ここんとこ後追いで日記書いてます。 rikuですけどもこんばんわ。 今日で夏休みも終わり 明日から出勤ということに相成ったわけですが 自分でもびっくりするくらい仕事行きたくないです。 あはーん。 俺はもっと遊びてぇんだ!(ダメ社会人)
先日の続き。 夜の9時過ぎに草津を出発した僕と、 僕の同期的存在であるところのKは 日本海を見に行く。 というまったく持って無駄な目的のために カーナビの目的地をビシっと上越に設定したのですが ここにきてふと気付いてみれば 燃料タンクが空です。 なくなりそうです。 ガソリンスタンドとかもう閉まってます。 念のためコンビニの店員さんに 近くで開いてるスタンドがないかどうか尋ねてみると 1時間ほど東京方面に逆戻りしないとない。 とのこと。
なーんか。北海道を思い出す。 嫌なよかーん。 戻らないといけないのだろうか。 んー。
ですがよく考えてみると 今はすでに10時近い。 これから往復2時間かけるのは ちょっとツライところだ。 ならば。どうだろう。 いっそのこと上越に向かっては? 途中、長野の近くを通るから そこにならスタンドくらいあるだろう。 なんせオリンピックが開かれた土地だ。 国際的な都市に24時間営業のスタンドもないなんて・・。 ふっ。考えられない(首をフリフリ)
以上の結論をもって 満場一致で先へ進むことに決めたのですが これが間違いだった。
カーナビでは気がつかなかったが 群馬から長野へと向かう途中には 標高が2000mを超える山岳地帯を通らなくてはならないのだ。 北海道出身であるところの僕と 福岡出身であるところのKは もちろんそんな事情など知るよしもなく 男なら限界へ挑戦だー。 とか理不尽な盛り上げ方をしつつ 経験したことのないほどの峠道へと突入したのでした。
いやもうなにがびっくりしたかって。 霧が。
10m先も見えないの。 そんで突然ヘアピンカーブとかあるの。 暗闇の向こうは見えないの。 全然見えないの。 おそらくすごい絶壁なの。 落ちたら死んじゃうくらい。 だんだん硫黄の匂いとかしてくるし。 窓の外の景色がたまぁに微かに見えたと思ったら なんかすごい岩肌だし。 これ登っていい道? いいの? ヤバくね? つーか燃料切れランプ点灯したよ? 標高2000mでガス欠かい? そうなのかい? プチ遭難かい?
独り言のようにKに話しかけるも 運転中のKは 霧の中に目を凝らしたまま 一心不乱に運転している。
いやぁ。 確かに安全運転でお願いしたいけども。 僕の命を君に預けているのだから 道から飛び出てもらっては困るのだけども。 ちょっと聞いてもらえる?
燃料ないんですケド!!(涙振りまきつつ)
嫌な予感的中。 もう。ここにきてまで捨て身でネタ作るのかなぁ。 なんてちょっと自分の人生を振り返りかけましたが 運が良かったのか Kのドライビングテクニックが良かったのか なんとか麓まで下り切ることができ 長野の隣、中野という街でなんとかスタンドを発見。 漏れる寸前でトイレに駆け込んだ時のように スッキリした面持ちで再出発をきり 上越に到着したのは日付も変わろうかという頃。
もちろん日本海なんて暗くて見えるわけもなく 僕らは海水浴場の駐車場に車をとめ 寂しく車中泊したのでした。 ザザーン。ザザーン。
あれ。なんだか書いてて胸がズキズキしてきた。 気のせいだと思うことしよう。
翌日、 陽に照らされた日本海を見てみるも 特にこれといってフツーの海だったので そのまま次の目的地、伊香保に向かうことにした。 一体僕らはなんのために新潟まで来たのだろうか。 という疑問を同行者であるところのKに言ってみたところ 彼が言うには それを認めたら敗北になる。 ということでした。 いや。つーかもう負けてるんじゃ・・・。
とにかく。 気分を取り直して伊香保へれっつごー。
先日は東京から上越まですべてKが運転をしていたので この日は僕が運転をすることにする。 伊香保は群馬にある街であるので もちろん昨日通った道を戻ることになる。
あの山岳地帯だ。
これがまた。 昼間登っても怖いくらいの急カーブの連続。 曲がりすぎ。 つーか登りすぎ。 峠とかじゃなくて ほんとに山登ってますこの道。
登り切るまでに一体どれくらいかかったか。 やっと山頂らしきところへ来ると なにやら観光地みたいなところがありました。 昨夜は霧でなにも見えなかったので こんなものがあったなんて全然知りませんでした。
さっそく昼飯がてら寄ってみると どうやらこの山は白根山という山で 噴火口が見れるらしい。 という情報を手に入れ Kと二人で見てきました。
 すげー。きれー。
これは登った甲斐があったってもんです。 下りもちょっと運転怖かったけど あれはキレイだったなぁ。 もう二度と登らないと思うけど キレイだった。うん。
で。そのまま伊香保へ。 なんだか書いてて全然まとまりないし 読みにくいと思いますが そのへんは無視の方向で話を強引に進めます。
はじめは伊香保に行く予定だったんですが 観光ブックをみていると 近くに良さ気な温泉があったので そっちの方へ足を伸ばしてみることにしました。 四万温泉。
それはほんと山の奥深くにあって 人も少なく 素晴らしい温泉でした。 風呂もきれいだったし。 露天風呂の見晴らしも最高。 天気もいいし 言うこと無しでした。
 露天風呂からの見晴らし。
どうです。 キレイでしょう! 素晴らしいでしょう! 北海道にもなかなかないですよこんなの。
ただまぁ。 ひとつ気になったことがあるとすれば 外から丸見えってコトかな。 フツーに車とか通ってるの見えました。
それでもあれは入る価値があると思う。 開放感もあって 見られるとかどうでもよくなるし。 ぜひ一度、みなさん行ってみて下さい。 女性の方だって裸見られるのとか どうでもよくなるに違いありません。 その際には誘ってくだされば 同行させていただきたいと思います(覗く気マンマン)
その後、 まったりした風体で伊香保へと向かい そのまま榛名湖まで足を伸ばしつつ 名物のわかさぎ定食なんてものに舌鼓を打って おもきし土砂降りにあったりしながら 帰りたくねぇー。 戻りたくねぇー。 といいながら東京へと帰還いたしました。
忙しい夏休みだったけど。 疲れたけど。 楽しかったです。
今度はいつ行けるのかなぁ。 こんな旅。 明日から仕事だなぁ。 行きたくないなぁ。 修士論文で忙しいときは 学校燃えてなくなれとか思ったけど 会社燃えてなくならないかなぁ(それはマズイだろ)
最後に 読みにくい文章で大変失礼しました。 僕、思ったんだけど 旅日記って難しいネ!(もう二度と書かん)
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