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葬儀の日/松浦理英子(河出文庫) 2002年04月06日(土) どうにもイヤな気分です。初期作品集だそうですが。 「葬儀の日」は、まあいいとしよう。私の好みではないけれど、なんとなく伝わってくるものは、決してイヤではない。 「乾く夏」は以前読んだ「ナチュラルウーマン」と印象がかぶるので、特に新しい感想はなく。 …最後の「肥満体恐怖症」が、イヤでした。見たくないものを見せられた。それを直視することによって、自分の中で新しい世界が開かれたとかの作用があるならともかく、私にはそういう作用はなかったようで。ただ、見たくないものを見せられただけかい、ってことで。イヤな気分になりました。 「親指P」が予想外におもしろかったので他のも読んでみてたけど、たぶんこの人のはもう読まない。(だいたい、あんまり見かけないしね…) |
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