白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2001年08月30日(木) 殺気

 盆花をとりかえに行った帰り、とある交差点を横断しようとしたら右側から乗用車が右折しようとしていったん一時停止をしたのでわたしはかまわず進行しようとすると車も同時に発進して私の自転車をおしのけるようなかっこうになった。私は「あぶないじゃないか。バカヤロー」とどなってしまった。この叫び声が聞こえたのか車は一瞬スピードを緩めたがそのまま走り去った。家に帰って報告するとカミさんは「よかったじゃない。運が悪いといまごろはボコボコにされているわよ」。殺気のみなぎっている世の中になってしまった。もしかすると車は謝りたくなったのかもしれないのだけれど。


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