武ニュースDiary


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2007年08月30日(木) 「等待」関連記事2

「等待」については続報が出ないので、同じ内容のくり返しになりますが、
今朝出たこの記事が、今の状態のニュアンスを一番よく伝えているかな、と。
まだ「鎖定」という言葉を使っていますから、双方で合意して決まったということではなく、
作る側がそう決めた、ということです。
それと、英語のセリフというのは変わっていないのでしょうか?



ピーター・チャンの英語セリフ映画、まもなく始動
チャン・ツーイー、再び金城武と


6年間の待機(等待)を経て、香港の監督ピーター・チャンの
英語のセリフによる映画「等待Waiting」が、ついに新たに始動する。
主人公の男女を演ずる俳優には、チャン・ツーイーと金城武の起用が決定され、
すべて順調に行けば、2人にとって「LOVERS」に続く共演作となる。

「等待」は、在米の中国人作家ハー・ジン(哈金)がアメリカ国家図書賞を獲得した
同名小説の映画化で、�狢圓疎海韻伸疂�語である。
看護婦と恋愛関係になった既婚の軍医、孔林は18年待ち続け、
ついに親によって決められた妻との離婚を果たす。
2001年、ピーター・チャンはこの映画の制作を企画し、
そのために、長年の仕事におけるパートナーである、「ゴッドファーザー」のプロデューサー、
アンドレ・モーガンとモーガン・チャン映画会社を興した。
だが、その後映画は、様々な原因で手がつけられないままになっていた。
少し前、中影集団の社長である韓三平が、
チャン・ツーイーと金城武が出演することになるだろうと明かした。
このニュースはその後ピーター・チャン本人による確認を得、
チャンは「等待」は来年の初めに撮影開始をすると語った。

目下、ピーター・チャンの時代劇大作「投名状」が北京でポストプロダクションの最中であり、
これが完成後、ピーター・チャンはすぐに「等待」撮影の準備にとりかかる。
また、当初はチョウ・ユンファが主人公を演じると伝えられていたが、
6年の歳月を経て、プロデューサーは、現在チャン・ツーイーと金城武という
新世代の俳優を起用することを決定している。
(東方早報 2007.8.30)


どうなりますか、様子を見ましょう。



BBS  ネタバレDiary 9:15


2007年08月29日(水) 「等待」関連記事●甘露、「赤壁」の記録映画を撮る

「等待 Waiting」については否定の談話も出ず、その後の取材もなしという状態です。
これは大陸ニュースから。


香港の監督ピーター・チャンは、「投名状」の後、2008年4月、新作「Waiting」の撮影に入る。
既知のように、この映画はもともとチョウ・ユンファの主演で計画されていたが、
昨日、プロデューサーの1人である中影社長の韓三平が、
ピーター・チャンは最終的に、より年少の金城武をキャスティングしたと明かした。
金城武は主演女優のチャン・ツーイーと共に、スクリーンで哀しい愛の物語を演じる。
両者は「LOVERS」に続く共演となる。

「Waiting」は、在米の小説家ハー・ジンの同名の小説の映画化で、
医師と看護婦が愛のため、18年間待ち続けたという感動の物語を描くもの。
ハリウッド進出を果たしていたチョウ・ユンファが出演を承諾しており、
愛と道徳の間で抜き差しならなくなった医師、孔林(コン・リン)を演じることになっていたが、
ここに来て突然金城武に決まったことは、多くの人を驚かせた。

事情通によれば、ユンファの「Waiting」出演がなくなったのは、
ユンファのスケジュールがどうしても調整できなかったためで、
「投名状」を終えたピーター・チャンは金城武の演技に目を開かされ、
安心して彼にチョウ・ユンファに代わっての大役を任せたものという。
チャン・ツーイーは看護婦を演じる。
(華西都市報 2007.8.28)


ところで「赤壁」ですが、記録映画をあの甘露(ガン・ルー)が撮っているそうで、
詳しい記事が出ていました。
またご紹介しようかと思います。



●追記   23:50

甘露の記事は昨日の今日早報に載ったもので、非常に長い。
面白いことは面白いんですが、武のことは本文に出てこないし。
チャン・イーモウとのこと、ジョン・ウーのことが主に述べられていて、
率直に言って、「赤壁」の現在の状況は大変厳しいそうです。
ウー監督は、困難があっても外に出さず、自分で全て引き受けていくタイプであるとか。

これだけの企画ですもの、監督の長年の夢でもあるし、無事完成しますように、
私も祈りたい気持ちです。
最後に甘露が見たスター、というのが少しだけ付いていますので、そこだけ。



甘露が見たスター

トニー・レオン
「彼はとても内向的だと皆思っていますし、
私の映画では内にこもった感じだったかもしれません。
でも実際は、彼はとっくに慣れてくれていました。
7年後、再び仕事をすることになって、
前みたいにあんなにデリケートではなくなったなと感じました」

ジェット・リー
「『HERO』の出演者たちの中では、彼が一番変わりましたね。
今はとても開放的だし、話すようになり、話し好きでもあります」

金城武
「本当に偽りのない人です。
自分の生き方を持っており、ずっとスポットライトを浴びているのを嫌がります。
だから、今また彼を撮ることになりましたが、やっぱり少しかしこまった感じがあります。
でも、これは環境とちょっと関係があるんです。
例えばウクライナで「LOVERS」を撮影していたときは、
街を歩いても誰も彼を知る人がいなかったから、彼はすごくリラックスしていたんですよ」
(今日早報より 2007.8.28)


BBS  ネタバレDiary  2:00


2007年08月24日(金) 再び、三たび(新作情報)●追記

「LOVERS」に続き、チャン・ツーイーと金城武が再び共演する。
今回はピーター・チャンが監督する恋愛映画「等待(Waiting)」。
中影グループの社長韓三平が昨日この話を明かし、
ピーター・チャン監督がその後認めた。

「等待」は、在米の小説家哈金(ハージン Ha Jin)の同名の小説の映画化であり、
医師と看護師が愛のため18年間待ち続けた感動的な物語である。
時代背景は1950年代初めから60年代末まで。

ピーター・チャンは、「等待」は来年初めにクランクインするが、
主演の男女優は未定であると語った。
本紙が、中影社長の韓三平がすでに�狢膸�を洩らしてしまっている�瓩塙陲欧襪函�
ピーター・チャンは、「ぼくには話していいとは言わなかったんだよ」と、
やや驚いたようだった。
「等待」はチャン・ツーイーと金城武による、
チャン・イーモーの「LOVERS」に続く共演作ともなる。
(北京晨報 2007.8.23)


新京報によると、撮影開始は来年の3月4月頃と、監督は言ったそうです。
本当なら、驚きです。
「等待」という作品が監督の次回作というのは、少し前のニュースに上がっていましたが……。
チャン監督なら何度ご一緒でもうれしいですし、現代劇なのもいいなと思いますが、
1人の監督の連続3本の映画にいずれも主演って、かなり特別ですよね。
で、間に、この前のベニー・チャンとの映画とか、入るんでしょうか??



●追記   22:30

天安門事件を機にアメリカへ移住した哈金の
アメリカにおけるベストセラー小説「等待」の映画化は、
2001年にピーター・チャン監督による、
チョウ・ユンファの主演作として構想されたもののようです。

このときは全編英語せりふの作品で、撮影は台湾の松山で行う予定と言われてました。
主演女優にはマギー・チャン、コン・リーの2人を考えていたそうですが、
なかなか決まらず、サミー・チェンの名もあがったりしていたものの、
いつかこの企画の話は消えたようです。
今年8月になって、監督の「投名状」の次の作品として、またその名が登場していました。


BBS  ネタバレDiary 8;50


2007年08月23日(木) 「投民状」はオスカーをめざす&「死神」公開日

仕事中にも友人達からうれしいニュースが続々と。
ロボットさんのSTAFF BLOGに、「死神の精度」は来年3月公開と
正式にお知らせが出ました。
また、「投名状」も日本公開が決まったようです。
内容的にも、金城武的にも感動ものであるらしい。

さて、その「投名状」、米アカデミー賞を狙うことになったという話が、
昨日から大陸ニュースをにぎわしています。
今日は台湾の聯合報で、香港のピーター・チャンに取材した記事が出ました。


来年、中国語映画がオスカーを狙う。
大陸の代表に選抜された「投名状」は、台湾の代表になると目される
アン・リーの「色・戒」の強敵になるだろう。
ピーター・チャンは昨日電話でこう語った。
「合作の大陸側は、
確かにオスカーの外国語映画賞を狙いたいという希望を持っているが、
9月末までにかな精できるかどうか見なくてはならない。
フィルムの編集は終わったばかりだが、音楽などはまだなので、
今全力で急いでいるところだ」
オスカーの規定によれば、エントリーする外国語映画は
9月末までに地元の国での上映を行なっていなければならないのだ。

4000万米ドルの資本を投じた「投名状」は、
オスカー参戦にふさわしい作品だろうか?
ピーター・チャンはいわく、
「近年のオスカーの外国語賞映画を見ると、芸術性、商業性、
どちらも十分備えている。
「グリーン・デスティニー」のように、
以前だったら受賞するとは思われなかった映画が、賞を得ている」

来年はちょうどアカデミー賞の80周年記念にあたり、
盛大なものになることが予想される。
報道局の映画選抜に、アン・リーの「色・戒」は既にエントリーをすませているが、
順当に台湾代表となるだろう。香港はまだ決まっていない。

アン・リーとオスカーを争うことになるかもしれないということについて
どう思うか、ピーター・チャンに尋ねると、こう答が返ってきた。
「予想もしていなかった。
映画にこれが絶対的な1番だ、2番だというものはない。
3つの異なる地区から3つの違うタイプの映画を出せることの方が、
中国語映画にとってはもっと重要なことだ」

「投名状」の最初の編集版を見た大陸のスタッフは、このように話している。
映画には、戦場での人間性の葛藤や兄弟間の反目対立という、
世界中どこでも通ずる普遍的な要素があり、
中国の歴史的背景を引きずった重苦しさは全くない。
宣伝さえうまく行けば、オスカーの300人を越す、外国語映画審査の
専門委員の注目を集めることができるに違いない。
(聯合報 2007.8.23)


この「投名状」での武の役について、
「残忍さ」のイメージばかりが一人歩きしているきらいがありますが、
公式サイトの役柄紹介を読むと、役としては魅力あるし、
これまでにやったことのないタイプの役柄で、私はとても期待しています。



BBS  ネタバレDiary   22:40


2007年08月21日(火) 馬(赤壁)

プロデューサーの張家振によると、「赤壁」のクランクアップは10月末。
ずいぶん延びましたね。無事終了しますように。

映画には乗馬シーンがありますが、
以前落馬事故のあった金城武には、吹き替えを用意していました。
が、彼は自分でやると、吹き替えは使っていないそうです。
(同じく落馬で大怪我をした林志玲の場合は、
脚本を書き換え乗馬シーンをなくす配慮をしたとのこと)

今日の新浪娯楽から。


BBS  ネタバレDiary 9:20


2007年08月20日(月) 死神、musicを聞く

発売中の「Cut」9月号に載っていますと、
レインボーママさんからお知らせいただきました。

金城武が帰ってきたということで、1ページの記事になっています。
2番目のスチールも。
男っぽい激しい物語もいいですが、続くと、
こんな日常の中の静かな姿が恋しくなる。(実に勝手です)

 



BBS  ネタバレDiary 13:00


2007年08月18日(土) 「投名状」3大スター出演のいきさつ(更新)

「投名状」3大スター参加のてんまつ(更新)

ピーター・チャン監督の「投名状」は、アンディ・ラウ、ジェット・リー、
金城武という3大トップスターの参加によって、輝きを放っているのは明らかである。
いったい、なぜ3スターによる力を惜しまぬ協力が可能になったのか、
「娯楽現場」では、ピーター・チャンをゲストに迎え、
スター出演の裏話を独占でお伝えする。

時代劇を手がけたことがなく、アクションも未経験の監督ピーター・チャンは、
非常に異なるジャンルの題材をいろいろと大胆に試みた後、
今年初めての時代劇映画「投名状」の撮影を終えた。
この非常に期待を呼ぶアクション大作の撮影は、
ピーター・チャンの子どもの頃のファンとしての憧れから来ている。

「11歳のとき、チャン・チェ監督の「刺馬」を見て、強烈な印象を受けたんです。
もし、いつかアクション映画を撮ることがあったら、
この映画のリメイクが第1候補だなと」


そして「刺馬」のリメイクを真剣に考え始めたのは、
3年前のアンディ・ラウとの偶然の交流からであった。

「3年前のある日、アンディ・ラウと私の家でテレビを見ながら
おしゃべりをしていたときに、
彼が、実は1番好きなのはチャン・チェ監督の映画なんだと言ったんです。
で、ぼくもだよと、どれが好きかと聞くと、彼は「刺馬」だと言う。それも、ぼくもだよと。
そこで、そのとき、よし、それなら「刺馬」をやろうじゃないかという話をしたわけです」


3年かけて脚本を整え、ピーター・チャンは「刺馬」のリメイクにとりかかった。
以前の作品と区別するため、新版「刺馬」は「投名状」と名づけられた。
そしてアンディ・ラウが当然の成り行きで最初に主演男優として確定した。
次に、クンフースター、ジェット・リーも、脚本を読んですぐに参加を決めた。

「ジェット・リーはこの映画への出演をOKしてくれました。
それはこれが反戦映画だと考えたからです。
私は、そう言ってもいいけれど、それだけじゃないよと言いました」


「ウィンター・ソング」の成功があったことから、
ピーター・チャンは金城武に対し、この作品への出演の希望を伝えた。
だが、最初の出演要請は、断られた。

「第1に、彼はあのような極端な生活を4カ月もしたくなかったんです。
それはわかります、私もまったくそう思いましたからね。
第2には、こういうやり方もしたくなかったんですね。
こうなんじゃないかという仮説の中で、昔の時代の人間を演じるのは。
こんな様子だったんじゃないかとかなんとかかんとか、それはすごくウソっぽく思えるから、
どうしたら役をちゃんと演じられるかわからないとね」


それでも「刺馬」の末弟役は金城武しかいないと確信するピーター・チャンは、
説得工作を続け、しまいには互いの友情という切り札まで繰り出して、
勝負に出た。
その結果、望みどおり、出演を承知させることができたのである。

「私はこう言いました。
一生に1度だけ、分析しないで、目をつむってやってくれないかと。
4カ月やってダメだったら、ぼくを罵ってもいい、一生罵っても構わないと。
それでも私は彼はやらないと思いましたね。
ところが彼は言いました、わかりました、やりましょうと」


実際、アーサー・ウォン、ハイ・チョンマン、チン・シウトンという
メインスタッフは、香港映画界の精髄とみなされている陣容であり、
香港映画史上、最も多く金像奨を受賞しているスタッフでもある。
ピーター・チャンが監督するこの「投名状」に対しては、
手がけた映画数知れずのチン・シウトンも、折り紙をつけざるを得ない。

「……この『投名状』は、絶対見逃してはいけない作品だと思う。
なぜなら、見れば決して後悔はしないからだ……
そして、その後ずっと、この映画のことが心に残るだろう」
(e視網 2007.8.17)


それで、監督が早くから武の名前を出していたのに、最初の報道では、
ジェット・リーとアンディ・ラウ2人だけの出演決定が出たんですか?
ちょっと意外。
昨日、放映されたという番組で、詳しく語られたそうですが、
内容を知りたいものですね。


●追記    17:00

今日の新浪娯楽で、見たいと言った娯楽現場のメディアが見られました。
訳したところと、監督の談話が交互に出てくる感じで、
とりあえず、出演者にかかわる談話のところを、
話された場所に色を変えて差し込むことにします。↑

メディアは、こちら



BBS  ネタバレDiary 更新中  12:25 


2007年08月15日(水) 北京に現れた「投名状」スタッフ●監督、3人の主役を誉める

日付が変わってしまいました。
「投名状」については、最近、大スターぞろいなので、
限られた上映時間の中で、誰の出番を削り、誰の出番を多くするか、
監督は非常に頭を悩ませている、という話題が、新聞に頻々と出ておりました。

いわく、ジェット・リーは出資もしてるし、海外の知名度も高く、
これは多くせざるを得ない、となると残りの2人だが、金城武は監督のお気に入りだ。
だから、アンディ・ラウが削られるしかない。
しかも、撮影のとき、アンディは監督と意見が合わず、やりあっていたから――
というような話で、映画の製作中、あちらでは、
必ずこうした仲間割れさせるような話が話題として飛び出すのですが、
北京に現れた監督一行がいろいろインタビューに答えています。

ピーター・チャンを新浪娯楽が尋ねたものが以下の通り。


  
雑誌にも出始めました。いただきものです。m(_ _)m 以下の記事の出所ではありません。


ピーター・チャン監督初めての時代劇大作「投名状」は、先日最終編集を終えた。
8月11日から13日まで、ピーター・チャンは4人の主要スタッフ――
プロデューサーの黄建新、撮影のアーサー・ウォン、
衣装デザインのハイ・チョンマン、
アクション指導のチン・シウトンと共に北京に現れ、
多くの雑誌の表紙や宣伝写真の撮影を行い、年末公開のための盛り上げをする。
新浪娯楽では、この映画の最新の状況を聞くため
ピーター・チャン監督にインタビューした。

――「投名状」の製作は現在どの段階にありますか?

ピーター・チャン 編集の最終段階にあり、まもなく終わります。
これが済んだらセリフを入れ、音楽、効果音を入れ、セリフの補充をします。
公開に間に合わせるには大変きついスケジュールです。
編集に4ヶ月かかるとは、予想外でした。
以前は1ヶ月半か2ヶ月あれば終わっていました。
今回は撮影した量が多く、時間がかかりました。

――3人の男性主役の出番のカットのされ方は、大体どんな割合になっていますか?

ピーター ほぼ同じですね、どの役も少しずつ減らしている。
誰かの出番を大きくカットするということはありません。
カットはちょっとした細かい部分で、例えば反戦を表す部分です。
主役の出番ではなく、一般庶民の部分をカットしました。
しかしこれは大変残念なことでした。
でも必ずディレクターズ・カット版を作りますから、それで見てもらえると思います。

――アンディ・ラウの出番が特に多くカットされたという報道がありましたが?

ピーター 誰がそんなこと言ってるんですか? 
アンディ・ラウはどこもカットされてませんよ。
3時間余りのフィルムをカットして2時間強にしましたが、
メインストーリーや主役の出番の大きなカットは全くしていない。
基本的に脚本の後世と同じで、ただテンポを少しだけ早くしたり、
あるいは比較的人の出ないシーンをちょっとだけ短くしました。

――アクションシーンの編集は比較的難しくはなかったですか?

ピーター とても難しかったです。
アクションの場合、私は判断に割に時間がかかりますから、
ゆっくり考えなくちゃならなかった。前に撮ったことがありませんからね。
この映画のアクション部分は割に特殊でもあります。
チン・シウトンが編集するとそれを私達が少し直す。
また彼が編集するというふうで、とても時間がかかりました。
戦いのシーンはもともと20分強撮ったのですが、これは特に難しかったですね。
というのもこのシーンを通して、戦争と言うものの状態、
リアルな感覚を表現したかったからです。
しかし、我々はそんなに長い映画にするわけにはいかず、
最終的に15分にしましたが、これでも十分に長いと言えます。

――内面のドラマ部分の割合が、アクションシーンのせいで
減らされるということはありませんでしたか?


ピーター ドラマ部分の比重はやはり大きいです。
この映画は以前のものより長くならざるをえないので、
編集が済んだところで、まだ2時間15分あります。
30分のアクションシーンのほかに1時間45分ある。
それだけで私の以前の作品と同じ長さなんです。

――この映画で描かれる3人の主役は、
伝統的な意味での英雄ではないように思えますが、どうですか?


ピーター 伝統的英雄ではないが英雄でもある。説明が非常に難しいですね。
あの時代は極端な時代で、ヒステリー状態にあった。
史料を調べてみましたが、あの戦争で5000万人が死んでいます。
当時の中国の人口は4億3千万ですから、8人に1人が死んだことになります。
当時、戦争は主に南方で起こりましたから、そこでは、
8人に1人ではなくて、5人に1人だったかもしれない。

そのような極端な時代においては、身近な人はいつ死ぬかわからなかった。
今のアフガンと良く似ていると思います。いつでも死ぬ可能性がある。
この3の人物は、当時英雄と言われたし実際そうでした。
理想を持っていたからです。しかし、最後に彼らがしたことは、
道徳的見地からは、いずれも大きな異論がある。
私は、これが、我々中国で映画を撮る監督が
まだ保持している自由度だと思うのです。

一般庶民を殺害して投名状とするあのシーンは、
もし今我々が撮っているこのような製作費、このような投資規模の映画の場合、
ハリウッドでは撮ることができません。
トム・クルーズやブラッド・ピットに、
無辜の人間を3人も殺させることなど不可能です。
第1に、おそらく彼ら、スターにはやれないでしょう。
第2に、配給システムがOKしないでしょう。
というのは、彼らはこれは一般観客に対しての大きな挑戦だと考えるでしょうから。
観客は映画自体に問題があると考えるだろうと思います。
あるいは、我々だって少しずつ発展していった後には、
この自由度もなくなっているかもしれない。
ですから、中国映画の始まりの時期にこのような試みができたことは、
やはり非常に幸運だったと思います。

――地域により違う版を用意するのですか? 内地の審査が心配ではありませんか?

ピーター 違う版は作りません。審査も大丈夫なはずです。
脚本は通っているのですし、みんなこのことは知っていますから。
それに我々の映画のテーマはハッキリしています――戦争についての考え方も含めてね。
人間性というものは本当に深いです。

―― 3人の男優の演技では、誰の演技に一番いい意味での驚きを感じましたか?

ピーター 3人ともに感じましたよ。
しかし他の2人に不公平ではなく――1番驚いたのはジェット・リーです。
それは彼の演技が一番良かったという意味ではなくて、
彼がアクションでない本格的な演技を見せた映画を、私はほとんど見てないからです。
フィルムを見れば、いくつもの感情演技のシーンで、
彼はとても真剣で、人を揺さぶる力を持っているのがわかりますよ。
アンディ・ラウもこれまでとは大きく違っています。
が、私は彼があんなふうに素晴らしく出来ることを知っていましたから。
仕事をしたことがありますから、彼の演技の幅には確信を持っていました。
金城武も一緒に仕事をしたことがありますし。

――シュー・ジンレイの扮装はひどく�猝酳襪辰燭��畍�えます。
とても3人の男を迷わすような女性には見えませんが?


ピーター 当時は身近な人がいつでもしょっちゅう死んでいた時代だったでしょう、
劇中のシュー・ジンレイも非常に強い気持ちの持ち主です。
私は映画全体をリアルなものにしたい。
もし、リアルでないイメージがあれば……
とてもセクシーで、きれいメイクだったら、リアルさに影響してしまいます。
映画の主役達は、みんなある炭鉱の村に住んでおり、顔は煤けている。
だが、顔の汚れを拭うと、肌は真っ白だという、
そういう感覚が一番セクシーだと思っています。
真っ黒なその内側に非常にセクシーなものがあるんです。

シュー・ジンレイの演技は良かったです。
実は以前、この役には誰がなるかというニュースがいろいろと出ましたけれど、
あげられた女優達が演技が下手なのではなく、
私は初めから考えてもいなかったんです。
彼女らはセクシーすぎ、あでやか過ぎる感じがします。
我々がずっと探していたのは、だんだんとセクシーさがわかってくる人で、
すぐにセクシーだ、と思わせる人ではない。
シュー・ジンレイは完璧にその通りやってくれました。

――本土の市場以外で、どこか国際映画祭に参加して
外国向けにアピールすることを考えていますか?


ピーター 実はベネチアから参加の要請が来ていたんですが、
本当のところ間に合わなかった、時間がきつすぎました。
正月シーズンの映画はとても不確定なところがあって――
そうでなければ、さっさと仕上げてベネチアでもどこでも行けるでしょうが、
たいていの場合、本当に間に合わないのです。
この作品のフィルムが出来上がるのは、早くても11月中旬。
現在は編集が終わって、この後2、3ヶ月かけて特殊効果をほどこすことになります。
私は映画祭に参加することは最重要とはやはり思えない。
1つの映画がいい作品であれば、本土で上映し、海外売り込みもうまく行き、
観客もついてくるでしょう。
必ずしも映画祭に行かねばならないわけではありません。
(新浪娯楽網/文・範晨 2007.8.13)


ピーター・チャンへの取材記事、もう1つ   22:50



ピーター・チャン、「投名状」の3男優を誉める

「トランスフォーマー」公開中、観客は開始前の予告編で、
ピーター・チャンの新作「投名状」の予告を既に目にしている。
昨日の午後、蘇州に現れたピーター・チャンが、取材に答え新作を語った。

「ラヴソング」で世界の映画界に名を轟かせたピーター・チャンの作品は、
そのほとんどがヒットしている。
昨年の「ウィンター・ソング」の成功により、
「恋愛映画」の巨匠の地位をますます固めることになった。
しかるに、「投名状」はアクション時代劇であり、男を描く作品だ。
ピーター・チャンは、現在「投名状」は既に編集を完成し、
音入れの最中だと明かした。公開は12月13日。

初めての戦争アクション時代劇に対し、
監督ははっきりとした考えを持っているようだ。
「中国の武侠映画の伝統はファンタジーです。
武侠小説がもとになっていますから、歴史とは別物です。
しかし戦争アクション映画は、ただ伝統から外れればいいというわけには行かない。
だから、私は極力本物を再現するよう努力しました。
あの時代の戦争の真実を復元しようとしたのです」
この角度から見れば、「投名状」の映像表現は
「墨攻」「満城尽帯黄金甲」のいずれとも異なる。
「私は観客に新鮮さを感じさせたい」

金城武の演技について、ピーター・チャンは100パーセント認めている。
「見て御覧なさい、彼がヒゲをたくわえるとたちまち冷酷な殺人者となり、
ある種世の荒波を経た感じもかもし出しているでしょう。
非常に柔軟性があることがわかります」

同じようないでたちのアンディ・ラウは、演技はとっくに認められている。
2人の扮装が�狃垢記瓩坊垢い討い襪海箸砲弔い討蓮�
ピーター・チャンは、かっこいい人間はどんなメイクをしてもかっこいいんだと、
冗談めかして言う。
初めて仕事をするジェット・リーには、特に賛辞を送る。
「彼は以前はアクション映画に出演し、アクションが主で、
演技としての部分は決して多くなかった。
この映画の撮影ではもっと多くの演技的表現が必要だった。
涙を流すとか、ラブシーンとか、どれも彼が解釈し表現しなければならない。
結果的に、彼の演技に、私は心を大変揺さぶられた」
(揚子晩報 2007.8.15)


BBS  ネタバレDiary 今日も「傷城」が良かったので久しぶりに更新   1:50


2007年08月14日(火) 「赤壁」ロケ関係

「死神」の撮影も終わり、「傷城」の上映も残り少なくなり、
気が緩んでおりますが、今度は大陸で、他の映画の動きは
どんどん活発になってきそうです。

まず、「赤壁」の情報から。


ジョン・ウー監督手がける歴史巨編「赤壁」の撮影は波乱が絶えず、
ウーの監督生活の中でも挑戦性の強い映画となっている。
先日は大雨のためセットの一部分が崩れたが、
ジョン・ウーは予定通り完成できると信じていると語った。

先日、ジョン・ウーは大陸の南方日報の取材を受けた折、
「赤壁」はハリウッドからの復帰第1作であると同時に、
最も心血を注ぎ、準備も一番長くかけた作品であると語った。
先日の大雨で野外セットの一部が壊れたが、
プロデューサーの張家振は通信社のAPにメールを送り、
既に復旧すみであり、予定通り11月にクランクアップすると伝えた。

昨日、北京郊外の易県で雨の中、ロケ地の査察を行なったジョン・ウーは
電話でこう語った。
「大雨のため、テントなどのセットや道具の一部が破損したが、
復元は順調に進んでいる。
一番重要なのはスタッフがみな無事だったことで、撮影への影響はない」

「赤壁」は易県の安格庄ダムに大きなセットを組み、撮影を行っていたが、
北京の雨季にぶつかり、連日の豪雨で、元々窪地にある安格庄のロケ地には
水が多量に溜まり、撮影を余計大変なものにしているという。
風雨によりロケ地の被害が出ているが、幸いスタッフは一致して復旧を急ぎ、
大きな障害にはなっていないとのことだ。

「赤壁」は最近、安格庄ダムのロケ地で曹操軍との戦いという
大掛かりなシーンの撮影を行った。
諸葛亮役の金城武はじめ男優達の全身全霊での演技は
ジョン・ウーを非常に感動させた。
ジョン・ウーはこう話す。
「全体の3分の2の撮影を終えた。
大掛かりな戦いのシーンも、もうすぐ半分が終わる。
ただ、クランクアップまではまだ2、3ヶ月はかかるだろう」
(聯合報 2007.8.11)


なんだか、まだ大分かかりそうです。



BBS  ネタバレDiary ★  22:00


2007年08月07日(火) 「赤壁」共演者の話

トニー・レオンの参加、金城武の復帰で、「赤壁」も、
いよいよ大シーンの撮影にとりかかりそうです。
4日、黄盖役の張山と、魯粛を演じる侯勇が、あるイベントに出席した折、
「赤壁」の撮影についても聞かれています。

5日の青島晩報から、金城武とトニー・レオンについて語った部分を――


以前、かなり異論の出ていた2人の出演者、トニー・レオンと金城武について、
張山と侯勇は絶賛している。
侯勇によれば、彼は諸葛亮役の金城武との共演シーンが大変多いが、
今の金城武の見た目は諸葛亮そのもので、演技も風格も説得力があるという。

張山はトニー・レオンを、周ユを深いところで感じ取って演じており、
影帝の名に恥じないプロであると評価する。
また、素顔は大変穏和で親しみやすいとも言っている。
「撮影に入る前は、いつも一緒にセリフや動きについて相談します。
演技には真剣です。
言葉上はちょっと問題があって、私は北京語で、彼は広東語。
でも、撮影に入るときは、必ず北京語で私と何度か話しをします」
(青島晩報 2007.8.5)


もう1つ、燕趙晩報から、張山の発言。


ジョン・ウーの新作巨編「赤壁」は、現在急ピッチで撮影が進められている。
青島出身の俳優、張山は、テレビドラマ「三国演義」で
趙雲という英雄像を見事作り上げたが、今度はジョン・ウーに重用され、
「赤壁」のカギとなる人物――老将、黄盖を演じる。
先日、金風鳳奨授賞式に出席した張山は記者の取材にこたえて、
「赤壁」の撮影状況について明かした。

「撮影は9月末までかかります。
最後の大掛かりなシーンが赤壁の焼き討ちで、
どう考えても10日から半月はかかるでしょう」

張山は記者に、赤壁の戦いの話はみんな知っているように、
孫、劉両家が手を組んで曹に対抗したもので、
この有名な戦いにおける最も中心的な3人の人物が、
諸葛亮、周ユ、黄盖だと語る。

「黄盖は、偽りの投降をすることによって
火攻めの計略を可能ならしめたカギとなる人物。
だから、私の出番は大変多く、ここはトニー・レオン、金城武、私の
3人のシーンと言ってもいいくらいです」

撮影に入って以後、トニー・レオン、金城武と
いくつものシーンを共にしてきた張山は、2人を口をきわめて誉める。
「以前、トニー・レオンと金城武は役が反対じゃないかと言う声が多かったけれど、
実際に見れば、考えが変わるでしょう」
また、映画ファンには、トニー・レオンは完璧というイメージがあるが、
実際の本人は非常に穏やかで親しみやすい人だと話す。
「撮影の前、私たちはいつもセリフと動きを一緒に検討します。
実に真剣な演技です」

「金城武は、ただ一言、�猖性瓠柄農欧蕕靴ぁ法�ですね」
張山は金城武についてはあまり話さなかったが、強く印象に残る言葉だった。
「彼は身体条件にとても優れています。
メイクを終え、そこに行ってたたずむだけで、手をあげるだけで、
これぞ諸葛亮、という感じです」

出演契約をしたとき、張山は、どの役なのか知らなかったという。
「趙雲は、もう年齢的に無理。
だから、きっと関公だろうと考えていました。
ところが行って脚本を見たら、黄盖だったんですよ」(後略)
(燕趙晩報 2007.8.5)


情報が出てくると、できばえが楽しみになります。
セットが崩れたりとか、いろいろ困難はあるでしょうが、
いい作品を期待したいです。



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