H君は六大学野球で某大学の公式メンバーに登録されるほどの選手(投手)だったが出場の機会にめぐまれなかった。卒業後野球への夢が捨てきれなくて渡米、独立リーグで二年間プレーしたあと日本でプロ選手を目指したがこれもかなわないまま理学療法士になった。この手助けをしたのが愚息。現在郷里の病院で働いているが先日大学OB会のゴルフコンペに参加するために上京したといって我が家を表敬訪問してくれた。そのときH君とは初対面だったが焼酎をくみかわしながら話がはずみ、まだスポーツ界への夢が断ち切れないことなどの胸の内を聞かされた。目的をもって生きる若者の生き様が伝わって感動した。もう私はとりかえしがつかない年齢になった。H君の夢がかなってほしい。
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