米国発 金融危機関連情報

2009年01月13日(火)  ビッグスリー 電気自動車で生き残れるか 

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2009年1月13日

1、北米自動車ショー、日欧勢少なく異例の幕開け
                2009年1月13日  日経
2、トヨタ、電気自動車を日米欧で12年までに販売
2009年1月12日22時58分
3、電気自動車で生き残れ ビッグスリー、市場投入へ自信
2009/1/13  http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200901130010a.nwc
4、自動車厳冬:/上(その1)従業員デモ行進 異例の北米モーターショー
      2009年1月13日 毎日       5、米大手2社資金不足の可能性示唆 GM、クライスラー首脳
                   2009年1月12日 16時46分中日新聞

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1、北米自動車ショー、日欧勢少なく異例の幕開け
                     2009年1月13日  日経
 世界最大級の自動車イベント、北米国際自動車ショーが11日デトロイトで開幕した。金融危機で新車販売の不振が続く中、各社は電気自動車や新型ハイブリッド車など次世代の環境対応車を目玉に据える。ただ、おひざ元のビッグスリー(米自動車大手3社)が米政府支援を受け再建中のうえ、日欧メーカーの参加中止も相次ぐ異例の展開。例年のような盛り上がりは期待薄だ。
 北米自動車ショーは11―13日まで報道陣向けに公開。17―25日まで一般公開される。今回のショーでは、日産自動車や三菱自動車、スズキなどの日本勢がコスト抑制を理由に相次ぎ出展を中止。欧州勢も独ポルシェ、伊フェラーリが不参加となった。全体の出品車両数も50弱と例年に見劣りする。(デトロイト=阿部哲也)(11日 23:17)
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2、トヨタ、電気自動車を日米欧で12年までに販売
2009年1月12日22時58分
 【デトロイト=鈴木暁子】トヨタ自動車は12日、2012年までに日米欧で電気自動車(EV)を販売する計画を明らかにした。環境問題やガソリン価格の高騰などで米国でもEVへの関心は高まっており、量産を視野に入れた車両開発を加速させる。11日に現地で開幕した北米国際自動車ショーでは、超小型車「iQ」にリチウムイオン電池を搭載したEVの試作車を出展した。
 「FT―EV(Future Toyota Electric Vehicle)」と名付けた試作車は、1回の充電で約80キロまでの近距離移動を想定している。iQをEVのベース車両にするかどうかは未定という。
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3、電気自動車で生き残れ ビッグスリー、市場投入へ自信
2009/1/13  http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200901130010a.nwc
 米自動車大手3社(ビッグスリー)が、経営難打開の切り札とすべく電気自動車開発を加速している。11日にデトロイトで開幕した北米国際自動車ショーで、フォード・モーターが新たに開発競争に参加することを表明。GM(ゼネラル・モーターズ)は、来年発売する電気自動車「ボルト」の電池を韓国のLG化学から調達することを明らかにした。

 フォードは2011年までに、カナダの自動車部品メーカー、マグナ・インターナショナルと共同で、電気自動車の発売を目指す計画だ。フォードで製品開発の世界責任者を務めるデリック・クザック氏が11日、米ミシガン州デトロイトで開催されている北米国際自動車ショーで明らかにした。

 ≪160キロ走行可能≫

 同電気自動車はリチウムイオン電池で駆動し、時速160キロで走行するという。大きさは同社の小型車「フォーカス」と同程度になる見通しだ。

 フォードは08年6月、電気自動車に対する需要が見いだせれば、研究開発に投資を行うとの考えを明らかにしていた。今回、新たに開発競争に参入することで、トヨタ、日産、GM、クライスラーなど先行メーカーに追随する。

 フォードの副社長、スー・シスキー氏は取材に対し、フォードは採算性のある電気自動車を開発するという目標を達成できるだろうと自信を示した。

 マグナのドン・ウォーカー共同CEOは11日、フォードと共同開発する電気自動車は、もし需要があるならば、11年に最大1万台を製造する見通しであることを明らかにした。

 北米で唯一、完成者を製造する部品メーカーであるマグナの最高技術責任者を務めるテッド・ロバートソン氏によれば、1年前から電気自動車の設計を始めていた。マグナは08年前半に試作車を完成させ、テスト走行を行っているという。

 一方、来年11月に「ボルト」の発売を目指すGMは、電池の最初の供給業者として、韓国最大の化学メーカーであるLG化学と契約を結ぶ。この取引に詳しい複数の関係者が明らかにした。

 電気自動車開発では電池が鍵となる技術で、各社が開発にしのぎを削っている。GMは電池供給業者が決定したことにより、目標としている来年の販売開始に一歩近づいた格好だ。

 ≪3時間で充電≫

 GMは同社の工場の1つで、電池の製造を行う見通しだという。GMはこれまで2社を対象に、電気自動車向け電池の選定を行っていた。1社はLG化学で、もう1社は、GMと米A123システムズが共同開発した技術を用いて、独自動車部品メーカーのコンチネンタルが供給する電池。後者の電池も将来、採用される可能性があるという。

 4人乗りのボルトの電池は、一般的な120ボルトの電源を使って約8時間で充電することができる。240ボルトの電源なら、3時間未満での充電が可能だという。

 来年に電気自動車の生産開始を目指すクライスラーは、電気自動車の新車種、”ジープ・パトリオットEV”を公開した。同社の電気自動車は全4モデルとなった。クライスラーは2010年までの電気自動車生産という目標に向け、スポーツ型多目的車(SUV)の開発を行ってきた。

 ただ、今回公開したパトリオットEVは、クライスラーEVやジープEV同様、搭載したガソリン・エンジンによるモーターの充電機能を備えたハイブリッド車。ダッジEVが唯一完全な電気自動車で、家庭用コンセントによる充電が可能だ。

 クライスラーの製品開発主任、フランク・クレゴン氏は 11日、開催中のデトロイト・モーターショーで声明を発表し、「顧客の車庫にEVを提供するための準備は着実に進んでいる」と、自信を見せた。

 同社は13年までに北米で電気自動車4車種を開発するとしているが、この計画は40億ドル(約3609億円)の政府ローンを受け取った後、同社がどう再建するかにかかっている。昨年の米国での売り上げは30%下落、昨年上半期だけで少なくとも10億8000万ドルの損失を出している。(Jeff Green、Hugo Miller)
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4、自動車厳冬:/上(その1) 支援求め、従業員デモ行進 異例の北米モーターショー                    毎日新聞 2009年1月13日 東京朝刊
 ◇「業界殺すと国も死ぬ」
 【デトロイト(米ミシガン州)斉藤信宏】世界最大級の自動車展示会「北米国際自動車ショー」が開幕し、米自動車大手3社(ビッグ3)をはじめ主要自動車メーカーが華々しく新型車を披露している。しかし会場を一歩出ると、休業中の自動車メーカー従業員らの「自動車(業界)を殺すと国も死ぬぞ」との叫び声がこだまする。ビッグ3の経営危機に直撃された自動車の街は、不安と怒りに震えていた。
 ショーが開幕した11日、氷点下4度のデトロイトで、全米自動車労組(UAW)加盟の従業員ら約30人が楕円(だえん)状にデモ行進していた。
 「誇りを持て。米国製品を買え」「中間層は米経済のエンジン」「自動車工場の労働者に必要なのはイラク戦争でなく健康保険だ」などと書かれたプラカードを掲げている。
 カービン・バックマスターさん(56)は、隣のオハイオ州から行進に駆けつけた。職場のクライスラー工場は12月19日から1カ月間、操業を停止している。「3人の子供が職につけず困っている。政府に言いたい。懸命に働いている人間を見捨てないでほしい」。星条旗を掲げ、早口で訴えた。
   ×   ×
 気温15度の会場内には磨き上げられた各メーカー自慢の新型車が並び、例年と変わらないように見える。だが、昨年まで出展していた日産自動車、三菱自動車、スズキは参加せず、ホンダも恒例の社長会見を見合わせ、新車の展示のみ。欧州勢は伊フェラーリと独ポルシェが出展を中止し、一時はショー開催すら危ぶまれた。
 これまで派手な演出でショーを盛り上げてきた米自動車最大手で地元に本社を置くゼネラル・モーターズ(GM)も、音と映像を組み合わせたきらびやかな出し物はなし。代わりに従業員や販売店の有志約100人が動員された。
 分厚い上着を着込んだ屋外の行進と違い、軽装で小ぎれいな従業員らが「準備はできたぞ」「電気自動車(EV)の登場だ」と大書されたパネルを掲げ「レッツゴーGM」と繰り返す。すると、新開発のEVが静かに滑り込んできた。
   ×   ×
 だがGMとクライスラーの首脳は「2〜3年後には(EVの)量産が可能になる」(GM・ワゴナー会長)などとEV開発に意欲を見せながら、4月以降の資金繰りのメドがつかなくなる可能性を示唆。
 クライスラーのジム・プレス社長は「我々にないのは量産のための金だけ」と、暗に政府に追加支援を迫った。労使一体でEVをアピールする姿に「オバマ次期政権が掲げる『代替エネルギーへの投資』の資金を手にしたい」との思惑が透けて見える。
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5、米大手2社資金不足の可能性示唆 GM、クライスラー首脳
2009年1月12日 16時46分中日新聞
 【デトロイト12日共同】経営危機に陥っている米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの首脳は11日、米政府が昨年12月に決めた計174億ドル(約1兆6000億円)の公的資金による両社への緊急融資では、資金が不足する可能性があることを明らかにした。デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、記者団の取材に応じた。
 オバマ次期米政権がビッグスリー(自動車大手3社)支援でどのような対応を取るかが、あらためて焦点になりそうだ。
 GMのワゴナー会長は同社が受け取る予定の計134億ドルについて「(自動車)市場の低迷が続く見立てで3月までに必要とした金額。市場はその通り落ち込んでいる」として、販売動向次第で4月以降、資金が不足する恐れをにじませた。
 40億ドルを受け取ったクライスラーのナルデリ最高経営責任者(CEO)も「最初の要請は70億ドルだった」と述べ、追加支援がなければ、資金繰りが行き詰まるとの見方を示した。


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石田ふたみ [MAIL]

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