白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2002年01月17日(木) 丹田呼吸法

 名作・名文の読み聞かせを教育の基本にすえキレやすい子供たちの情操をたかめようと実践している斉藤孝センセイ(明大助教授)がすすめる丹田呼吸法。鼻から息を三秒間吸って、二秒間止め、十五秒間かけてゆっくり吐くのを、六回くりかえす。こうすることで子供たちの心を落ち着かせ無駄話などをさせない気分を作る。「以前、NHK・ETVスペシャルで、この呼吸法を高校生相手に私が実験したところ、呼吸法前と後で、単純な計算の効率が非常に上がるという結果を得た。吐く息を長くする丹田呼吸法によって、意識が鮮明になり、集中力が増すのである」(「声に出して読む理想の国語教科書」文藝春秋2月号)。


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