2001年10月25日(木)



弟が帰ってきた。
1週間ぶりくらいに顔を見る。
元気そうだ。
結婚式はどうだった?と聞くと。
「オモロかった。」と言っていた。

親に感謝しつつ
夫婦の契りを結び
永遠の愛を誓う
結婚式という儀式に出席した感想がなぜ
-オモロイ-
なのか不思議でたまらないのは
気のせいだけではないはずだ。


しかし、なんせ僕の弟は
以前、友達の結婚式に遅刻してしまい
披露宴が終わった後、
大広間に正座させられて
頭を丸刈りにされた経験を持つ男だ。

阿鼻叫喚の結婚式が行われたとしても
なんら不思議ではないかもしれない。

一部、聞き出したところによると
新郎の車の後部に
よく映画でみる
-たくさんの空缶を紐で引きずるやつ-
を付けたら
速効でパトカーに止められたりしたようだ。
それは当然だろう。


ところで
弟は今回、名古屋にまで足を伸ばしたわけだ。
もちろん、僕は行った事がない。
口には出さなかったが
ちょっとは期待していた。
それは土産。
特産品かな。
それともなにかオモシロいものかな。
なにかなー。お土産ーうふふー。



土産はなしだった。
なんてやつだ。
ガックリだ。
愛が感じられない。
僕が文句を言うと
うるさい犬に餌でもやるように
うまか棒を2本、投げてよこした。
僕は馬鹿にするなっ。と投げつけようと思ったが
空腹には勝てなかった。実に無念だ。
うまか棒はとても美味しかった。
弟からの愛は納豆味だった。


土産がうまか棒て。納豆味て。
なにか目に熱いものが込み上げてきたのは
気のせいじゃないはずだ。
































ムカツクから引き出物のカップ
パクッてやった。
研究室で使う事にする。
ズズー。←早速、てぃーたいむ。

 < past  INDEX  will >
MY追加




日記才人