言の葉
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はるか昔の物語 ボクが会社に入って2年目くらいだっただろうか その時ボクたちの目の前を疾風のごとく 通り過ぎていった一人の女性がいる
彼女の名前は仮に神谷いずもとしておこう
彼女は中途入社でボクのいる部署に入ってきたんだ
当時ボクは男性月刊誌の編集部の2年生 まだ右も左もよくわからない小僧だったんだけど 彼女を初めて見た瞬間抱いたイメージは 後になってやっぱり正しかったんだと 一人納得したんだ・・・
「はじめまして。神谷いずもと申します よろしくお願いします」 編集会議で紹介された彼女の第一印象は
銀座のクラブのねーさん
今となっては珍しくもないけど 茶髪にアップにしたパーマ頭 どぎついまでの化粧 そして花柄のひらひらしたワンピースが なんだか時代を感じさせてくれた
少なくともボクの年代の人間は なかなかしないファッションだったんだ
そんな彼女をいたく気に入った人がいた
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