短編集の二作目ということだ。 今回は、モチーフがすべて、手紙や電話などの通信手段になっていて なかなか面白い。 どれも趣向が凝らされていて、最後にどんで〜んとやられる。 けっこう得した気分に。 表題作は、そのタイトルに深い意味があった。
時代とともに、手紙はどんどん少なくなり、電話はケータイで どこでもかけられ、そしてたわいもないやりとりはメールで やりとりされる時代になった。 著者のあとがきにもちょっと触れてあったが、通信手段の変化と ともに、ミステリのトリックや小道具も変わってきている。 そういう意味では、ちょっとしたレトロ気分を味わえた。
ふむ。手紙も悪くないな。 でも、パソコンばかりして、漢字忘れてるよ・・・・ |
2001年12月28日(金) |
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