今週号の小泉メルマガの話題は映画「真昼の決闘」。ゲーリー・クーパーが悪漢をやっつける話と今度の事件を重ねあわせて、「テロリズムに対する毅然とした態度は、自由と平和と民主主義を守ろうとする米国の精神そのものだ」という。だが待てよ、タリバンは西部劇と同じかなと一瞬ためらってしまう。大衆にはわかりやすいかも知れないがビンラディンを成敗するのは単なる勧善懲悪じゃないのではないのか。もっと宗教的哲学的に解き明かされなければならない論理が抜けているような気がする。