先日は世に言うところの クリスマスイブであったわけで ということは今日はクリスマスということになる。 クリスマスという日は なにがめでたい日なのかよく分からないまま 小さな頃から楽しみにしていて 世間一般ではいい年したオトナまでもが クリスマスクリスマスとアホみたいに騒ぐわけである。 ともかく 今年一年良い子にしていた人に サンタクロースと呼ばれる無償奉仕が生きがいのジジイが 朝一番でプレゼントをくれる日なのである。 それは子供でなくても楽しみにするのも無理はない。 ちなみに我輩は 昨晩眠りにつくまえに 膝をつき 手を胸の前で組み 静かに目を閉じてから 天に向かってこうお願いした。
「先日買った宝くじ当てやがれ。」・・・と。
目先のプレゼントをねだるどころか 願掛けの神様みたいな扱いである。 まぁいい。 どうせメイドくれって言ってもシカトなんだから それくらい役に立ってもらいたいサンタ。
ま。30枚も買ったんだから当たるだろう。 つーかもう3億円もらったな(にやり)
最近、近くのペットショップ屋に なんとパグの子犬が入った。 しかも兄弟で2匹。 会社帰りに見かけて 思わずフラフラと店の中に入り パグの檻の前で ヨダレをたらさんばかりに眺めていたら 店員さんが同情したのか 「抱いてみますか?」 と言って来た。 ビバ。 ものすごい勢いで首を縦に振った我輩に 間もなく産まれて2ヶ月の子犬が手渡される。
もう。 もう。 もう。 ヤラれた。 ヤラれたね。
寝るの。 腕の中で寝るの。 寝息たてて寝るの。
もうもう。 癒されすぎ。
我輩は子犬の寝息を数えるように 二人だけの世界へと没入した。 ところが店員がヒマなのかよく話しかけてくる。 邪魔をするな。 俺は今、浸ってるんだ。 とは口に出さず 出身や仕事の話などを軽く交わす。 店員さんと仲良くなれば毎日通えるかも。 という打算があったわけでは断じてない。 あくまでコミュニケーションである。
そうやって 30分も幸せな時間を過ごしただろうか。 店が閉店するというので しぶしぶ子犬を返す。
「ま、また来てもいいですかねぇ?」
という言葉に 店員は「いいですよ。またいつでもきてください」 と言った。 我輩に向かって言ってはならない言葉を吐いたなコイツ。
なので我輩は 「ありがとうございます。買いもしないのに。」 と購入するつもりが全くないことをさりげなく断言しておく。 いや。欲しいんだが。欲しいんだが。
とにかく いきつけのペットショップができたので 仕事が早く終わった日には 必ず寄って帰ろうと思う(にやけつつ)
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