「菊次郎の夏」を観る(BS-i)。「『最後の家族』が始まるまで見ようっと」といっていたカミさんもついおしまいまで見てしまい、母親に会えなかった正男に同情してもらいなきをしていた。カンヌ映画祭のグランプリ候補有力作品として前評判が高かったが見てみて受賞を逸したのも仕方がないと思った。たけしもただひたすら「バカヤロー」を連呼するだけで生活感のないフーテン男の役では現実味がない。