言の葉
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彼女を気に入った人 それは当時ボクがいた編集部の編集長だった
ある朝 新人もどきのボクと編集長しかいない時 彼は社内の他の部署の人に電話していた
「もしもし。橋やん、今度ウチに来た中途の子見た?」 相手の返事はもちろん聞こえません 「まだ、見てない?ダメだな〜、見にしてよ」 「それがまあ、いいオンナでさー もうふるいつきたくなるような・・・」 「いや、そんな事いわないでさ オレが入社させたんだよ: 「とにかく一回来てよ・・・」
なんか本気でいってんのか?この人って思ってしまった こんな事考えて仕事とかいってんのかね〜って 呆れるばっかし こんな風にのどかにしてたのは彼女が入社して1か月くらいだったかな・・・
事件は彼女が名古屋に出張した際起こった
その日の午後3時頃 名古屋に取材にいった彼女から電話が入った 彼女の声はとても緊迫していた 「もしもし、編集長いますか! すぐ変わって!」 幸い席にいた編集長と電話を替わると
「はい、もしもし」 「えっ!何?どうした!落ち着け」 「うんうん、なんならまずホテルの人を呼んで・・・」
どうやら名古屋で緊急事態が発生したみたいだった
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