LEAF ↑
イヤー、音楽って、ほんっとにイイもんですね!(水野)
・・って感じですよまったく。
昨日の夜は例の「リーフ」でライブがあったんでたかちゃん(妻)と見に行ってきたんです。「リーフ」は月2回のペースでライブを開催するカジュアルなレストランで今までもロックやジャズはもちろんラテンや弦楽4重奏なんかも企画してマスターの杉さんにはいつも楽しませてもらっているのです。 で、夕べは何だったかというと、なんと、アルゼンチンタンゴ!店にはいると友人のおとぼけ夫婦がすでに来ていたのでその横にイスをねじりこんで着席。というか、そこしか空いてない。しかも、最前列。私たちと演奏者の距離は2m程度。 初めて生で聴いた眼前2mのアルゼンチンタンゴはエネルギッシュな叙情性とでも言いましょうか。バンドネオンvsピアノvsフルートのバトルロイヤル的演奏。音楽の格闘技。今回ボーカルは無かったんですが、実は色恋沙汰を題材にしている曲が多いというタンゴ。恋もある意味、格闘技なのかも知れません。 そう言えばタンゴのダンスも格闘技っぽいですよね。踏んだり蹴ったり振り回したり・・・。 ああ!そう言えば演奏してくれたバンドネオン奏者の名前を全然聞いてなかった!チケット無しの飛び込み参加だったし、本人もステージで自分の紹介はしませんでした。その代わりバンドネオンという楽器について説明してくれて、なかなか面白かったです。彼の使っているバンドネオンは1930年代の物だそうです。てことはウチの父と同年代じゃないですか! 「新しいのではこの音は出ないんですよ。」いい楽器を探すのが大変なのだそうです。いつまでもこのバンドネオンがまともに鳴ってくれてるとは思えないし、良い楽器が手に入らないということは10年後20年後まで演奏活動をやって行けるかどうかわからないということでした。 印象に残った演奏曲はタンゴの定番、「ラ・クンパルシータ」はやっぱり鳥肌モノでした。それとヨーヨー・マがサントリーローヤルのコマーシャルで演奏していた曲。「リベラ」でしたっけ?あとオリジナル曲の「予感」という曲がスリリングなスピード感で気に入りました。テープ欲しい!
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