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「四季 秋」森博嗣
2004年01月28日(水)
今回は萌絵と犀川先生再び。
はい、楽しかったです。サービス満点ですね、満足です。個人的には地下室に降りていく前後のシーンが好きです。いやあ、S&MだけじゃなくVシリーズ読んでよかったなあ。このために二十冊があるね(笑)
あと、いちばんウケたのが睦子叔母様の「馬鹿じゃないの、貴女」です(笑) いやあ、微笑ましくていいです。
太陽と扇風機の話もちょっとおもしろかったかな。全然役には立ちませんけどね!

というわけで、満足はしているのですが…。
この本の本筋は、”「すべてがFになる」の真の動機を語ってる”んですよね。私は、シリーズが終わった後にまた違うシリーズにつながっていったりしても別に気にならない方なんですけど、このつなげ方は、なんだかなあとちょっと思います。
だって、「真の」ってなにさ。あれは偽だったの? あれだけ読んだ人にはあれが真てことなんでしょうけど。
一冊の本として、私はそういうのは嫌だなあ。この人の、そんなのばっかりだしさ(苦笑) 読書はさらりと楽しみたいわ…。(さらりと楽しんだ結果が、上記の感想)
でも、なんとなくもう一度「すべてがFになる」読みたくなってきちゃいました。はめられている…。
★★★☆☆


「知りたかったら訊いてくれるだろう」と思っている人と、「知りたいけど、話せることだったら話してくれるだろう、無理に聞かない方がいい」と思ってる人の間の溝というのは、どうしたら埋められるのでしょうね。
私は、相手にもよりますが、普段の生活では基本的に前者なんですよ…。


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