2001年10月24日(水) 空気が日に日に冷たくなる。山も見事に色づいてきた。夏はあんなに高かった空が寒さに凍えるように縮こまっている。ああ。もう秋も終わりに近い。つぶやきさえ遠くまでは届かないように僕のすぐ目の前に落ちた。雪が積もればさらに声は閉じ込められ今よりもさらに清々しい静けさを持つようになるだろう。やがて来る冬の気配に息の白さを確かめようと僕は大きく深呼吸をゲホッ!ガハッ!雪虫が鼻に入った。 < past INDEX will > MY追加
空気が日に日に冷たくなる。山も見事に色づいてきた。夏はあんなに高かった空が寒さに凍えるように縮こまっている。ああ。もう秋も終わりに近い。つぶやきさえ遠くまでは届かないように僕のすぐ目の前に落ちた。雪が積もればさらに声は閉じ込められ今よりもさらに清々しい静けさを持つようになるだろう。やがて来る冬の気配に息の白さを確かめようと僕は大きく深呼吸をゲホッ!ガハッ!雪虫が鼻に入った。 < past INDEX will > MY追加