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「男と女の悲しい死体」上野正彦
2004年01月20日(火)
エンピツで読書日記を書かれてる方で、ちょっと変わった本をいつも読まれてる方がいるんです。感想の書き方などもさくっとしていてわかりやすいので、よく読ませていただいてます。これは、その方が最近感想に書いてらした本。図書館に行ったときに新刊コーナーにあるのが目に入ったので、勢いで借りてきてみました。
タイトルの上に「監察医は見た」と書かれているように、著者は監察医をしていた人物。いろんな変わった死体(から推察される死に方)を、紹介している本です。
私の感想としては…思ったより痛かった(ノコギリが…イタタタ)、思っていたほど感傷的ではなかった。という感じです。監察医という職業柄、ドライな見方をされる方なんでしょうね。描写も詳しくないので、想像力をたくましくしなければそんなに痛くないと思います。私は勝手に痛がってるだけです。テーマはエログロでも、読んだ雰囲気はエログロじゃなかったです。
でも、プロローグで書かれているような「生きることの尊さや偉大さ」までは、残念ながらたどりつけませんでした。
★★☆☆☆


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