気難しいミュージシャン役 (連続テレビドラマ「神様、もう少しだけ」)や、 銃を使いこなす超クールな殺し屋(2000年の「リターナー」)役の方が有名だ。 そして、もちろん、「LOVERS」の剣の達人がある。
香港では、この地で仕事するようになった当初から、 あるジャンルに固定されてしまっていることを、金城はよく承知している。 「役選びのはっきりした基準はないんです」 と彼は言う。 「やってみたいジャンルはいろいろあります――例えばコメディーとか。 アクション映画は……それもいいと思うけれど、そのジャンルのことをよく知らない。 恋愛ドラマもそう。 もし、役選びでぼくが気をつけるところがあるとすれば、 その役がきちんと作られているかどうか、 あるいは物語の背景にメッセージがあるかどうかです」
おそらくそれが、なぜここ数年、 香港映画への出演が減っていたかの説明になるだろう。 東京に長期滞在し、家族のいる台北にちょくちょく帰りながら、 金城は2000年以降、香港の監督とは4作品しか仕事をしていない。 1990年代には16本もの映画に出ていたのにだ。
「そう変えたのはぼくじゃなくて」と彼は言う。 「環境が変えたんだと思います。 香港の映画産業がどん底になり、製作本数が激減したのが1997年頃。 その結果、良質の作品の製作本数も減りました。 オファーはあったけど、いい脚本は少なかった」
だが、金城の香港における運勢は、今、再び上向きになりつつある ――そしてもっと多様な仕事をしたいという彼の願いは、 少しずつ実を結び始めている。
「傷城」のプレミアのため香港に現れた金城の姿は印象的だった。 黒ずくめの服に、もじゃもじゃのヒゲが目立っていた。 張徹のマーシャルアーツの名作「ブラッド・ブラザーズ」を ピーター・チャンがリメイクする「刺馬」の、粗野な山賊役のためである。
オリジナル版と同様、「刺馬」も、 金城と劇中の兄弟役ジェット・リー、アンディ・ラウの間の、 目を引くアクションシーンを中心に展開する。 この3人が仇敵同士になるからだ。
金城は「LOVERS」よりさらに上手にアクションをこなすことを期待されており、 それは彼にとっても楽しみな挑戦である。 「いつも言われてましたよ、 こういうアクション映画はうまくやれないだろうってことを、 こんなふうに……『ああ、君は恋愛物がすごくあっている』ってね」 と彼は言った。 「だから、これができたらすごく気持ちがいいでしょうね。 うまくやれるかどうか心配もあったけれど ――でも、それは期待が交じった不安です。 できると証明できればそれも素晴らしいし、 またぼくのキャリアを新しい方向へ進めてくれると思う」
スクリーンから離れた彼は、「刺馬」の役とは全然違う。 ショウビジネスの世界に入る前、ファッション誌の清純なポスターモデルの彼は、 テレビコマーシャルの常連だったとき、 エージェントが十代のアイドルにするため、学校をやめることになった。
近年、彼が移動するときは、相当数の側近達 ――マネジャー&アシスタント軍団と我々はよく言う―― に付き添われているが、東京での生活はもっとシンプルだ。
東京では制限が少なくてすむと、彼は言う。 今年、香港に「傷城」撮影のため滞在していた金城は、 出演者からもスタッフからも、町をうろつかないよう忠告を受けていた。
「東京はもっと暮らしやすい。 多分、パパラッチが大勢うろうろしていないからだと思います。 東京で売られてるタブロイド紙はせいぜい1、2紙だけど、 台湾や香港では町中にあふれています」
しかし、彼は香港のゴシップ雑誌からも、何とかうまく身をかわしてきた。 そして彼が公にしてもいいと言った個人情報は、 家族の背景のことがちょっぴり――父親はアメリカに、 母親は台北に住んでいるということだけだった。 プライバシーを守り通すことには、2つの影響がある。 恋愛や日常生活のゴシップが少ないため、 オフではなく、スクリーンで何をしたかによって判断してもらえることが1つ。 反面、このような露出度の低さは、 移り気な観客から忘れられる危険を冒すことでもある。
金城はあまり心配していない。 どっちみち、と彼は言う、賞を獲るような俳優になろうと始めたのではないのだ。 「本当に最初の頃は、職業だとも思っていませんでした」 テレビCMに出ていた、そしてポップスターだった時代を思い起こしながら、 彼は話す。 「勤めに行くという気持ちでしたね。 自分のすることについて深く考えたりしなかった。 CDを出すたびに、どうしてあんなに大勢の人が 自分に熱中するのかなんてことは、特に」
自分がやれることについて、彼の見方を変えたのはウォンだった。 「彼は映画を作る面白さと、映画が芸術作品でもあることを教えてくれた」 と金城は振り返る。
「彼が与えてくれる空間はとてつもなく大きいんです。 現場に行ったら脚本がなかったりとか、 ある日やったことが、次の日には全然違ってしまっている、というように」
「恋する惑星」と「天使の涙」で金城は開眼し、 それが後の、ケリー・チャンとコンビのシティロマンス・コメディーから、 「LOVERS」や「傷城」のような大ヒット作品まで、 映画のどんな厳しい要求に直面しても、彼を支え続けた。
人生と、そこから得るものについて質問されたとき、 幅を持たせた表現をするのは、きっとウォンがお手本に違いない。
はっきりした目標があるかどうか、達成できたのは何かという質問に、 彼は言葉をぼかす。 「この道を歩んできて、失ったものは何ひとつありません。 歩んできたことがそのまま経験に、 運命が決めた何かになっていると思います」
トライリンガルであることが、中国人俳優にとって夢でしかない国際進出を 人に先駆けて実現させたのだろうかと尋ねられても ――金城は英語を話し、アメリカのインディペンデント映画で ミラ・ソルヴィーノ、ジェフリー・ライトと共演している―― 答えはやはりひどくあいまいだ。 「少しだけ有利だった、多分」 と、彼は広東語で答える。
「言葉はどれも完璧じゃない」 と、北京語で彼は言う。
映画の仕事が終わるたび、彼がさっと姿を消すところを見ると、 さすらい者であることには、いいことがあるのかも知れないと思う。 (Clarence Tusai文/South China Morning Post 2006.12.24)
活動の地域によって、俳優としてのイメージが違うということは、 「リターナー」の頃、「キネマ旬報」に松岡環が書いていたのですが、 それと共通するものが香港の記事で読めたのがとても 面白かったです。
あ、ところで、今日、「傷城」の大陸版DVDが届きました。 怖いところを手で隠しながら、全部見てしまい、 トニーのところでも、武のところでも、それぞれ涙がにじみました。 そして、香港映画は広東語の方がいいのはもちろんだけど、 北京語を話してくれると字幕も読みやすく、 はるかにわかりいい、逆に言うと、台北の広東語版は しんどかったなあと今更ながら……(^^;
BBS ネタバレDiary ★ Go! 23:10
今日の聯合報によれば、
邱復生
邱復生が昨日、両岸三地(台湾香港大陸)の映画監督を食事に招いて 映画振興とお互いの協力を力説。 その場には朱延平監督もいて、邱復生が新作のジェイ・チョウ主演映画について 何度も質問したところ、監督の返事は、 「ジェイ・チョウ映画のタイトルは『口にされない秘密』というので、 私は何にも知らないのですよ」 今度は朱監督が、邱復生の準備中の金城武主演「孫中山」に大いに関心を示すと、 邱復生はちらりと白い眼でにらみ、 「まだ輪郭さえできておりませんな」 と、互いにとぼけあっていたそうです。
陳昇
昨年新アルバムを出し、恒例の年越しコンサートを行った陳昇(ボビー・チェン)。 コンサートには劉若英(ルネ・リュウ)の母親も来ていたと、 今年になって行なったアルバム発表の記者会見で語った陳昇、 もう1人の好き友、金城武も新年の挨拶の電話があったと話しました。 彼の眼には、万人のアイドル金城武も、「田舎者のあんちゃん」に過ぎません。
この部分、自由時報によれば、
「彼の弟子のルネ・リュウと金城武は最近、映画出演が多いが、 彼はこんなびっくりするようなことを言った。 『金城武というこの�狆�土台客�瓩�、この間新年の挨拶に電話をかけてきたよ。 だから、ぼくも創作のかたわら時間があれば、 映画館に行って、奴を応援してやることにするよ』」
なお、同紙は、「ムービースター」の2006年の人気投票で、 金城武とジェリー・イェンがハリウッドスターにまじって、 それぞれ13位と20位に入ったことを誇らしげに伝えています。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 8:45
| 2007年01月14日(日) |
「刺馬」クランクアップは3月●「MING」12月号より(下) |
すごく大変そうな「刺馬」の撮影ですが、順調だと言っています。
ピーター・チャンの新作「刺馬」のプロデューサーで、 中国映画監督協会会長の黄建新が最近明らかにしたところによれば、 世間の予測とは異なり、 「刺馬」でのジェット・リーのアクション演技は決して多くなく、 アクションシーンはアンディ・ラウが一番多いという。
黄建新は、「刺馬」の撮影は順調で、 3月にはクランクアップできるだろうと語った。 黄は3人の主演男優ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武を 非常に高く評価した。 この資金が3億人民元を超える大作は、 今年のクリスマスの前後に公開とのことだ。 (新聞晨報 2007.1.14)
昨日の続きです。 23:30
「MING」12月号より(下) 金城武 子どものような殺し屋(続き)
ビールはスー・チーに頼む
「傷城」の記者会見の席でスー・チーは、金城武を�爛▲献�一ハンサム�瓩叛篁燭靴燭�、 映画の中の恋人について語る金城武の言葉は、 外国で出会った同郷人同士のような、温かいみにあふれたものだった。
「ぼくはほとんど毎回金馬奨に出席しているのですが、 彼女がちょうどぼくの真後ろの席だったことがあって、とても嬉しかったですね。 今、台湾の俳優と共演する機会は少ないんです。 彼女は自分の風格と言うものを持った女性で、 そのセクシーさと持ち味は、誰でも持てるようなものではない ……独特な美しさがあって、劇中ではビールを売る女の人の役ですが、 とても雰囲気をもった演技でした。 もし、ぼくが客なら、やっぱり彼女にビールを持ってきてもらいますよ」 と彼はいたずらっぽく笑う。
このいたずらっ子のような様子がとても好きだ。 こういうときの金城武が本当の彼じゃないかと、いつも感じる。 やんちゃで、キュートで、だがワルではない。 彼が演じた「LOVERS」の女好きの金捕頭を思い出す。 牡丹坊のような遊郭で、両手に花でいながら、 芸は売っても体は売らないことが明らかな、 目の見えないチャン・ツーイーの着物を切り裂く。 その得意げな顔は、他の子のおもちゃを取り上げた子どものようで、 手を伸ばしてほっぺたをつねってやりたくなる。
童心にあふれている以外にも、彼はアイデアの人でもある。 映画では監督に何度も新鮮な考えを提供したという。 例えば、「恋する惑星」でブリジット・リンと別れるとき、 ネクタイで彼女の靴を拭いてやるとか、 「天使の涙」でブタにマッサージをしたり、アイスクリームに火をつけるなどだ。
今回、私がハチャメチャな質問をすると、彼はとてもうれしそうだった。 「自分のために何か発明できるとしたら、何にしますか?」 私が聞くと、彼は大きな眼をくるくるさせて言った。 「小叮当(シャオディンダン=ドラえもん)!」
この有名な日本のアニメは、主人公の名こそ、小叮当から 多啦A夢(ドゥオラーエイモン)と改められたが、 どの時代の子どもにも愛され続けている。 その一番の理由は、同じくこのアニメの忠実なファンである筆者の分析では、 猫型ロボットのおなかのポケットに関係がある。 生活の中でどんな困難にぶつかろうと、 ポケットにはいつもちょうど役に立つものが入っているからだ。
真の国際スターとなる力を秘めたと形容され、 ファッションブランド、シャネルとフェンディのチーフデザイナーで 国際ファッション界をリードするカール・ラガーフェルドに 足が特別だと褒められ、�爐箸討皀魯螢Ε奪畢瓩世噺世錣譴振眈詆陲蓮� 半年ほど前、CNNのインタユーを受けた際、 ハリウッド進出の意思について聞かれたが、 「ハリウッド映画の観客でいるだけでいい」と答えている。
しかし、数年前、彼はこのようなストーリーを話していた。 「ある俳優が、あるところにとても行きたいと思っていて、 でもそのときは残念ながら人気があり過ぎて行く時間がなかった。 10年後、その俳優は人気が落ち、やっと出かけていった。 着いたとき、彼は以前の気持ちがもうなくなっているのに気がついた」
人気者は、人生には人気よりももっと大切なもの、 もっと大事にする値打ちのあるもののあることをよく知っている。 だから、何かしたいと思えば、直ちに実行しようとする。 あまりにさっさとやりすぎて、家を出てからスーツケースを忘れたことに 気づいたという笑い話もある。
今だけを考える人には、名声も何ほどのものではなく、外見などもっと心にとめない。 彼に、いつもハンサムで魅力的な男性と呼ばれるのは、 才能を軽視されているように感じないかと尋ねてみた。 彼は激しく頭を振って言った。 「とてもとても……これはね…… ぼくは、自分がみんなが言うような人間だとはとても思えないんですよ。 人はハンサムであるにせよないにせよ、あるいは才能があるにせよないにせよ、 もっと努力しなくちゃいけないよね!」
生活の本質がメインディッシュであるからには、 アニメの登場人物の金属の殻の中の人情の味は、 おそらく彼が一番懐かしがる大量生産された宝物なのだろう。 おや! 彼は人気が出たらいかにもクールになったと言う者もあるが、 外が冷たくても中は熱い……中日ハーフの痩せたドラえもんなのだ!
共演の感想
トニーが見た武
「ぼくらは以前『恋する惑星』に出たが、 一緒のシーンはなかったから、共演とはいえないし、 彼のことは全然知らなかったと言える。 これまでの彼の印象は、とてもハンサムでかっこよさがあって、 演技力があって、個性的というものだった。 今回接触して、とてもユーモアがあり、率直な人だと知った。
ときどき、彼が他の人と話しているのを聞いていて、すごくおかしくなることがあった。 誰かが彼に『飯食ったかい?』と聞いたら、彼は答えた。 『食ったと思うよ!』 食ったんなら食った、食わなかったんなら食わなかった、どちらかだろ? 『食ったと思う』って、何なんだよ?
ぼくら2人は性格が少し似ていて、つまり、どちらもとても内向的なんだ。 だけど対処の仕方は全然似ていない。 彼は熱血で正義感のあるほうで、ぼくはあきらめのよいほうだ」
武が見たトニー
「彼とは同じ映画で仕事をしたことがある。 10年前の『恋する惑星』だ。 ただ、一緒の演技はなかったから、同じ映画に出ていても、 彼が仕事が終わるときにぼくのが始まり、スタジオで挨拶するだけだった。 偶然だけど、10年前、ぼくらは『恋する惑星』で同じ警官を演じ、 今回、本当の共演になったけど、やっぱり警官役なんだ(笑)!」 と、彼ははしゃぐ。 「今回、みんな昇進したんだよ。 あのときのカメラマン(「傷城」の監督アンドリュー・ラウ)まで昇進した。 初めてのトニーとのシーンでは、始まると本当に興奮して、緊張した。
彼はあんなにたくさん映画に出ているけど、 ぼくはCDのプロモーションに出席したとき、顔を合わせただけだ。 その後、トニーが初めて主演男優賞をとったころ、 ぼくらは同時に香港で撮影中だった。 現場が隣同士だったので、彼のところに行って声をかけ、握手をした。 そんな程度の縁だった。
彼の演技を見て、『はあっ』と声が出たね。 とても安定した演技で、本当に揺るぎないという感じがした。 見ているうちに、ひそかにこう思ったものだ。 『もし、自分に、彼のほんの一部分でも揺るぎなさがあればいいだろうなあ』
トニーの演技はとても好きだ。 ときどき彼と脚本について話したり、芝居をしたりするとき、 その眼を見られないことがあった。 すごく魅力があると思う。 見ると『うわあ』と、こうなってしまう、どうしてかわからないけど」 (文・張心正/明日風尚 2006年12月号)
2人が自分の役の設定を解説する部分は省略します。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 17:30
| 2007年01月13日(土) |
「MING」12月号より(上) |
大陸の大判の雑誌「明日風尚 MING」12月号には、 武、トニーの表紙と取材記事が掲載されていました。 武の部分のみです。2回(多分)に分けて。

Cover Story 天下無双
多くのことが1つの線で繋がっている。 2006年の「傷城」が、1995年の「恋する惑星」を思い起こさせずにはいないように。 ネットで�犧任眇瓦鰺陲甲棒��瓩療衂爾�あれば、 ベストテントニー・レオンと金城武の2人が必ず入るように。
2人の心騒がす男優は、年齢から言ってもキャリアから言っても、 別の世代に属しているようだ。 ただ、同じように沈んだ深い目を持ち、同じように端正で、あかぬけて、 変わらぬ人気を持っていることが、2人をペアにする。
映画会社から、表紙の取材の承諾をとりつけるとき、 先方は、2人の希望だからと、やるなら2人一緒にしてくれと言ってきた。
1人は33歳、1人は44歳、�狒仍勠瓩箸いΔ里鰐詰�がある。 だが、2人別々に取材するようにさえ気をつければ、 両者とも必ず相手への高い評価を語る。 それに、映画の撮影が始まった頃、彼らは記者会見で肩を並べて絶えず談笑し、 映画のタイトルと全く隔たった、悲哀のかけらもない様子を見せていた。 芸能界の友人がどちらも同じように多くないトニー・レオンと金城武は、 �狒亅瓩了�に非常に近い。
2人の大勢のファンにとって、「傷城」は、2人の男の闘いこそメインであり、 彼らがいくつかの共通点以外でどのように違うか、 共通点と異なる点の中で、2人がどのように再び女性の心を乱してくれるのかを 見るものであるに違いない。 こう言っても、シュー・ジンレイとスー・チーの2人のヒロインは、どうか抗議しないでほしい。
金城武 子どものような殺し屋
3年前、「タイム」誌に�狹賤里離献腑法�・デップ�瓩半淹燭気譟� 3年後、「ニューズウィーク」誌に次世代の国際スターと予言される。
33歳になったばかりの男が、世界中から争って褒められ続ける。
ジョニー・トーは「タイム」の取材にこたえ、 「ターンレフト、ターンライト」の主演男優を�狷罎里△詛侏キ瓩鳩鼠討靴燭海箸�ある。 監督のこの評は、演技の才能という面からのものだったのかもしれないが、 観客とファンから見ると、金城武の謎は、その人としての存在感により強烈に表れている。
現在、彼が出席する活動は多くないし、 彼のホームページはずっと前、突然クローズしてしまい、 熱心に彼を追っていたファンはあわてふためいた。 巨星は遙か彼方に去り、星を見たければ、望遠鏡を使って見上げるしかないのだ。 話を聞きたければ、まずマネジャーを通じて取材の要点のチェックを受けたあと、 結局は慌しいコミュニケーションとなり、その声は微かなものになる。
流暢だがどこかおかしい広東語をあやつって香港に進出してきたころの、 10代の少年が懐かしい。 あのころの彼は、記者に何でも話した。 あるときなど、「アラブに行って、大勢の奥さんを連れて帰りたい」と あけっぴろげに言ったこともあるし、 また、インタビューのとき、小さなミツバチを救い出す芸(?)を見せたこともある。
幸いにも、今回会う機会を得ることができ、 幸いにも当時の、無口で、二言三言話してくれただけで聞き手は大喜びだった金城武は、 少しも変わっていなかった。
いい俳優ではありません
もっと幸いなことには、この微弱な周波数でも、金城武の言葉のかけらから、 赤子の心をキャッチできたことだ。 8年前、日本の「キネマ旬報」が、「背が高く、胸の肉厚が太く、 大きくて切れ長な目が一目見るだけで、人はやられてしまう」 と形容した中日ハーフの美男子の、 頭と口の子どもっぽい可愛らしさの威力もまた軽視できない。
「夏に冬の芝居をするって、どんな感じ?」 「傷城」撮影中に、金城武は映画会社のメイキング特集のスタッフにインタビューを受け、 そう聞かれると、毎日アルマーニの、かっこいいが季節に合わない 革ジャケットを着て演技をしていた彼は、このときとばかり、 「暑いってことです! どういったらいいのかな、自分の体が正常に働くか心配になってしまう。 実際、ぼくだけでなく、みんな全身汗びっしょりで、 たいてい1回ではOKにならないから、後でこう考える ――夏に冬の話を撮るのと、冬に夏の話を撮るのと、どっちがましだろうって」 と言って、ストレスを発散させたのだった。
初期に、香港セントラルのソーホーでロケが行われ、 彼は革服を着て冷房のない場所であちこち走り回ったものだが、 辛さにもかかわらず、笑みを絶やさなかった。 「……(撮影中は)太らないですか?」 という質問に、金城武は即、こう答えた。 「そうなんですよ! チョコレートをかじったから、すぐやせるはずですよ…… (チョコレートをかじると痩せられるのだろうか?) 幸い、ぼくは太りにくいたちでもあるし」
少年はやっぱり少年だ。 言いたいことは口に出す。 言ってることがわかるだろうか? 聞けば聞くほどわけがわからなくならないだろうか? ひょっとしたら、初めっからそういうことは頭にないのかもしれない。 これは独りよがりではないし、ものぐさなのでもない。 本気で自分をわかってもらおうと努力しているのである。 集中して辛抱強く耳を傾けさえすれば、必ずや �犇眈詆陲�何をたくらんでいるのか�瓩修里錣韻�わかるはずである。
その内面の熱さ、飢え、喜び、辛さ、すべてそのままはっきりと話すのが好きなのだ。 こんなことを覚えている。 彼が洗顔用品のCMキャラクターになったとき、 なんと当人に洗顔が嫌いという悪しき習慣のあることを、自ら暴露してしまったのだ。 「後になって、非衛生だからと言われ、毎日洗うようになったんです」 ああ! こんなことを話したらイメージに影響して、お客をなくすと思うだろう。 ところが、ファンがますます増える結果になった。 またあるとき、あるところに到着し、大勢のファンがいるのを眼にした。 彼は珍しそうに、今まさにサインをもらおうとしていた女性に尋ねた。 「仕事に行かなくていいの?」
まさか忠実なファンをからかう者はあるまい。 彼が自分の仕事のことを、それもこんなにもズバリと語るのを聞きさえすれば、 この男が、自己を赤裸々に表現し続けるのを選び取ったことがわかる。 「『傷城』の探偵の役をどう解釈して演じましたか?」というようなありきたりの質問に、 金城武は誠実に答える。 「本当のところ、ぼくはまだいい俳優じゃないんです」 こんな、質問した人間を驚かせるような答えが、一度ならず彼の口から発される。 去年の「如果・愛」のプロモーションの折、 �猴�名な俳優となったのには、幸運と努力とどちらが大きいか�瓩箸いο辰砲覆辰燭箸�、 彼はこう言った。 「自分は幸運だとずっと思っています。努力してません……」
名を成して言行が謙虚な有名人は少なくないが、 自分の成果を、毎度毎度自ら完膚なきまでに容赦なくひっくり返していく、 こんなこだわりのない大スターは、彼1人と言っていい。 今回、「傷城」の物語について一緒に話をしていると、彼はよくこう言うのだった。 「これについて質問されると、いつも監督に聞いたほうがいいのになと思うんですよ」 それなら、演技については? 彼は�爐垢戮撞嗚椶匹�り�瓠△泙伸犂篤弔旅佑┐猟未蠅豊瓩箸靴辰�り強調する。 以前出演した「LOVERS」は、彼をハリウッド映画宇宙の輝く新星にした。 ところが、彼本人は淡々とこう語るだけだ。 「どのシーンも、監督がまずお手本を見せて、 ぼくは、できるだけその台詞の感じや表情を真似しました」
彼にかかると、出会った監督は全員素晴らしいことになる。 チャン・イーモウは彼の先生であるが、 人の話をよく聞く賢い生徒は、他の人間のことはまた別なようにとらえ、 その人物の優れたところを自信をもって1つ1つ挙げていく。 実にきびきびして痛快だ。 (続く) (文・張心正/明日風尚 2006年12月号)
BBS ネタバレDiary ★ Go! 23:50
| 2007年01月12日(金) |
孫文映画&ジェット・リーと小吃 |
金城武が孫文に!? この話題は、邱復生の名が出てこなかったらスルーする話ですが、 真偽はわからないながらも、頭からの否定はまだ誰もしていません。 政治色や民族色の強いものは、何となく心配ですが、 そんなことは事務所や本人のほうがよくわかっているでしょうから、 あまり考えないことにします。
遅まきながら、一応、唯一の情報の出所である、 自由時報の記事を記録のために。
「映画基金会」の理事長に就任した邱復生が、 最近、映画「孫中山と宋慶齢」の準備を積極的に進めている。 中国の北京に2度にわたって赴き、宋慶齢基金会と会合を持っているが、 聞くところでは、現在脚本の大要は既にできあがり、 国父、孫中山役には、邱復生は金城武を起用したい考えだという。 鴻鳴グループの会長郭台銘が出資者の1人とのことだ。
積極的に動く邱復生、中国を2度訪問し相談
邱復生は昨年12月15日、宋慶齢基金会との相談と資料探し、 さらには中国公開時の支持を獲得するため、 製作スタッフを伴って自ら北京に赴いたことが明らかになっている。 また郭台銘が出資者に加わるとのことだ。
金城武は眉濃く目が大きく、映画「刺馬」のためにひげを蓄えた様は、 国父の端正な面立ちとひげを生やした風貌にぴったり合う。 その上中日のハーフで、幼い頃から天母に住み、 日本人学校とアメリカンスクールに通って英語日本語ができるところも、 国父の言語背景と符合する。 宋慶齢役には、中国市場を考慮して、中国の女優を起用するつもりだ。
邱復生はかつて「非情城市」に出資し、台湾を国際映画祭に登場させた。 昨年6月、映画界に復帰し映画基金会を掌管、映画復興の夢達成を願っている。 これが、郭台銘の映画事業進出の大望とはからずも一致した。 特に近年、大キャスト、大型企画が流行しており、 全世界の中国人の目を満足させる国父・孫中山の物語は、 邱・郭が共同事業のに踏み出すのを促進することになった。
準備に1年近く 三者とも裏づけを与えず
本紙は昨日、邱復生本人に確認をしようとしたが、彼は電話に出なかった。 映画基金会の秘書長である李祐寧は、 「孫中山と宋慶齢」という映画に監視、確かに準備に1年近くかける予定で、 物語の大要は既に完成している」 と明かした。 郭台銘が中心的な出資者であるかどうかについては、 李祐寧は、それについて発言するのはさしさわりがあると語った。
鴻銘グループのスポークスマン丁祈安は昨日、 郭会長がこの映画に出資するという情報は聞いていないと語っている。 また金城武のマネジャー、ヤオ・イージュンは、 今のところは邱理事長の初期段階の構想に過ぎないはずで、 理事長から金城武を孫中山にという1歩進んだ相談はまだ受けていないと話す。 また、金城武は目下、映画の出演契約がいっぱいだと語っている。 (自由時報 2006.1.5)
初めに書いたように、情報元はこれだけです。 今日、出た別の記事は、これを元に、 「宋家の三姉妹」を監督したメイベル・チャンに話を振ったもの。
先ごろ、邱復生が映画「孫中山」(仮題)の準備中で、 金城武を主演に迎えるとのニュースがあったが、 「宋家の三姉妹」を監督したことのあるメイベル・チャンは、 「私も香港で聞きました。 金城武の目は孫中山とよく似ています」と語った。
「孫中山」の監督候補には、アン・リーと 「イングリッシュ・ペイシェント」のアンソニー・ミンゲラも名が挙がっているというが、 メイベル・チャンは、 「どちらでも大丈夫。 監督には国際感覚がなければなりません。 孫中山も国際的視野を備えた人でしたから」 そして「ラスト・エンペラー」の監督ベルトルッチを例に挙げ、 外国の監督だからといって文化的に違うからだめとは思わないと述べた。
かつて「宋家の三姉妹」では、張文瑄とマギー・チャンを 孫中山、宋慶齢役に起用したが、 今なら誰が金城武の共演者にいいだろうか。 メイベル・チャンは、 「孫中山は中年になって宋慶齢と出会ったのです。 役柄から見れば、ルネ・リウのほかにぴったりの女優は思いつきません」 と語った。 (聯合報 2006.1.12)
話は変わり、「刺馬」のロケの様子が少しずつ洩れてきていますが、 その1つに、ジェット・リーが金城武からもらった台湾の土産に喜んだ話がありました。 そのニュースの出所は、ジェット・リーのブログだったのですが、 読んでみると、ジェット・リーがとても可愛いので、既に古い話ですが、 その部分だけ紹介させてもらいます。
「刺馬」の俳優の中で共演したことのあるのは1人しかいない。 金城武だ。 ぼくらの共演はもう10年も前のことになる。 10年間会っていなかったら、彼はどんどん体も大きく、勇猛になっていた。 12月31日、彼は台湾から戻ってきたが、台湾の小吃を持ってきた。 それがぼくの一番好きなルーウェイだったのだ。なんてラッキー! 撮影は31日の昼12時になってやっと終わり、宿泊所に戻った。 凍えるわ空腹だわで、ルーウェイで飢えをしのいだが、ああ、実にうまい! 1月1日の早朝になっても、ぼくらはまだ彼のルーウェイを食べていた。 おいしい小吃をもって来てくれたことに感謝だ。 ぼくらのチャリティー基金に寄付してくれたことにも感謝する。 (リー・リンチェイのブログ 2007.1.5)
小吃(シャオチ−)は軽食類、ルーウェイは肉とか野菜とかの煮込み料理。 好きなものを選んで煮てもらいますが、持帰り用も売ってるらしいです。
「ラッキー!」なんて言い方を本当にするか、わかりませんが、 おいしいものをもらって手放しで喜んでいるリーさん、思わず笑ってしまいます。 他の日のものでも、どことなく謙虚でよさげな人柄がうかがえますね。 (よく知らないけれど) このときのロケ地の気温はマイナス10〜15度だそうで、 いつも極寒か極暑の中での撮影の武、 今度は春でも秋でも、気候のいいときにもどんどん映画を撮ってね。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 23:50
| 2007年01月10日(水) |
シュー・ジンレイのコメント |
「刺馬」の撮影中のシュー・ジンレイの写真が隠し撮りされてますが、 別の記事の中で、彼女のマネジャーが他の話のついでに、 わざわざ、シュー・ジンレイと金城武は「傷城」でかなり一緒のシーンがあったので、 今回「刺馬」の現場では、もっと息があっていると語っていました。
そのシュー・ジンレイが最近共演した男優のことを話している記事がありましたが、 トニー・レオンの部分はネタバレに関係してくるので、割愛して、 他の3人についてのところを抜き書きしました。
金城武
どんな俳優でも、知らなければ、ミステリアスに見えるものだ。 金城武もそうである。 彼は露出が少なく、日本にいるしで、プライバシーが保ちやすい。
トニー・レオンのことを�爛魯鵐汽爐性瓩噺世Δ箸�は、 「ハンサムの基準はいろいろあるから」と付け加える人がいるかもしれない。 金城武を�爛魯鵐汽爐性瓩噺世Δ箸�、 「いや、不細工だ」と言う人は多分いないだろう。 実際、彼は非常にきれいな人だ。 撮影で一緒だったカメラマンはこう言っていた。 「どう撮っても金城武はきれいだな」
彼はあるタイプの俳優の典型だ。 トニー・レオンに似たところがあり、デリケートで、 人の多いところでは緊張して、自分を出さない。 「傷城」の香港での最初の記者会見のときのことを覚えているが、 私たちが舞台裏で待機しているとき、トニー・レオンが私に言った。 「すごく緊張しているんだよ」 俳優として、私はすごくよくわかる。 彼らは公の人間だが、人に煩わされるのが心配なのだ。
「傷城」で、私は金城武の�犒参猫瓩魃蕕犬燭�、 「刺馬」でもまた彼の兄嫁役なので、私は彼に冗談を言った。 「あなたより若いのに、どうしていつも義姉さん役なのかしら」。
素の金城武は寒い冗談がうまく、 いつも、うっかりすると、すぐそういう冗談が口を突いて出る。 彼はユーモアのとてもある人で、コメディーができると思う。
ジェット・リー
「刺馬」の撮影に加わる前、ジェット・リーとは全然会ったことがなかった。 撮影班に入ったとき、彼との初めてのおしゃべりの内容は、 チャリティー、つまり彼の「壱基金計画」、 1人1人毎月、最低1元を寄付して、 助けを本当に必要としている人を援助すると言うプログラムの話だった。
彼は私のブログで彼の基金を広めてほしがっており、 私はもちろん喜んですぐにするつもりだ。 彼も自分のブログをもう開いている。
アンディ・ラウ
ジェット・リーにしても、トニー・レオンにしても、金城武にしても、 みな単純な「まじめ」という言葉では形容しきれないように思える。 アンディ・ラウは�犁蘢広甅狢臑眥広瓩箸い辰心兇犬�すごくする。 品行学力にすぐれ、積極的で、肯定的なイメージだ。 (申江服務導演より 2007.1.9)
「寒い冗談がうまい」というのも変な話ですが、 原語「冷笑話」は文字通り、「寒い冗談」。 日本語と同じ使い方です。 が、調べてみると、日本のように、ただただつまらない冗談と言うだけでなく、 これはこれで冗談の1つのあり方のように、 ウィキペディア他では書いてあるので、変な訳をしました。 詳しい方がいらしたら、ぜひ、そのニュアンスを教えてください。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 2:20
| 2007年01月09日(火) |
「Man's Style」1月号より |
新聞雑誌ブログと、あまりに「傷城」関係の記事が多く、 どこから手をつけてよいかわからない状態ですが、 とりあえず、今回台湾での唯一の収穫「Man's style」1月号が、 12月号の特集に続く第2弾として、香港で武をキャッチ、 �猖椹鐺叛雖瓩般誕任辰董▲ぅ鵐織咼紂宍�事を載せているので、」それを。 掲載されている写真は、先日にゃおさんが紹介してくれた 山水国際娯楽(台湾の配給元)提供の、あの写真です。 インタビュー場所は香港の東方文化ホテル。
12月19日の「傷城」プレミアの折、 めったにメディアの単独インタビューを受けない金城武が、 台湾マスコミの取材に応じてくれた。 このように間近での取材は初めてであったし、同時にこれは、 金馬奨以後、最初の台湾マスコミによるインタビューでもある。 彼は台湾の同胞たちを前にして、ことのほか親しみを覚えた様子で、 「傷城」はどうだったかと、まず聞いてきた。
この映画での金城武の姿は、以前と明らかに異なっている。 「傷城」での自分の役柄と演技方法は、これまでとは大きく違うものだったと彼は言う。 金城武の美しさは天性のものと思っている人が多いが、 彼自身はきれいだと言われるのを好まない。
映画での彼は絶えず酒を飲んでいるが、 撮影中、彼があまりおしゃべりなので、うるさがられ、 スー・チーまでが、彼は酒が入ると話が止まらなくなると冗談を言った。 最後の、最も重要な病院でのトニー・レオンとの対話シーンの撮影のときでさえ、 先に出番が終わった彼は、傍らでアンドリュー・ラウ監督をつかまえ しゃべり続けたものだから、 監督は、彼のせいで笑ってしまい緊張した気分が消えるのを心配し、 誰かこいつをどかしてくれと、冗談を言うくらいだった。
トニー・レオンとの12年の歳月を隔てての再会に触れると、 彼は、「恋する惑星」のときは、2人はすれ違っているだけだったと言って笑った。 また、台北市立第一女子高校が開いた学園コンサートで 一緒だったことがあると話してくれた。 そのときのトニー・レオンの衣装はスカートで、 それが当時一番ススンでる格好だったのだ。 今は2人とも映画でしか出会うことはない。
シュー・ジンレイの話になり、 彼は、かつては自分も監督になる夢を持っていたが、 今のシュー・ジンレイが文章も監督も演技も能くするのを見て、 非常に感服していると語った。 シュー・ジンレイはまた、彼が香港に進出し始めたとき、 全然広東語が出来なかった頃のことも思い出させた。 今のシュー・ジンレイは、かつて彼が歩んだと同じ道を進んでいるように見える。 現場では彼女と北京語でいろいろ話をしたという。
スー・チーとの共演については、台湾出身の同郷人どうしなので、 非常に楽しかった。 キスシーンは、すべて一発OK。 「キスする場所は決まってるから、間違えようがないでしょう」 一番難しかった演技は、やはり、 酔った状態でいなければならないこと、とてもきつかったそうだ。 飲んでも、台詞が言えなくなるわけにはいかないからである。
アンドリュー・ラウは、あなたと冗談を言うのがすごく好きだったみたいですねと いう質問には、彼はこう答えた。 実はラウ監督は北京語を話すと、それだけでおかしいんですよ。 全然何言ってるかわかりませんから。 なのに、ぼくと北京語でしゃべりたがるんです。 おそらく雰囲気を盛り上げようとしているのでしょうね。 監督は本当にいい人だと思います――。
また、最近、マスコミが流したゴシップについてたずねると、 彼は、それらは全部本当ではないと即答した。 が、また、こうも付け加えた。 今はマスコミの数が多すぎて、新しいニュースを見つけなくてはいけないのだろう。 けれども自分は自分で変わらない。 そういうマスコミが何を言おうと、自分は止めることはできない。 自分は自分だと言うしかないし、 ファンは真実のニュースだけを信じてくれるに違いない――と。
金馬奨で、今回、彼はついに初めての賞を手にした。 が、なんと歌の部門だったのだ。 彼はまだトロフィーは受け取っていないといい、笑いながらこうたずねた。 「賞金ってあるの? もしあるなら、お母さんがきっと喜ぶな!」 本当は賞金は彼にとってはどうでもいい。 やはり、将来は別の部門で認められるチャンスのあることを望んでいる。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 2:30
見てきました、「傷城」。 いつもは1回だけでは細部までつかみきれないので、2回見るところ、 今回1回しか見ず、しかも広東語なので、字幕だけが頼りのため、 良かったとかどうとか、実は、あまり言えないのです。 でも、製作チームが、得意な分野で、たくみに語っているなという感じがして、 面白い表現法もあり、職人芸といってもいい、安心感があります。 ハラハラドキドキ、それに笑いもちゃんとまじえ、 冒頭からスムーズに映画に入っていけます。 単純なサスペンス物というより、 あちらの言葉で言う「文芸映画」としても観られるなと感じました。 独特の雰囲気を持つ映画です。
お目当ての金城さんは、先に見た人が 「演技が自然だった」と言っていた意味がわかりました。 酔っ払いの演技ひとつとっても、演技している感じでなく、 本当にアルコールが入っていそう。 いや、実際に飲んでいたということですが、酔っ払っているはずはないので、 何の違和感もない立派な演技でした。
で、どのシーンもかっこいいんです! そのかっこよさというのは「リターナー」のかっこよさとはまた違う。 飲んだくれになる前の警官時代はビジュアル的に素敵なんですが (写真よりずっと良かったです)、 アル中になってからは、その人物の様々な面を感じさせて、すごく魅力があるんですよ。 ちょっと一口で言いにくい。 ほんとによれよれの飲んだくれなのに。
「如果・愛」で演技が絶賛されたけれど、「傷城」を見て、 金城武は本当にステップアップしたんだな、と、 安心して見られるいい俳優になったなと感じました。 すごく嬉しかったですね。 今回も、やはり、その「目」が強く心を打ったシーンがいくつかありました。 でも、何を言ってもネタバレになりそうなので、ネタバレDiaryの方に譲ります。
トニー・レオンとの演技対決みたいにマスコミでは煽られていたし、 実際、2人の男優の組み合わせ、ぶつかり合いが この映画の魅力の1つでもあるのですが、とにかく、役のタイプが全然違い、 それぞれに良くて、映画の要求に十二分に応えていたと思います。
迷った末に1度だけでやめたのは、1つにはやはり怖いシーンも多く (といっても、私が近年、そういう映画は全然見ていないからで、 一緒に見た娘は、あんなの、全然平気と言ってましたが)、 少々疲れ、続けてまた見るエネルギーがあるかしらと自信がなかったのが1つ。
もう1つの理由は、前回「如果・愛」のときもそうだったのですが、 しっかり作られ、印象深く、そして余韻を残す作品なので、 続けて翌日また見るのはもったいない感じもしたからです。 わからないなりに、心の中でかみしめてもう少し味わいたい、そんな気がしました。
そのかわり、夜は娘と、あれはどういうことだったのかとか、あれこれ話し合い、 翌日は一緒に見た現地暮らしの友人と話をし、十分楽しめた気がします。 DVDが出たら、もう1度味わいたいと思います。

クリスマスツリーのイルミネーションや飾りは、 クリスマスを過ぎても、かなり長いことどこでも残っています。(信義影城にて)

バスは少ないと聞いていましたが、ホテルの窓からかろうじてキャッチ!(台北駅前) あと2回ほど、後ろがM'sの広告になっているのを発見。 これはきれいに撮れませんでした。
次の日、二二八紀念館を見学。 台北駅から歩いてそんなにかかりません。 228というのは、戦後、日本に代わって入ってきた国民党の あまりの所業に耐えかねた台湾人が、 闇タバコtの取締り中に起きた出来事をきっかけに、全土で暴動を起こした日で、 その後すさまじい弾圧を引き起こしました。 李登輝によって戒厳令が解除され、民主化が進んだことで、 タブーだった228の犠牲者を悼み、事実を歴史に残すために作られた施設です。
ちょうど行ったとき、ボランティアのガイドの人がいて、 終戦時、師範学校卒業間際だったというおじいさんが、日本語でずうっと解説してくれました。 2時間近く、体験者による解説で様々な資料を見ることが出来て、 本では読んでいたけれど、私たちが全然知らない間、 台湾がたどった苦しい道を少しかもしれませんが感じ取ることができました。
映画は1回だったけど、3日間の行程としては実りありました。 おいしいものも食べられたし、おみやげも買えたし。
ネットからも離れられ、よく歩いた健康的な生活でした。(^^) 帰宅してからは、「傷城」関係の記事をひたすら読んでいます。 夏、何月かわからないけれど、公開されたら、日本語字幕のを観に行って、 みんなと語れるのが本当に待ち遠しい気持ちです。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 1:20
| 2007年01月01日(月) |
あけましておめでとうございます |
BBSにたくさん、年末年始のごあいさつを頂き、ありがとうございました。 今年もよろしくお願いします。
武は寒い北京で、「刺馬」のスタッフ達と新年を迎えたそうで、 ちょっと「淋しい」とのこと(とフーロン発表)。
映画はとても楽しみですが、健康にはぜひ気をつけてほしいです。
3日(あさってですね)から、3日間だけですが、台北に行ってきます。
BBS ネタバレDiary ★ Go! 23:10
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