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言の葉
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2004年06月24日(木) 届かぬ想い-3


こうしてバレーボールを始めたボク
懸垂が一回もできないというのが
ウソだったかのように贅肉を筋肉に変えた
そして高校受験を迎える

ボクは中学校に入る前から
その高校を受けることにしていた
4つ上の兄がやはりその学校の卒業生なんだけど
兄が入試を受ける際に
これも忘れられない話があるんだ

明日は入試という夜、母親が兄に
「明日のお弁当は何が食べたい?」とたずねると
兄は「駅で売っている『うな弁』を食べてみたい」と答えていた
『うな弁』とはもちろん『うなぎ弁当』のこと
横できいてた小学校4年生のボク

実は魚嫌いなボクなんだけど
唯一好きなのがうなぎ
『うな弁』がどうしても食べたくなって
「ボクも食べたい」と何度もせがんだ

でもどうしても「ウン」といってくれない
「どうして、お兄ちゃんだけなの?」って
泣いて問うボクに向かって
「お兄ちゃんはね、明日、とっても難しい学校をうけるの
 アナタも同じ学校を受験するなら
 その時に買ってあげる」
と母親はいった

母親としたら
うるさい子どもを黙らせるための
方便だったかもしれないけど
ボクはこの時絶対その学校に行くって
決心したんだ



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実は以来未だ口にしていないんだ
子ども心にかわした約束が果たされなかったことが
どうしようもなく悔しかったから

未だ子どもなんですかね(笑)




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