記憶の栞
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2004年04月25日(日) 帰りたい場所

実家に帰ってのんびりすごす。
久しぶりに祖母に会って一緒に食事に行った。
天ぷらを食べました。カウンターで揚げてくれるお店は美味しい。

時間が出来たので、自動車教習所へ。
AT限定解除のため、もう一度教習を受けることにした。
免許を取得してから時間が空きすぎてるのでもう一度
入所説明会を受けなければいけないらしい。
GW中に日を改めていかなければならないとのこと。
忙しくなるなぁ・・。

帰宅。暇なので皿洗い&洗濯物を取り込み、片付け。
結婚する前は、こういうお手伝いは一切しなかったので
今更、親孝行なのかもしれない。

夕飯を母親と共に作る。
まだまだ半人前の私は料理ひとつ満足にできないので
教わることがたくさんあった。
今までは面倒で下処理とか全然してなかったけれど
とても重要だということがわかった。
夕食はみんなで食べると美味しい。

夜、子供の頃を撮影したビデオが出てきたので鑑賞。
急に、悲しくなってしまった。
若い父母や、もう亡くなってしまった祖父が元気な姿を見て、
懐かしいというよりも、
もうこんなに時間がすぎてしまったのだということに気づいた。
もう、ビデオの中に映っている私と同じくらいの子供を産んでいても
おかしくない年だ。

あの頃に帰りたいと思う。帰って、やりなおしたい。
でもどこに戻ればいいのかわからない。
記憶は時間が経てば経つほど美化されていて
理想の家族は私の胸の中にしかなく
あの頃を生きていた私は、本当に幸せだったのかと思う。
いつでも生きることに必死で、幸せを実感する時など
今まであっただろうか。
もう戻らない時を嘆いても仕方ないのだが
この数年で私を取り巻く環境が一変したのは事実。
姓が変わったし、住居も変わったし、仕事も変わった
でも、まだ、変化を認められない自分がいる。
置いてきぼりを食らって、帰りたいといい続けている。
これ以上の変化を恐れている。

中身がちっとも成長しないまま半端な大人になってしまったなぁ。
駄目人間です。


あゆな |MAILHomePage

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