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弟の家には本棚がない/吉野朔実
2002年10月22日(火)
弟の家には本棚がない/吉野朔実(本の雑誌社)

「本の雑誌」に連載されているエッセイ集の、第3弾。

・「ヘンリー・ダーガーの"非現実の王国で"」
本の概要→
http://www.aoyamabc.co.jp/public-html/RECOMMEND/art/A060600.html
ヘンリー・ダーガーのサイト→
http://www.tssplaza.co.jp/~visual/k/darger/darger%20top.html
すごく興味を惹かれたので、見てみたい本です。高い本なので、図書館にあったらいいなあと思ってるんですが。
なんていうか、作品を創造する力って、ある程度他人の反応が糧になってるじゃないですか。内容もさることながら、誰にも知られることなく自分だけのためにそれだけ膨大な量の作品を60年も続けられるというのは、どういうパワーなんだろうということにとても興味があります。

・「憶えてないけど面白かった」
これ、よくあるんですよね…。憶えてるのももちろんあるんだけど、内容を忘れちゃう本てあるんですよ。
忘れちゃったら読んだ意味があるのか?と、吉野さん自問自答してますけど、私は、その本を読んで満たされた記憶があったらまあいいんじゃないかと…。忘れてたら読み返すときも新鮮!て人もいるでしょうけど、私は忘れてもあんまり読み返さないからね(笑) むしろ、憶えてる本を読んだりします。記憶をたどりたい時に。

・「間違えた」
宮部みゆきの本をけなしている感想を、私は見たことがない気がします(笑)
私は、何年も前に2、3冊読んだことがあって、ぴんとこなかったのですよね。それ以来読んでないんだけど、あまりにもみんながすごいというので、またチャレンジしてみたいです。「理由」「模倣犯」が読みたい。


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