| 2003年07月11日(金) |
雷は空飛ぶ食いしん坊の腹ぺこサイン |
ところで、インターネット上に書物内の一文を抜粋することは、著作権侵害に値するのだろうか? きっとしないことを祈る。 明らかに、抜粋されたものと、一冊の本の内容は、別物ではないか? しかし、今度は抜粋は、どこまでが許されるのか?という問題に直面する。 8割の抜粋は抜粋は抜粋でも抜粋らしくない。 あとは、個人の良心に期待するしかない。(本一冊の内容を伝えきらないというマナーを持つという意味で)
「ジレンマ」 現実と夢の間には 叶えられない現実がある
「サインの跡」 空に浮かぶ灰色のサイン 一面に広がって 地を這う万物は空気に溶け込んで それは雨が降るサイン
やがて雨が降り 空と地の間には 雨粒が敷き詰められている(←誤字脱字個所、訂正しました) まるで餓えた野獣が 自らのテリトリーを誇示するかのように
脇役に回った灰色のサイン 今はもう 主役を雨に委ねてる 灰色のサイン
今はもう 記憶の中に宿る 灰色のサイン
少し懐かしく 少しいとおしい あれほど嫌だったサインなのに あれほど嫌だったQちゃんなのに
「不安の制御装置」 行動しなければ 何も 痛みを覚えなくて済む
誰が 痛みを 覚えたいというのだろう?
ただ 僕は 遠くへ行きたいだけ
「人間灰皿」 彼に (灰皿ってどこにある?) と聞いたら 彼は 自分の手をお椀のように形作り 目線をそこに落し 次に僕の目を見据えた
僕は (何を考えているんだ!) と彼に言い 灰皿を探しに 足底をがむしゃらに床へ這わせ とにかく彼から離れようとした
そうして彼の手は 灰皿にならなかった
「人でない人」 僕は人でない と言った人にだけ 人でない瞬間が訪れる
随分勇気のある人だ
「うろこ」 うろこ それは反逆のデザイン
それは 最後の抵抗の証
これを剥ぐのなら もう自らの意志など無意味
うろこを持つものは そう思っている
「朝の顔たたき」 朝 ぼんやりと 周りの背景を僕と繋げようとする そうしないと 世界が 逃げ出してしまう
朝 起きてまず 顔をチトチトと手先にて確認
そして次に 同じ手先でベッドの感触を確認
そうやってつながる 世界と僕は
まずは 朝の顔たたきが肝心
そうしないとつながらない 世界と僕は
「僕と服か 僕と服とで僕か」 なんで裸で生まれてくるのか? 小さくか弱い彼らにこそ 服は与えられるべきなのではないか?
それにしても 自分の裸の姿なんて 風呂に入る前に鏡の前で見るくらいで 他に見る機会なんてないから どうもそれが自分の姿であるなんて思えない
人は服によって印象が変わる この服を着ている自分も自分で あの服を着ている自分も自分で おまけに裸の自分も自分なのだとしたら 一体いくつの自分があるのだろうか?
しかし一つ言えることがある いくつもの自分がいることで 人は自分に飽きないのだ 一つの自分しかいないとしたら どんなにつまらないだろう? つまらなかったら生きてる意味なんてないよ
じゃあいくつもの自分がいるから生きているのか それとも生きていたいからいくつもの自分をつくるのか それは僕にもわからない
―END―
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