古本屋では新古の本が百円で買えるのでよく買いにゆく。ところがこんどは大枚二千円を投じて「松本清張傑作短編コレクション」(文春文庫)というのを買った。上中下の三巻からなる。古本でがまんすれば二十冊は買えたのにと買った後でやんだが宮部みゆきの編集になるアンソロジーは読み応えがある。