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気持ちを並べること
2002年04月09日(火)
十二国記のアニメ今日からだったのに、見忘れた〜。直前まで憶えてたのに、終わる時間に思い出した(笑)

ダ・ヴィンチを購入。本棚の特集だったの。つい羨ましくなって買ってしまったのです(笑)
やっぱり作家さんの本棚はすごいですね。あいうえお順に並んでて、しかも増えていくためのスペースがちゃんと空けて取ってあるの、理想じゃないですか。でも現実はそんなスペース空けてなんて収納できないよね。詰め込まないと。…大きな本棚が欲しい。
ああでも、書庫はやだな。私は自分の部屋が王国なんで、自分の目の届くところに置きたいです。囲まれていたい(笑) …大きな部屋が必要ね。
私の部屋は、文句を言うと怒られそうなくらい、けっこう広いんですけどね。でも物がありすぎて狭く見えると言われます。本棚すごいたくさんあるんだけど…まだ足りないです。これでも、古本屋に売ってるんだけどねえ。。

私は以前古本屋でバイトをしてたんですが、分類して仕舞うのって、楽しいですよねえ(笑) しかも、自分の部屋じゃないから、明確に並べる法則があるわけですよ。(自分の部屋だと、自分の好みを入れたくなってしまうじゃない?)
楽しいですねえ。。
ダ・ヴィンチに、我孫子氏の書庫は、マンガ家の喜国氏が遠征して片づけに来てくれたんだ、という話が載ってますが。人んちのでもやりたい気持ちは、わかります。
この間、中古CD店に行ったんですよ。そこが、すっごい狭い店内で、まったく乱雑に雑誌やらCDやらが置かれてるわけです。探すのも一苦労。っていうか、乱雑すぎて、すべてに目を通すのは不可能。
バイト代は安くていいから(でももらう)、一日ここを私に貸し切らせてくれ、整理させてくれ〜と思いました(笑)(一日じゃ無理かも)

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「好きな作家」というのをあげる時に、みんなどうやって選んでいるのかなあ。私の基準としては、「すべての著作を読んでみようという気になっている作家」です。
まあ、必ずしも全部読んでるわけじゃないんだけど。ハードカバーとか買わないし、手に入りにくいものやアンソロジーの短編も、無理して手に入れようとはしない。
あと、栗本薫は、著作が多すぎて追いつかないし、ジャンルがかなり幅広いので、読む気のないものも1/5くらい(←すごい適当)あります。それでも好きな作家にあげる。

最近、私は森博嗣の話題が多いですが、好きな作家にはあげてません。何故なら、ひとつのシリーズしか読んでないから。シリーズ以外のも読もうと思ってるけど、全部の著作を読もうとはしていないから。同様に、島田荘司も、御手洗ものしか主に読んでいないので、あげていない。ミステリで好きな作家は、と訊かれたら、この二人をあげるけど。


…作家って、オンリー志向ってあんまりないよね…(笑)
作家は、いろんな人を好きなのが当たり前じゃないですか。
本読まない人だったらいるかもしれないけど、ある程度の読書量の人だったら、私はこの作家しか好きじゃないーとか、あんまりない気がするんですが。

最近、音楽というジャンルにおいて、そのことを考えます。
音楽は、独裁的じゃないですか?
作家に対してとミュージシャンに対してと、まったく違うから、較べるのもおかしいけれど。
私はそういうものを求めてる。
なのに。一途でありたいのに、理想と現実のギャップに悩まされます。
なんでかなあ。どうして私は、それを理想と思ってしまうんだろう。どうして私は、一途じゃいられないのよ。

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私は小さい頃から、自分の好きなものの順番を決めるのが好きだった。
いちばんを決めたがるのは、それの延長かもしれない。
自分の気持ちの順番が決まってれば、安心していられる。分類通りに棚に並べて、安心していられる。
でも、ほんとうは決める必要なんて、ないんだよね…。決まってると自分が楽だから、決めたいだけなんだ。でも決めるのが大変なんだ(笑) むずかしー…のは、私だけなのかなあ。わからない。


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